そうなる日が来るかもしれない。

と思っていた日がやってきたようです。

どうもね…。

しかたないじゃん!

と思うのだけどね…。

相手の気持ちもわからなくもないのですよ。



あ、愚痴です。


土日、子どもと楽しく遊ぶために。
もやもやはここで吐き出しておこうかと。

お時間のある方、お付き合いください。


実は最近、うちの長男が、ちらちらとですが、
ローカルテレビやローカル雑誌に出たりするようなことが続きました。

アタシは親なので、

とにかくうちの子はガバイィィィ!!!!!
もう、ほんとぎゅうううううううっってずっとしてたい!!!

ってくらい、かわいいと思っていますが、

冷静になり、第3者目線で考えると、見た目は良く言っても中の中です。

へたすると…

いや、みなまで言いますまい。

そんな見た目なのに、なぜオファーがあるのかというと、
最近の制作会社さんは「どこにでもいる子」がほしいようです。

そんな折に、アタシがお世話になっている事務所の社長さんが、
「中の中」の長男をみて気に入ったようで、
ちょいちょい仕事を振ってくるようになったのです。

そうはいっても、出番はチラチラなので、
親戚くらいにしかお知らせもしていなかったのですけども。

しかし、この夏は、特別目立つものがあり、

「あれ、おたくの長男君でしょ?」

と言われることがよくありまして…。

うちの長男は、芸能関係のお仕事に特別興味があるわけではなく、
なんとなく、言われるがままにやっている状態で。

それを良く思わない人がいるだろうな、
というのは以前から考えていたのですが…。

回避方法が見つからぬまま、その日を迎えてしまいました…。

うちの子たちに仕事を振ってくる事務所には、
いわゆる「養成所」的なところがあるのです。

毎月お月謝を払って、レッスンに通うわけです。
その結果として、お仕事をもらうわけなのです。

しかし、そこには長男は通ってません。

わが家からすれば当然です。

芸能関係に進ませる気もないし、
何より当人にも特別な想いはないのですから。

元々、アタシ自身が演技関係のレッスンをする側でもあったので、
必要であれば自分でレッスンします、という気持ちもありまして。

でも、「あれ?」と思っている親御さんがいても、
直接会う機会もないので、言われることもなかったのですが。

ちょっと前に友達に事務所を紹介してくれ、と頼まれた話を書いたのですが。
※気になる方は以下をご参照ください。

その友達に言われました…。

この友達、とりあえず子ども二人を入所だけさせたそうでして。

子どもはうちの子と同い年。
見た目的にも、まあ、うちの子より太目かな?というくらいの差しかないので、

「なんで潤子のところの子ばっかり選ばれるの?
 潤子のところの子どもって、レッスン行ってないよね??」

と、LINEで思いをぶつけられました…。

うーん。

なんで、と言われると…。

運がいいから。

に尽きると思うんですけどね…。

まあ、人となりも重要な業界だとは思いますが、
誰と出会い、誰に気に入られ、誰を信じるか。

決めるのは自分ですが、気に入られるかどうかは運、
それぞれの好み、ですからね…。

ローカルとはいえ、やはり、オーディションはあります。

直接会って選ばれるものもあれば、
書類だけで決まるものもあるし、
動画を送って決まるものもある。

事務所に向けて各制作会社から募集があった時に事務所の人が、
誰を出すかを決めて、応募するわけです。

依頼のあった仕事内容に対して、なるべく希望にそぐった人材を派遣する。

役者業も、「人材派遣業」なので…。

名前でオファーが来るLvになれば、話は違いますけどね。

たとえば

『目が大きくて明るいかわいい子!』

と言われれば、間違いなくうちの子は違う。
その友達の子も、おそらく違う。

『普通の小学生の男の子。』

と言われれば、うちの子も、友達の子も、当てはまる。

でも小学生って、1年生から6年生までいて、男子だけでも30人はいるのに、
全部は出せないから、ある程度絞り込んで出すことになる。

この「絞り込み」の作業がまず第一関門。

選定作業する人に「気に入られていること」が条件になってきます。

てことは、普段事務所の人と関わりの少ない子
(名前だけ在籍してて、レッスンには通ってない子)や、
前に関わりがあったけど、すごく印象の悪いことをしてしまった子、は
選定から否応なしに外れます。

あと、子役の場合は「親」も、その条件の中に当てはまります。

「口うるさい」「常識がない」は論外ですが、
それ以外にも「その子の親でも十分現場対応できるかどうか」
というところもあるようえす。

小さな事務所の場合、仕事がかぶると、マネージャーさんが
現地に行けないこともあるので、事務所の人間がいなくても、
仕事を成り立たせてくれる親は重宝されるわけです。

細々とはいえ、何度か自分自身も仕事をしているアタシと、
この道に子どもが入ったばかりの友達とでは

頼りにされる度合いが違うのはしょうがないよね?!?!

…と思うのですが、それは言い辛かったり…。

また、友達の子のところには、今のところ、
「書類出してもいい?」
の話もないそうで、それがまた気に入らない…。

「潤子のところと変わらないのに!」

って言われるんです…。

でも実際には「変わるところがあるんです」…。

事務所の社長に言われました。

「あそこの子はねー太すぎるのよ。」

あぁ…(´・ω・‘;) 

確かに、事務所紹介したときに言ってたもんな…。

「太目が必要な時には使えるよ!」って。

つまり、今回の募集の『普通の小学生の男の子』の
『普通の』の枠から外れているので、NGと…。

あ、これ、別に「肥満な人=普通じゃない」、
と言いたいわけではないです。

あくまでも「標準」サイズではない、ということですので
誤解の無いようお願いします。


でも、よくよく社長に聞いたら

「エキストラの話は振ってるのよ?」

って。

え、それなのになぜ。

と思ったら。

「でもねー、エキストラなら今回はやめときますー、
 親が仕事で連れて行けないんで、って言うのよね…」

(;・д・) ナンダソレ。

「要はうちの子じゃなくてもいいんなら出しません、
 っていうスタンスなのかなー?」

そりゃだめだ…(´Д`) =3 ハゥー

やっぱり小さなことからコツコツと。ですよ。

エキストラで、確かに、監督さんもプロデューサーさんもだーれも、
自分の子どものことみてないかもしれない。

でも、見てるかもしれない!

ほんとにでっかい仕事とりたいならまず小さなことからコツコツと!!!

うちだってねー、長男は100人近いエキストラからスタートしてんのよ!
しかし、そこで社長の目に留まったわけですから、やはり意味はあったのです。
(いや、意図してなかったですけどね…)

てか、そんな奴に文句言われたんか―い!!!

なんか腹立ってきた!


で、今に至るのです。

結局のところ、友達に、何も言えてないけど…

この業界のシステムとか、教えてあげるべきなのかなぁ。


でも、スタートで「文句口調」だとイラッとしちゃって
何も言いたくなくなるんですよね…。

まだまだ修行がたりんなー。


しかし、書いたことで頭の整理はできました。
ありがとうございます。

さて、土日です。
皆様、事故・熱中症に気を付けて、素敵なお休みをお過ごしくださいね(´∀`)/

コミケに行かれる方は特にお気を付けください・・(´・ω・‘;)