クリは車椅子を二つ持っている。
家用の小さな車椅子と、
学校に置いてあるパープルの大きな車椅子。

本来学校に置いてもらう事はできないのだけど、
我が家には大きすぎて、置く場所もないし、千秋さんが引っかかって危ない。
高さも高いので、乗せる事も難しい。

そこで学校にお願いして、クリの教室に置かせてもらっている。


今日はシュライナーホスピタルに、パープルの車椅子の修理にいった。
クリの身長が伸びて、不具合が出てきたからだ。





・・・といっても、こういう事が一日仕事だ。
パープルの車椅子はたたんでも私の車のトランクに入らないので、
私は自分の車を運転し、
クリとエイドのダイアナは、予約していたハンデイバン(介護用タクシーみたいなもの)に乗って、
現地で落ち合った。


何度か書いているが、シュライナーホスピタルは整形外科専門の子供病院で、
寄付金で成り立っている。

アメリカだけでなく、環太平洋各地から、患者が来る。
日本からも何人か患者が来ている。




こちらがロビー。


うまく撮れていないけれど、クリはここの水槽が大好きだ。




そして腕置きの高さや、足置きの壊れた部分を直してもらった。


ここ数年で、どんどん身長が伸びたクリ。
はっきりは測れないが、163~165cmはあるだろう。
体重は45kgぐらいかな。

ちゃんと胸は発達している。



これ以上身長が伸びたら、どうすればいいの。
ママは今だって、立たす事もできないのに。。


成長した嬉しさと、現実の空しさと。

でもさ、
いつか、「大丈夫。車椅子なんていらない」という日が来るといいね。

いつかそんな日が来て欲しい。