昨日から県美工芸展が始まり今日13時30分から工芸部門の批評会があり行ってきました。
今年は久しぶりに芸術祭賞は陶芸から出ました。
水平変相
準芸術祭賞
孔雀
芸術祭奨励賞
ほおずき文花器
私の作品
入選
青い薔薇に願いを込めて
招待作品
象嵌泥彩樹林文壺
審査員:佐伯守美先生
黒柿釉花瓶
審査員:床井崇一先生
臨界譜
運営委員:谷口勇三先生
批評会が終わってから、各先生たちに自分の作品以外にもいろいろと質問させていただきご指導を頂きました。
今回わが作品への批評
作品からの呼びかけが今一つ見えない。
薔薇の花だけだったら手芸かなとみられるかもしれない。
手の造形にしても、ビジュアルな造形を目指すとなればもっとリアルに作られた作品も存在する。このままではどっちつかずなので、
ちょっときれいな薔薇の花とか、ちょっと変わった置物と言った評価になってしまう。
今回、入選だけど入賞には程遠いと忖度の無い評価でした。
そして造形作品を作るなら、対象の造形を思い切ってデフォルメして行くか、それとも精密表現に徹するかを決めて、そこから作品を通してなにを呼びかけたいのかを明確にすることが必要です。
そのためには諦めないでコツコツ作り続けて失敗作も保存しておいて常に如何表現するか作陶意識を持ち続けることが大切とアドバイスを頂いた。
また別の先生からは、何も考えないで楽しみながらコツコツ作っていると突然ひらめくこともあるので余り思いつめないで陶芸を楽しんでとのアドバイスもあった。