夢の共演 | 絶海の瞬きに咲く

絶海の瞬きに咲く

墜ちゆくのが運命ならば、
羽ばたくのは宿命だろう。

 









京葉工業地帯の海沿いに
近未来的な設計の
新しいイベント広場が誕生。

およそ7~8万人の
収容を可能とする
野外大音楽堂。
(渋公を何倍も広くした感じ)

内陸には
その広場を取り囲むように
ショッピングモールが帯を成し
更にその周辺では
隙間を埋めるように木々が林立する。



海を背にした
縦80m×横150mのデカルチャーなスクリーンで

「攻殼機動隊の最新作が上映される」

という情報を雑誌で確認。

チケットを確保したのち
友人と3人で観に行くことにした。






都内からの出発で道のりが長く
また
いまいち地理も理解できず
電車を乗り継いだり
タクシーをつかまえたりしながら
ようやくのことで
19:20の開演時間ギリギリに辿り着いた。






割りと後ろの席でも
余裕で巨大に感じるスクリーン&ステージ。

観客はコンサートばりの熱気で
蒸し上がっている。






しかし

映画が始まるのかと思いきや

突然

cali≠gariのVo.によるソロライヴがスタート。
ステージは暗く、演曲もしっとりめ。



今のうちに、と思い
御手洗いのため
いったん席を外す。

怪しい雰囲気を醸し出す
初老の男性に横目でチラ見されながら
我慢の堰を切ったかのような用を足し
良い感じに力が抜けて席に戻ってきたらば

ステージが次第にまぶしくライトアップ☆

演者交代かと思った矢先
スクリーンに映し出され
登場したのは










石井竜也!










氷室京介!!










TERU(GLAY)!!!










なにこのミュージックフェア!!!
(*≧艸≦)


観客大歓声。


みんな立ち上がってのライヴがスタート。
(あれ?攻殼…)



TERUさんの
髪が短く
背も小さく
やたら若々しかったことが気になりつつ。



米米CLUBのメドレーや
ヒムロック×GLAYのコラボ曲で
会場のボルテージが上昇し続けるのを尻目に
僕の前に座っていた友人takkaが
風邪気味な表情で
半透明な汗を流しグッタリしている。















救出しようか

放っておこうか←

微妙に迷ったところで
目覚めた12時30分でした
(ρω=)オハョ