お疲れさまです。
もう梅雨入りのようですね~^^
今年は梅雨が早い感じですが数日暑かったので、少し涼しくなってありがたいです。
ご覧のみなさま、
温度変化が大きいですから体調を崩さないようお気をつけ下さい(^_^)
さて、先月のこと。
石友さんにお誘いいただき少人数で水晶採集に行ってきました。
ちょっと長いレポートです^^;
かねてより行きたいと思っていた水晶の山。
永く恋焦がれてきた…気品ただよう水晶。
水晶好きには たまらない体験のはじまりです♪
★1日目~
集合時間は、お昼前(11時)にも関わらず、前の晩はワクワクして眠れず( ゚ω゚;)
夜中に起きだしてゆったり支度。
東の空が青く白み始めるくらいから高速をひた走り、集合場所へと向かいます。
・・・やっぱり早く着きすぎたので周辺をうろうろ。
コンビニで休憩して集合場所へ(;゚∀゚)
こんにちは! はじめまして! の挨拶を交わし、
さっそく山へ向けてズンズンと車は走ります。
水晶が見つかる山は、少しだけ遅い春の様子でした♪
天気が良く、かといって暑くもなく。
まだ青の色が薄い空の下、ちょうど田植えシーズンで
水を張った田んぼに白い雪をのせた青い山々が映っていました。
鉱物採集といっても石だけではなく「こんな美しい風景もお土産」
そんなゆったりした配慮をしてくださる主催の石友さん。
めっちゃ楽しいです~♪
初めてこの場所を訪れるメンバーに配慮くださり、美しい場所、
見学できる場所等で度々車を停めてガイドしてくださいます。
このお心遣いがうれしすぎます(*´∀`*)
さて、いよいよ採集ポイントが近くなり、駐車して歩きはじめます。
杉林の中をてくてくと歩きます。
登ります。
歩いているとキラキラした微細な水晶がついた石英塊がだんだんと多くなり。
1つ1つの石を勘でチェックしながら歩きます。
いよいよ採集ポイントへ到着!
みんな思い思いの場所にわかれ、石を探します。
手鍬でズリ石を掘り返す形での採集です。
今まで、三川鉱山などでのズリ石からの採集はやったことがありましたが、
表面の石を軽くずらすくらいの採集でしたので、
手鍬で掘り返しての採集は実はあまり経験がなく、コツがわかりません。
「あったあった!」と石友さんが次々と歓声をあげるなか、
上に行ったり、下へ行ったりと探しますが、
私はなかなか見つかりません(ノ∀;`)
そんな時「こっちで出てるからこの辺を掘ってごらん」と
石友さんが声をかけてくださいました。
近くを掘らせていただいていると・・・しばらくして。
やや細長く、不自然な形の石が目に飛び込んで…
「水晶だっ!!!」
3センチの水晶を初ゲット!!
なるほど( ..)φメモメモ
水晶採集のコツ1.ズリ採集では、水晶が出る場所が片寄る傾向がある。
それからもう1本追加で水晶を発見。
おおお!
みなテンションがあがり、へんな欲も出てきて、
犬が前足で穴を掘るようにザクザクと手鍬で掘り続けます(;゚∀゚)
でも、出ない。
出ない。
出ない ┐(´д`)┌
しばらく沈黙…。時間だけが過ぎ。
「そろそろ別の場所に行きますか~」と石友さん。
「そうですね・・・」
あきらめて掘った場所をスコップで埋め戻していると
スコップに「カンっ!」と当たる音。
ん?と足元を見ると・・・ぎょぎょぎょっ!(;゚∀゚)
違和感のある形の石が転がってて・・・
ズリ石とは明らかに違う三角錐状のなにか。
V字型の大き目の水晶の双子ちゃんでした(;゚∀゚)
なるほど( ..)φメモメモ
水晶採集のコツ2.あきらめた位のときに水晶が見つかることも。
注)コツでもないですが、そんなパターンが多かったですよ^^
その後、採集ポイントを移動!
ふたたび「ココ掘れわんわん」
しかし、まったく水晶とは出会えず。
ポイントによる違い、厳しさを痛感する。
なるほど( ..)φメモメモ
水晶採集のコツ3.優良な採集ポイントに出会えるかが超重要!
当たり前と言えば当たり前ですが、鉱物は、採ったら終わり。
砂金のように上流から供給されるものではありません。
見込の高い採集ポイントに出会えるかでまったく成果が違うものだ、と
あらためて痛感しました^^
その後、数か所、採集ポイント、面白ポイントをご案内いただき
あっという間に日が暮れ。
夜は、宿での楽しい宴(UTAGE)。
地の美味しい料理・お酒が並び、山での出来事を振り返ったり、
趣味の話、石の話、石の話、石の話、石の話^^
みなさんお酒が進みます。
といっても、私は下戸なので超チビチビ飲み(舐め)ですが(;゚∀゚)
話はつきません。
お疲れの石友さんは、宴中にうつらうつら^^
でも、ときどき「はい!」と返事をします(笑)
ワイワイ楽しい時間はすぐに過ぎてしまう。
時計の短い針をみたら、一番上の数字をもうとっくに回っている。
宴は、お開きとなり。
石友さんたちとまた一段と仲良くなれた、うれしい気持ちをじわじわと感じながら
ズリ堀りの疲れもあり、布団でぐっすりです。
★2日目~
二日目は、別の山に連れて行っていただきました。
里山めざして車を進めると・・・これまた景色がいい(*´∀`*)
田園風景の緑が目にやさしい♪
天気もいいし、気持ちいいな~♪
山々に目をやりながらゆっくりドライブ気分で運転していると
目的のお山に到着。熊鈴をつけて歩き出します。
杉林の間から木漏れ日がまぶしく、虫もそんなにいないし、
最高のお山日和です。
この山では、別のタイプの水晶が見られるとのことで、
ワクワクしながら山をてくてく歩いていきます。
草をかきわけ、低木を乗り越え、登ります。
山の春は遅く、まだシダ類も多くないので
なんとか道がわかります。
「それにしても山歩きは、気持ちいいなー」と
自然に浸りながら山道を登ってゆくと採集ポイントに到着。
表面には、キラキラした小さな水晶がたくさん(*´∀`*)
目につくのを拾い、また移動。
どんどん移動。
また別のポイントに到着。
斜面の上のほうに露頭があるので気になり、チェックしてゆくと小さい晶洞発見!
極々小さいけれど綺麗な水晶がキラキラしています。
石友さんと露頭にとりつき、少し採集するも岩が硬く・・・(´ω`;)
岩と格闘していると・・・
ズリ採集をしていた石友さんから「あったー!!」の声。
水晶を見せてもらうと・・・おおおーー!
キラッキラのほっそり美人さん(;゚∀゚)
この場所では、しゅっとスリムで
キラキラした透明感のある水晶が見つかるようです。
「作戦変更ぉーーーっ!」
露頭採集を即終了し、ズリに直行。
石友さんがキラキラ水晶を見つけたラインをみんなで探ります。
「あったーーー!」
「でるね、でるね」
その日一番まではいかないけれど、良い感じの水晶をゲット!
なるほど( ..)φメモメモ
水晶採集のコツ4.臨機応変で柔軟な作戦変更も吉(;゚∀゚)
しかし、しばらく掘るとパタリと出なくなる。
右手首が痛くなり、手鍬を左手に持ち替えて掘る掘る掘る。
だんだんと腰が重く、痛くなり、立って腰を伸ばしながら遠くを眺め、
腰を休めてすぐに堀り掘り♪
でも、出ない。
前日の宴で、うつらうつらしてた石友さん
「これだ!」という水晶を見つけられない…
私も見つけられない。
石友さん「やっぱり仏のこころで掘らないとだめだよ」
じゅん 「仏のこころ…ですか」
石友さん「そう、欲を出さす仏のこころで…」
じゅん 「仏のこころになるぞーっ! そう思っている時点で欲出てる? じゃダメ?!(;゚∀゚)」
なんて話しながら掘ること30分。
石友さんから「やっと出たぁ~~~~~!!!」の声が。
じゅん 「おおお~!! こりゃ、美人さんですよ!
きっと仏のこころになってたんですね?」
石友さん「いや、仏のこころとか考えてなかったよ。ただ掘ってた」
じゅん 「おおお(´ω`;) 無心。それこそ仏のこころ~♪(笑)」
なんて、笑いながら、話しながら。
なるほど( ..)φメモメモ
水晶採集のコツ5.仏のこころ(笑)で掘る
ワクワク・どきどき楽しい時間はあっという間に過ぎてゆき・・・。
私も仏のこころ(笑)で探しつづけた結果。
山から美人さんのお土産をいくつか恵んでいただきました♪
もう山を降りる時間…。
足腰、手の心地よい疲れを感じながら、
ドキドキを少しずつクールダウンさせるように
一歩一歩、山道を下りました^^
帰り道、石友さんたちとまったりスイーツを食す。
疲れた体に甘さがじわ~んと染み込み^^
帰り道の運転のエネルギーを充電し、帰宅しました♪
ああーーー最高に楽しかった!
今回、声をかけて頂き、ご案内してくさった石友さん。
ご一緒してくださった石友さん。
本当にありがとうございました。
今回のようなチャンスがなければ
おそらく一生行くことができなかった山の空気をすいながら、
出会うことができなかった綺麗な石を山から恵んでいただきました。
楽しい思い出を本当にありがとうございました^^
またどこかの山でお会いできるのを楽しみにしています。
また、新潟方面にお越しの際には、
お気軽にお声かけくださいね(*´∀`*)v
ありがとうございました!
※諸事情よりコメント欄は閉じさせて頂きましたm(__)m