横濱の歴史と共に歩み、来たる2018年には150周年をむかえる、ハマの食堂・最高峰の一軒。「ブラタモリ」でも紹介されてます。牛鍋のコースが、ジュニアーズのはお奨め。
創業は明治元年(1868年)、創業者の高橋音吉が鉄製の鍋を使い、和洋折衷の味噌を使った牛肉鍋を考案、文明開化の波に乗り、一世を風靡する人気店となりました。酒好きの初代店主・音吉がほろ酔い気分で肉をブツ切りにカットして誕生した、すき焼きと少し違う、独特のスタイル。肉喰った感を満喫出来るのが、大きな魅力です。
一時、関内の太田町(tvk本社のある地)に移転、虫除けの縄のれんを使用していた事が、店名の由来です。現在は、衰退気味の横濱・日の出町の中、148年、変わらぬ人気をたもっています。エントランスには、創業当時の鍋、食器などが展示されています。
大きな建物は平成の改築で、中庭を囲んで、テーブル洋室3室、掘りごたつを擁した和室七室、大広間と、大人数のグループにも対応できます。
さて、本日はちょっとしたお祝い事で、お昼から、下記のコース。サービス料が10%かかりますが、鍋をすべて仲居さんが作って戴けますので、納得のサービス料です。
軽くビールを戴いて、コースのスタートです。
■琥珀麦酒 750円
ちょっとした祝い膳で、お昼から以下を戴きます。
◼︎花コース 10,800円
◎先付= 四品による、八寸風プレゼンテーション
①空豆・山芋・海老・たらの白子
②帆立、安納芋
③蟹、白魚、雪うるい、梅肉ソース
このスターターが素晴らしかった!冬と春の端境、白子、蟹、鮑先取りする旬菜、
◎吸物=白玉入り牛肉牛蒡スープ、ゴボウ海
◎ぶつ切り牛鍋
全て仲居さんが調理してくれる至れる尽くせり。綺麗に山積みされた葱と肉に、
味噌を和 えて火にかけます。
生卵も溶いてくれます。ぶつ切りの和牛は山形や仙台などのAランクの国産和牛。
脂の刺し具合も程よく、さくさく食べられちゃいます。
味噌は一見、八丁味噌に見えますが、江戸赤味噌なのだそうです。
◎ご飯、香の物
牛鍋以外のお料理の良さが満足度を上げてくれてました。ぜひ、コースで戴くことをお奨めします。