表現の自由 その1 | JUN-GMCオフィシャルブログ Powered by Ameba

表現の自由 その1

こんばんは、JUN-GMCです。今日は昼間は暖かかったけど、やっぱ夜はさみーな。寒いの苦手ですわ。

そういえばNas来てたんだよね、しかもバンドでLIVEだって、見たかったな。残念無念。用事があっていけなかった……あの表現力を生で感じたかったね。

ところで、今日はこのあいだの記事のコメントにあった「だからどこでも」のリリックについての質問にお答えしますわ。

ズバリいうわよ。

「品無い◯◯しろよ引退」の◯◯は"淫売"で

「やがて激しく◯◯焚いちゃ」の◯◯は"大麻"でござんす。

まぁ後者の方に関しては、引っかかることがわかっていたので、録ってる段階で加工したんだけど、

「この"いんばい"って言葉、ひっかかりました」

と、当時のボムのマネージャーから電話がかかってきたのには、正直驚いた。予想外だったからね。まさか!と思ったよ、なんでダメなんだ?

この詩はワックなMCに向けて創った詩なので"淫売"は、女々しいやつ、というニュアンスで使ったんだよね。韻もしっかり踏んでるし、女々しいやつを表現するのに最適な言葉だった。

確かに、きれいな言葉じゃないし、場面によっては差別的に使う言葉かもしれない。だが特定の個人や団体を中傷するようなものではないし、クレームがくるとも思えなかった。

何時だかオアさんもブログで触れてたけど、あそこの会社は弱腰だった。確かによけいなトラブルは起こしたくないんだろうし、"あのキングギドラの男"のアルバムだから慎重だったのかもしれないが、ミュートだらけだった……そういえば廃人もだめだったんだよな。

確かに、表現の自由の名の下に個人や団体を傷つけたり、立場をわきまえず奔放な発言をするのはよくないが、己の表現力だけをたよりに勝負するラッパーなどは、これを取り上げられたら何が武器になろうか。

幸い「路上の太陽」に関しては、何も制限なくやらせてもらったのでそこは満足してます。まぁインディーだしね。

ホント毒にも薬にもならねぇ音楽が多すぎるね。言いたいこと言うのがHIPHOPだろ!って誰かが言ってたぜ。

俺の歌は毒かもしれない、でも毒を食らったことで気づくことがあり、実際は薬になることもあるかもしれない。だから俺は毒を吐き続ける。

最近また言葉狩りがひどくなっているように思う。社会がぎすぎすしてるな。


そういえば、フィルタリング機能ってやつが発動したね、この記事なんか完璧引っかかるんだろな。東方力丸氏の記事も引っかかったもんな「ふたりエッチ」がいけなかったのかな、びっくりドンキーの記事ぐらいだったよ引っかからなかったのは……