福島千種です。

 

特にこれといって理由がないのに

どうしても元気が出ない時がたまにあります。

 

何をしてもつまらないし

 

周りの人はとても充実していて

(年齢問わず)キラキラ輝いて見える

 

結局のところ、ジタバタしていただけで

自分は何もしていない

(何も残っていない)じゃないかという

無力感・無価値観

 

自分を必要としてくれる人なんて

実は一人もいないんじゃないか・・・という

言いようのない孤独感

 

一体、どんな穴に落ちて

このようなループにはまってしまったのか

きっかけもつかめません。

 

理由もわかりません。

 

気がつくと落ちている。

そんな時が、たまーにあるのです。

 

(今はそうではないから

この記事を書けているのですが。)

 

そんな時って、

何かを無理やり動かそうとしても

絶対に動かないし

動かないことでさらに落ち込む、、、という

悪循環に陥りがちです。

 

理由のわからないそんな落ち込みを

「集合意識から来ているものだ」と

解釈する場合もありますが

ま、とにかく心当たりがないので

目の前の理由を探しても仕方がない、というか

全く症状はおさまらない。

 

若い頃から何回かそんなことを経験して

「これはジタバタしても解決しないな」

「そもそも解決しようとするものでもないな」

と、気づいたのが数年前。

 

つまり「何らかの方法でこの落ち込みをどうにかする」のを

きっぱり諦めてしまうしかない、と気づいたのです。

 

しかしその時間は何も手につかずとにかく苦しい。

ドロドロとした水槽の底にいるようなこの時間を

どうにかやり過ごしたい。

 

そんな時に、わたしがまず取り入れている対処法は

 

 

 

 

 

「寝る」

 

 

 

 

 

です。

 

「・・・え?」と思ったそこのあなた

「寝る」以外にもありますから

続きを読んでね(笑)

 

 

【寝る】

 

今、自分の心の中で起きていることが

嵐だとすると

過ぎ去るのを静かに待つしかない。

 

必要最低限の家事と仕事などをこなしたら

だらだら起きていないで

とにかく寝る。

そして嵐が過ぎ去るのを待ちます。

 

寝て、とにかく体を休める。

すると、朝には少しだけ元気になっていたりします。

 

 

【読む・観る】

 

とは言っても、

眠れないほどぐるぐるしてしまう時もありますよね。

 

そんな時に用意しておくといい3種の神器。

これは、人それぞれだと思いますが

とにかく頭を使わなくていいもので

淡々と過ごせるもの。

しかも自分の好きなもの。

 

わたしの場合、

昔の萩尾望都作品

村上春樹の「遠い太鼓」

メイソン・カリーの「天才たちの日課」

 

どれも、昔から何度も何度も何度も読み返している

大好きな漫画、エッセイです。

 

これらを枕元に積み上げて

気がすむまで読みます。

 

テレビに向かう元気くらいあれば

好きな映画をDVDでみたりもします。

その場合は、あまり深刻に考えさせるような

ストーリーではなく

単純な娯楽作品とかがいいかもしれませんね^^

 

みなさんにとっての「三種の神器」って

何ですか?

 

 

【捨てる・片付ける】

 

元気がないのはわかっているけれど

どうせ眠れないし、

手を動かしてみましょう。

 

洗面台の鏡を磨くだけ、とか

テーブルの上だけ片付ける、とか

ゴミを10個捨てる、など

狭い範囲で構わないので

ちょっとだけ手を動かしてみる。

 

その時、目と一緒に

心もそのお片づけしているものに

集中するのがベストですが

ぐるぐるから抜けられない場合は

ぐるぐるしたままでも構いません。

とにかく手を動かしましょう。

 

たった一部の範囲でもいいんです。

片付いた場所を見ると

ちょっとした達成感とともに

心も少しだけスッキリ整ったことを

感じられると思います。

 

わたしの知り合いは、ある晩

片付け始めたら止まらなくなってしまい

ついでに模様替えまでしてしまい

結局徹夜して翌朝には気分もスッキリ。

昨晩自分の頭がぐるぐるしていたことすら

朝ごはんを食べ終わるまで

忘れていた、とのことでした^^

 

 

【触れてもらう】

 

家族やパートナーと暮らしている人なら

背中を温めるようにさすってもらったり

ただ、手を静かに当ててもらったり

頭に手を添えてもらうのもいいと思います。

わたしも家族によくお願いしてやってもらいます。

 

一人暮らしの人は

信頼できるセラピストさんに

トリートメントをしてもらうのも

オススメです。

 

触れてもらうことで

安心感や信頼感を取り戻せたり

「自分の体が確かにここにある」ことを

思い出せたりします。

 

体を思い出すことで

心が宇宙遊泳から戻ってくる感覚が

あるかもしれません。

 

 

【聖霊におまかせ】

 

「奇跡のコース」を学んでいる人なら

まずはこれだろう!と思いましたか?

そうなんです。

だけど、ぐるぐるの渦中にいる時って

聖霊さんの存在すら

思い出す余裕もなかったりするんです。

 

漫画読んだり、片付けをしている途中で

「あ、そうだったそうだった」と

聖霊にお願いして

また片付けに戻るって感じですね^^;

 

まあ、そんな私たちでも

諦めずに付き合ってくれるのが

聖霊さんのいいところ。

 

「世界に見捨てられた」と決めつけてしまうのは

自我のお仕事なので

選手交代を宣言しなければなりません。

 

もう一つ、聖霊さんのいいところ(?)は

私たちの悩みの内容によって松竹梅とか大中小とか

区別しないところですね。

 

「トリアージ」の文字は聖霊さんの辞書にはないんですね。

 

だから、「よくわからないけど元気が出ない」から

人生を左右するように思えるものすごく深刻な悩みまで

「どんな方法でもいい、お任せします」と

お願いしてみるといいのです。

 

「奇跡を見る」ことそのものは

私たちの生活のなか隅々で可能です。

 

今、ここに運ばれていること

これまでに出会えたたくさんのご縁も

今、わたしが自宅のパソコンで

この記事を書いていることすらも

全て奇跡の賜物ですから。

 

※「奇跡のコース」については

また、お話会を開こうと思っていますので

気になる人は楽しみにしていて下さい^^

 

 

==========

 

以上、理由なく落ち込んだ時の対処法でした。

 

どんな方法が合うかは人それぞれですが

一気に「よっしゃー!」と元気になろうとしないでください。

 

私たちは「イキモノ」ですから。

ロボットがバッテリーを取り替えるように

急に元気になるのは無理です。

だから、それを目指さないでください。

 

ではでは、素敵な週末をお過ごしくださいね!

 

 

福島千種の個人セッション

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神無月の音あそび

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