最大の野党はどこ? | 六月の虫のブログ

六月の虫のブログ

ブログの説明を入力します。

 政治も、もはや1強時代。自民党に対抗できる野党がない。誰が自民党にブレーキをかけたり、鞭を打ったりできるのでしょうか?


 バブルの頃も自民が強くて、野党は弱かった。当時、だらしない野党の代わりに自民党をチェックしたのは、アメリカでした。当時は『外圧』と言って、日本の政策にいろいろ注文をつけてきたのがアメリカでした。


 今回も存在感のない野党に代わって、政府に注文をつけてくるのはアメリカだと思います。”TPP”の交渉過程で、日本に構造改革を迫ってくるでしょう。日本郵政グループが保険分野でアメリカ企業のアフラックとの連携を強化しているのも、アメリカへの配慮でしょう。これも『外圧』の一種です。


 あと野党の代わりになりえるのは、『市場』でしょう。バブルの頃、『市場』は野党にはなりえなかった。だって、バブルですから・・・。でも、今は『市場』が野党になりえます。6月の株式市場の暴落も、安倍首相の成長戦略が不十分だということが原因です。『市場』が、安倍首相の政策に注文をつけたのです。


 『市場』とは、株式市場もありますが、債券市場、為替市場などもあります。株価や金利、為替の動きが今後の政策に与える影響は、野党のそれよりもかなり大きいと思います。


 投票に行かない有権者や存在感のない野党よりも、政府が重視するのが『外圧』『市場』だと思いますが、どうでしょう?



六月の虫のブログ


 『外圧』『市場』のせいにして、抵抗勢力をねじ伏せるのもいいかも・・・。とにかく、日本をいい国にして欲しいです。