メリル・ストリープの思い出 | 六月の虫のブログ

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 メリル・ストリープがアカデミー賞の主演女優賞を取りました。史上最多の17回ノミネートされて、助演女優賞1回と今回を入れて主演女優賞を2回受賞したことになります。

 

 私がメリル・ストリープを知ったのは、『ディア・ハンター』が最初で、『クレイマー、クレイマー』、『恋に落ちて』、『マジソン郡の橋』、『プラダを着た悪魔』など結構好きな作品が多いです。


 1989年頃だったと思います。当時、私が好きだった女優はメグ・ライアン。そう、『恋人たちの予感』(”When Harry Met Sally”)のサリー役の彼女に一目惚れしました。そのときの相手役、ハリー役をしていたのが、今回のアカデミー賞授賞式の司会を務めたビリー・クリスタルです。当時、ラブ・コメディーが流行っていました。



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 『恋人たちの予感』のメグ・ライアンとビリー・クリスタル。


 さて、そんな頃、友人がやっているビバリー・ヒルズにある骨董品屋さんを訪ねたときです。店から出てくる女性がいました。私は「ハイ」と声を掛けました。彼女も笑顔で「ハイ」と返してくれました。そうなんです。よく見るとその女性が、メリル・ストリープだったのです。彼女は乗ってきたコンバーティブルに乗り込むと、驚いてその場に立ち尽くす私に手を振って行っちゃいました。骨董品屋さんの友人に聞いたら、ストリープに間違いないとのことでした。ストリープを見たのはこれが最初で最後でしたが、彼の店には結構、有名人が来るらしいのです。また、この骨董品屋さんの話は機会があればしたいと思います。



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 そのときに会ったストリープはこんな感じでした(もう少し若かったのですが)。プラダではなく、カジュアルなライトブルーのロングスカートを履いていたと思います。会話は「ハイ」と「ハイ」だけでしたが、なんかいい人っていう感じでした。


 彼女を映画やメディアで見る度にあのときの「ハイ」と「ハイ」を思い出します。