フランク永井(ふらんくながい、1932年(昭和7年)3月18日 - )歌手。本名は、永井清人(ながい きよと)。宮城県松山町出身。独特の低音ボイスは、多くの人を魅了し、歌謡界に多くの軌跡を残した。

歌手にあこがれ、上京。進駐軍のキャンプ地でのバイト生活を経て、米軍のクラブ歌手に。しばらくヒットソングに恵まれず苦しい生活が続く。1954年(昭和29年)にビクターと契約。ジャズなどを得意としたが作曲家・吉田正の目にとまり、歌謡曲に転向。1957年(昭和32年)の「有楽町で逢いましょう」(これは、今は閉店となった有楽町そごうのキャンペーンソングである)が爆発的ヒットとなり、一躍スターの座へ。自ら見出した松尾和子と共に歌った1959年(昭和34年)の「東京ナイト・クラブ」は、デュエットソングの定番として現在でも歌い継がれている名曲である。

その後も着々と新曲を発表。1972年(昭和47年)発表の「おまえに」などもヒットとし、紅白歌合戦に計26回も出場。



魅惑の低音と都会的なフィーリングで昭和30年代から40年代の歌謡界を席捲した彼のすべてを収めたCD2枚組のベスト盤。

ジャズから歌謡界までていねいでソフトな歌い方が光る。

ヒット曲の多さとリズムの多様な使い方はポップスの要素を感じて面白い。


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TWIN BEST
フランク永井

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曲目リスト
ディスク: 1
1.16トン
2.場末のペット吹き
3.たそがれシャンソン
4.一三,八〇〇円
5.東京午前三時
6.羽田発7時50分
7.夜霧の第2国道
8.有楽町で逢いましょう
9.街角のギター
10.公園の手品師
11.西銀座駅前
12.こいさんのラブ・コール
13.ラヴ・レター
14.俺は淋しいんだ
15.夜霧に消えたチャコ
16.初恋の山
17.恋夜
18.冷いキッス


ディスク: 2
1.好き好き好き
2.星になりたい
3.東京カチート
4.君恋し
5.国道18号線(フランク永井,松尾和子)
6.悲しみは消えない
7.新東京小唄
8.霧子のタンゴ
9.赤ちゃんは王様だ
10.逢いたくて
11.大阪ぐらし
12.妻を恋うる唄
13.加茂川ブルース
14.初恋の詩(うた)
15.大阪ろまん
16.たそがれ酒場
17.月影のささやき
18.林檎ッコ
19.おまえに