♪♪柚季音楽室記録帳♪♪
柚季 純(ゆうき じゅん)です。
クラシックのうたを歌っています。
コンサートホールでのコンサートの他、カフェや居酒屋、ライブハウスなどで「弾きうたい」ライブなどをやっています。
出張演奏も致します。

柚季純公式サイトもご覧下さいませ↓
http://jun-yuhki.whitesnow.jp/index.html

音譜今後のコンサートのご案内です音譜


【愛をつなごう!文化祭!!~第九弾~<東日本大震災復興応援イベント>】
日時 2015年8月8日(土) 11時~20時(開場11時45分)予定
入場料無料(会場内にてイベントチャージあり)
場所 石巻マルシェ 大森山王ウィロード店
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Tri Prism Summer Concert「夏の思い出。」



【Tri Prism コンサートのご案内】

細々と活動しております、クラリネットとピアノと声楽のクラシックトリオ「Tri Prism」です。
日本歌曲やクラシックの名曲だけでなく、ピアソラやディズニーなど、ポピュラーなジャンルの曲も盛り込み、皆様に楽しんでいただけるような内容となっております。
どうぞよろしくお願いします╰(*´︶`*)╯♡

*お席の数に限りがあるため、お越し下さる際にはご一報くださいませ。

「夏の思い出。」
〜Tri Prism Summer Concert〜
2018年7月29日(日)
13:30 Open/14:00 Start
m.c.2500円(1dr.付き)
場所:フェリーチェ幸ホール
相模原市中央区矢部2-3-10
(JR横浜線矢部駅から徒歩5分。駐車場がないのでお車でお越しの際は近隣コインパーキングをご利用くださいますようお願いいたします。)

< Tri Prism>
Mezzo Soprano 柚季 純
Clarinet 松本 賢
Piano 勝村 紀子

<曲目>
Ave Maria(マスカーニ)
落葉松(小林秀雄)
霧と話した(中田喜直)
無伴奏チェロ組曲より(バッハ)
リベルタンゴ(ピアソラ)
祈り〜A prayer(海上自衛隊東京音楽隊)
他。

熊本災害支援4

6/5。五日目、最終日。
どんより空ですが、雨は降ってない。
テントを軽く掃除して、キャンプサイトを出発。河原小学校避難所へ。
ユカちゃんが、ボラセンで手を上げてくれて、また来てくれた。心強い!

ラジオ体操も、忘れてたとこもだいぶ覚えた。
避難所の皆さんとも「今日もおはよう」って顔で挨拶できるようになった。

職員ミーティングの間、支援物資の周りをお掃除。
前の日にどうしても食べたいと言ったら、総括がご自宅の残りの唐芋を蒸してきてくれた。
たくあんと一緒に食べると美味しいんだって。
ちょー甘!美味しかったぁ!
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そして、いつも通り、佐賀のみなさんと大笑いしながらお風呂掃除。
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ユカちゃんもいるから、みんな手慣れた手順で速い!速い!

お昼は最後のカップラーメン。
もうほぼ毎日カップラーメン。

総括からみなさんへ、「自立」についての大事なお話。
大事な大事なお話。

午後は、みなさんの居住スペースを少しずつまとめるために、一部パーテーションの解体と引っ越し。
これから梅雨時の強い雨で増えると思われる新たな避難者のためのスペースづくり。

日曜日はイベントが多くて、メイクアップのボランティアをするって団体さんが来てたんだけど、宣伝をこちらに任せて入り口でスタンバイしてたので、「それじゃあ誰も来ないと思います。中に入る許可をもらって声をかけに行ったらどうですか?」と余計なお世話をしてみる。

ナントカ言う女子アナさんがポン菓子配りに来てくれたり。 

最後の物資周りの片付け。

最後のコンサート。

三曲なんとか歌えた。もう泣いちゃいそうだったから、シラける場面とかわざと想像したりして。

ふるさと、を最後に歌った。
「水は清き 西原♪」

「5日間お世話になりました!また会いましょう!」
そう言ってステージを降りたら、スケッチブックを持った子どもやおばあちゃん、子育て中のおかあさん…。
「サインください!」
あー、もう涙出ちゃうとこだったよ!
短いメッセージと、サインと、2016.6.5.の日付。

またね~、と言いながらパーテーションの間を歩いていくと、遠くの人も、近くの人も、拍手してくれたり…、逆に「頑張ってね!」と声をかけてくれたり、握手を求めてくれたり…。
あーー、そういうのやめて!泣いちゃうから!

なんとか泣かずに入り口まで行き、ギリギリの状態で佐賀の皆さんにご挨拶。

するとそこへ、避難所総括のHさん。
「もう帰りたくなくなってんだろ?」
ここで一気にダム決壊…。涙が後から後から流れてしまって止まらなくなってしまった…。

唐芋かじりながらボロボロ泣きました。

ボラセン寄って最後の報告。
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避難所で仲良くなった女性が働いてるホームセンターに寄って顔見て、そのまま空港へ。

なぜか宮城の人と10分くらい会って話して(笑)、飛行機乗って帰りましたとさ。

被災地の活動で「楽しかった」は不謹慎だとわかっているけれど、楽しかったんです。
ほんとうにいろんなことが。
ありがとう、熊本。
ありがとう、西原村。

あっさり活動してさーっと誰にも気づかれず帰るつもりが、もう次のスケジュールを考えてしまっています。
こうなることはちょっとはわかっていたけれど。

大好きな土地がまた増えた。
必ずまた行こう。

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熊本災害支援3

6/4。四日目。
この日は雨。ボラセンは休み。
いつも、加須で双葉町の支援(というか歌って遊ぶ会)でご一緒の川本さんがたまたま日程がかぶっていて同じキャンプサイトに泊まっているので、河原小に一緒に行ってもらうことにしました。
やることがたくさんあるわけではないのだけど、お風呂掃除に人数が必要なのです。

着いて早速ラジオ体操。
佐賀の職員さんたちの指示で早めにお風呂掃除に取り掛かっていたら、前日ボラセンからの派遣で来てくれたユカさんが顔を出してくれて、「ちょうどいいとこに来た!」と言ってお風呂掃除に巻き込む。

前日コンサートをやったことで、避難所の皆さんとは随分距離が縮まっていて、だいぶコミュニーケーションが取れるようになりました。

午後から市内に出る予定だったので、お昼過ぎには解散の予定。じゃあ近所の瓦そば(避難所の方もここで働いてる)でも食べに行こうか、なんて話してたら、お昼はなんと炊き出しがあり、唐揚げカレー。
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避難所の登録人数は約100名、実際に生活してるのは約70名、昼間避難所にいるのは約30~40名…。
届きました、100個のカレーが。
ありがたや!
で、で、でも、これは食べきれない…。
瓦そばは諦めて、カレーをいただきました。
美味しかった!
で、で、でも、た、食べきれない…。

職員、ボランティアで一生懸命いただきました。
折角作っていただいたのですから、なるべく無駄を出さないように。

瓦そばは次回のお楽しみにとっておきましょう。

そういうわけで、お風呂掃除、シャワー室の掃除、などなど、日常のルーティンをこなして、お昼過ぎに解散。
私はそのあと、市内に向かいました。

向かう途中、益城町に行ってみました。
被害の大きさに愕然…。
家が木っ端微塵になっていて、屋根が落ちてしまっている家がたくさん。
お寺は、お寺だったということがわからないほど崩れていました。
運転しながら、胸が締め付けられる思いでした。
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民家の写真は抵抗があって撮れない。だから西原の写真も益城の写真もあまりないのですが、記録用に少し撮らせていただきました。
ここにはあまり上げません。チャリティライブの時に公開する予定です。

それから市内へ。
熊本市内はビルが多いので、ざっと見たところ被害がないように見えますが、ところどころ古い住宅は倒壊していますし、瓦屋根は崩れています。
窓ガラスが割れたビルは、ベニヤで覆われていたり、ブルーシートがかけられたりしています。

私の職場であるカルチャースクールが熊本店に宛てて全国で義援金を集めていたので、お見舞いに顔を出してきました。
デパートや大型ショッピングモールなどは6月に入ってやっと営業を再開したばかりだということ、カルチャーも6月から授業を再開して、生徒さんたちも無事通えているとのこと、短い滞在時間でしたが、色々お話を伺うことができました。

そのあと、熊本城へ。
二の丸付近にある加藤神社へはマイクロバスを使って行かれます。ここで、熊本城の被害の大きさを目の当たりにしました。
ボロボロ、という言葉が一番しっくり来ます。
石垣も瓦も壁も崩れて、美しい熊本城が無残な姿になっていました。
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切なくて切なくて、涙をぐっとこらえました。

この日の一番の目的は、石巻のエマオで会った祥代ちゃんに会うこと。
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熊本の大学に在学中の彼女も熊本で被災して大変だったのだけど、MANA'S石巻ママサポートの唯ちゃんが西原に来ていた時に会ってくれて、大学の先生と一緒に、これから子どもや、子育て中のお母さんたちの支援に関わってくれる予定なのです。
元気な彼女の顔を見て安心しました。
地震の時の話をたくさん聞かせてくれました。

西原の方にお会いしてから帰って、キャンプサイトに着いたのは深夜でした。
この日は本当に盛りだくさん、なんとも飽和状態でございました。

熊本災害支援2

【6/3。三日目。】
この日も晴れ。
朝、ラジオ体操がいつもより早く始まっていたのでどうしたのかと思ったら、ペッパーくんが導入されてた(笑)!
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避難所のおじいちゃんおばあちゃんが一生懸命ペッパーくんに話しかけてて、しかも子供に話すみたいに優しく優しく。キュンキュンしてしまいました。

この日もいつもの通り、お風呂掃除、シャワールームの掃除、物資の片付け、そして支援物資で使っていないお布団をほぼすべて陽に干しました。
全部ふっかふかになって、そうそう、ハイジが藁のベッドに飛び込んだ時みたいに「総括ー(避難所の総括Hさん)!めーっちゃふかふかー!これで寝たーい!」とかはしゃいだり。

ボラセンから私の他に毎日3名ずつ派遣されます。
一緒にお風呂洗ったり、掃除したり。
この日はまた新しい出会いがありました。
そして佐賀から来た職員さんたち。初日からいる人たちは三日目でだいぶ仲良くなってきました。

夕方、ボランティアさんたちが帰ったあとはゆるゆるとコンサート準備。
の前に、総括に今まで見たことがなかった保管物資見せてもらって、戻る時に河原小学校の前の川に足突っ込んでみた。
水がすごく冷たくて澄んでいて、心の中まで洗われるような気分…。
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あぁ、帰りたくないな…と、この時すでに思っていました。

コンサートは、佐賀の職員さんたちが全面的にサポートしてくれて、夕食配膳後に着々と準備が進められました。
もう二時間も前から「まだ始まらないの?」と楽しみにしてくれていた人もいたけれど、ご自身のお部屋(ブース)からも見えちゃうから佐賀のリーダーの「始まりますよ~」の合図にもあまり積極的に前に出てこなくて、ついにマイクを奪って私の方からお誘いをかけたらちらりほらり、前に出てきてくれて、気がついたら席は全部埋まり、歌い始めたら各ブースで聞いてくださっている方も、全員お顔がこちらに向いていました。

たった一時間強のコンサートだったけど、いろんな曲をやりました。
石巻で始めの頃によくやっていた曲も入れたり、加須でみんなと歌ってる歌もやったり、私は震災をきっかけに知り合った人たちから本当にたくさんの学びをもらっていたんだなぁと実感しました。

石巻で最初に歌い始めた時のような悲愴感や重い空気はありません。みなさんニコニコと、本当に「楽しんで」くださっていました。
体育館のステージは、高台からみんなを見下ろす形になってしまうので、久しぶりに無伴奏の最後にAmazing Graceをやって皆さんの近くに行ったら、実はみんな目がうるうるしちゃってて、泣いてくれてる人もいたり、「ありがとう、ありがとう、って何度も私の手を取ってくれたり、言葉をかけてくれたり、実は後ろの方にいた人たちなんてじーっくり聴いてくれていたんだ、とか…もう、あたたかすぎてどちらが励ましてもらってるんだか…胸が熱ーくなりました。

またハマってしまったなぁ…。
どれだけ来れるかわからないけど、私はここには一度きりではなく何度も足を運ぶことになるんだろうなぁ、とこの時実感しました。

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河原は蛍が綺麗なんだよ、と聞いて、学校の前の河原で蛍の残り灯を観てから帰りました。

お風呂は、遅くなってしまったので、西原中学校に設営されているどこぞのNPO団体さんのお風呂に入らせていただきました。
無料で、河原小学校に設置されているお風呂と同じタイプで少しサイズの大きいもの。めちゃくちゃ快適でした。

熊本災害支援

6月頭に行っていた、熊本の支援の様子、FBに挙げた記事をブログにも残しておきます。

【6/2二日目】

6/1に西原村入り。6/5に神奈川帰るまで、毎日河原小学校体育館避難所に通うことにしました。
ボラセンも柔軟な対応をしてくれて、事情を説明したら気持ちよく対応してくれました。

で、何をやってるかというと、午前中は日常的な清掃。トイレ掃除、お風呂掃除。毎日何時にどこの掃除をするのか決まっています。
お風呂は校庭側に、半露天風呂状態でテント風呂が設置されています。大きなプールみたいなお風呂で、シャワーもあります。今の季節、天気が悪くなければ割と気持ち良さそう。
養生シートを貼ってある体育館のシートを、薄い漂白液で雑巾がけしたり、かなり隅々まで丁寧に掃除しています。

午後は倉庫部分にある、支援物資の整理。
物資、ここにはいっぱいあります。ここしか見ていないので、他の避難所がどうなのか、在宅やテント生活の方はどうなのか、わかりません。
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多分何回か整理はしているのでしょうけれど、細かな種別ができていなくて、まずは子供用オムツのサイズやタイプがわかるように仕分けして欲しいとのことでやり始めたらやっぱり他もやりたくなって、他のボランティアさんにも手伝ってもらって昨日ほぼすべての物資在庫の整理をしています。
物資整理を実際やってみて、改めて物資支援の難しさを感じています。
足りる、足りないの情報を繰り返し、それも、いつの情報かわからない。
そして、送る側の配慮として、なるべくまとめて(何人かでグループになってお金出し合うとか)送ること、いろんなものが混在しないように、一箱に同じものを揃えて送る。これが一番楽です。

その他には、チーム二番から引き継いだお布団干し。数日前に干したそうですが、昨日はものすっごく天気が良かったので、希望される方だけでも、ということでお声がけして、いくつか干しました。
ふっかふかになって気持ちええです!
今日は、支援物資らしき毛布やお布団を干そうかな。

私が着く前日に、職員さんたちの間でちょうど「そろそろなにかパフォーマンスイベントが欲しいよね」と話していたそうで、早速河原小学校の体育館でコンサートを企画しました。
とりあえず昨日、サウンドチェックを兼ねて二曲くらいやってみましたが、なかなか良い反応♪
この避難所は良いです。見たところあんまりギスギスしてない。
総括のHさんの人柄が素晴らしい。だからかな。昼間はお出かけの方が多いから、残ってるのは高齢の方たちだけど、引きこもらずにコミュニケーション取ってるし、私たちにも優しく接してくれます。
今日はもう少し住民の方にも声をかけてみよう。

夕方、比較的若いお母さんと立ち話。
ホントにどうでもいい話から、地震の時の話まで小一時間。「いざという時、強いのは女性ですね!」で落ちつきました。

こっちはとても日が長くて、19:30くらいまで明るいです。
避難所ワーク終わってから、南阿蘇へ足を延ばしてみました。
神がいるって思える風景。
ほら、帰りたくなくなるじゃん…。また来ちゃうじゃん…。笑

しかし、家屋の被害のひどいこと…。
古い瓦屋根の木造住宅は、瓦屋根が崩れて倒壊しています。一階部分が潰れて屋根だけになっている家もたくさん見ました。道路も亀裂が入ったり、崖ごとえぐられていたり、かなり危険で、通行止だらけです。
津波被害とは違うけど、あの時と同じ感覚。涙が出そうで…。胸が痛みます。
やはりテレビや写真でみるのとは違います。
この素晴らしい阿蘇の風景とのギャップが余計に悲しい。

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さて、今日もがんばります。
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