長くblogを続けられている精神科医の方のblogです。


教職員だけが忙しくて、大変な仕事とは思わないのですが、現場は 民間の会社とはまた違った特殊な環境です。

と言うのも、僕自身 中学校教員として、20年ほど勤めていましたが、二回ほど休職しました。

二回も休職出来ること自体、恵まれているのかもしれませんが、保護者の方との対応、教育とはちょっと違う雑事。

勤務時間が終わった後の部活動を始め、忙しかったと思います。


本来、労働基準法に定められている休憩時間はとったことがないです。

(ただ、児童養護施設の職員さんは例外規定の

、過酷な勤務をされているのかな?と)


公務員ですから、賞与含めて お給料はそれほど安くありませんし、子どもさんを成長させるというやりがいがある職業なのは、間違いありません。


ただ、ここ数年 教員になりたい、と志す人はデータとして 明らかに減っています。

やりがい以上にブラックな側面がないとは言いきれないと思います。


結果、僕はウツで退職しました。

その後、とある国家資格を取って転職しましたが、何度か再発しました。辞めた会社もあります。精神保健の専門職のはずなのに、情けない限りです。


教員になりたい、と目指す方は、就職する前によくよく考えられた方がいいと、僕は思っています。


小学校の教員の方は、特に なかなか有休も普段は取れません。勿論 昨今の情勢から発熱であれば取れると思いますが、基本、替えの教員が待機してる訳ではないので、授業の穴を埋める準備を予めしておく必要がありますし。


中学校教員は、以前よりは部活動を意図的に休む日を作って、改善されて来たようですが、それでもまだまだ超過勤務は続いているのが実情のようです。


部活動に何の抵抗もなく、やる気満々の人ですら、心身を壊すこともあります。


通って来る子どもたちは可愛くて、僕自身もやりがいがありましたが、時間の使い方が下手くそで、放課後 たわいのない会話を生徒とする時間も足りませんでした。


生徒さんの意外な一面を知れたりする貴重な時間だったんですけどね。


そんな過酷な?現場でも充分に働いてる方も少なくありません。僕の同期や後輩も。

だんだん先輩の数は減ってきましたが。


結果として、僕は教員に向いてなかったので、辞めることになったと思うので、仕方がなかったと思います。


溢れ出るエネルギーを持つタイプでもなかったですし、カリスマ性も皆無。いろいろ欠けていたダメ教師でした。

救い?だったのは、お金に関する不祥事。巷に聞く性犯罪。生徒への暴力に嫌悪感を強く感じてたことぐらいです。


長々と まとまりのない文章で大変申し訳ありません…。