『G.I.ジョー3』新監督決定?/マイク・ニコルズ監督死去/リブート『ハイランダー』にクルーズ?
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『卒業』の名監督マイク・ニコルズが死去
高倉健と同じ83歳で、名監督マイク・ニコルズが11月19日にニューヨークで心不全のため死去した。ドイツのベルリン生まれのニコルズは少年時代にアメリカに移住。66年に『バージニア・ウルフなんかこわくない』で監督デビューを果たし、翌年、『卒業』でアカデミー賞監督賞を受賞した。その後は『キャッチ22』『シルクウッド』『イルカの日』『ワーキング・ガール』『バード・ケージ』といった話題作を手掛け、2007年の『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』が遺作となった。
誰もが一度はやってみたいと思った、ダスティン・ホフマンが恋人を教会から連れ出す『卒業』のラストシーンは映画史に残る名場面。個人的には“戦う女性映画”の傑作『ワーキング・ガール』が大好きで、メラニー・グリフィスの“ヤラレたらやり返す、倍返しだ!”が見ものでした。ご冥福をお祈りします。
『G.I.ジョー3』の監督にマーティン・キャンベル!?
当初、『G.I.ジョー バック2リベンジ』のジョン・M・チュウ監督が引き続き監督を務めるはずだったが、『グランド・イリュージョン』続編を手掛けることになり降板。パラマウントは新たにマーティン・キャンベル監督を候補に絞ってるという。『バーティカル・リミット』『マスク・オブ・ゾロ』『007/カジノ・ロワイヤル』といった評価の高いアクション映画を手掛けてきたキャンベルだが、最近は『復讐捜査線』『グリーン・ランタン』と、興行的、批評的にパッとしない作品しか撮っておらず、映画の次回作は空白状態。個人的にはジョン・M・チュウよりもキャンベルのほうが腕は上だと思っているので、2作目で『G.I.ジョー』的面白さが目減りしたシリーズをキャンベルが“軌道修正”してくれることを願いつつ、続報を待ちたいところ。2016年公開予定。
リブート版『ハイランダー』にトム・クルーズ!?
ラッセル・マルケイ監督の傑作SFソード・アクション『ハイランダー 悪魔の戦士』のリブート版が企画されているが、なんとキャスト候補にトム・クルーズの名前が挙がっているらしい。 トムが演じるとされているキャラクターは、オリジナル版1作目でショーン・コネリーが演じた主人公を導く“師匠”役。企画が進んでいる『トップガン2』でも若手パイロットを指南する教官マーベリック役として出演するといわれているトム。やんちゃをしていたトムも50を過ぎ、今後は師匠や導師役が多くなっていくのかも? 監督は『パイレーツ・オブ・カリビアン』1、2作目や『スノーホワイト』『マレフィセント』のVFXディレクター、第二班監督を務めてきたセドリック・ニコラス=トロイヤン。
ケネス・ブラナーが名作童話を実写化した『シンデレラ』の予告編とポスターが解禁。日本公開は5月。
『ホビット 決戦のゆくえ』ミュージック・クリップ
『ロード・オブ・ザ・リング』のピピン役でおなじみのビリー・ボイドが歌う『ホビット 決戦のゆくえ』のエンディングテーマ「The Last Goodbye」ミュージック・クリップがアップ。
『エクソダス:神と王』最新本編クリップ