シネトーク139『アベンジャーズ』●お祭り映画としては文句なしの出来なんだけど・・・・ | ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁

シネトーク139『アベンジャーズ』●お祭り映画としては文句なしの出来なんだけど・・・・

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白い映画には愛を捧げ、そうでない映画には鉄槌を下す
てるおたくお

ぶっちゃけシネトーク


●今日のちょい気になることシネ言

「今年もいっぱい映画観るどーーーっ!!」




シネトーク139
『アベンジャーズ』

THE AVENGERS





監督・原案・脚本:ジョス・ウェドン 音楽:アラン・シルベストリ
出演:ロバート・ダウニー・Jr/クリス・エヴァンス/マーク・ラファロ/クリス・ヘムズワース/スカーレット・ヨハンソン/ジェレミー・レナー/トム・ヒドルストン/クラーク・グレッグ/コビー・スマルダーズ/グウィネス・パルトロウ
/サミュエル・L・ジャクソン


2012年米/パラマウント/144分/ビスタサイズ/ウォルト・ディズニー・ジャパン配給(2012年8月14日公開)



●作品解説
マーベルの人気ヒーローが一堂に会し、世界中で大ヒットした

夢の競演ムービー。世界興収では歴代3位となる15億1175万ドルを記録した。
 地球の支配を目論む邪悪な神ロキの陰謀を止めるべく、
国際平和維持組織シールドの長官ニック・フューリーはアイアンマン、

キャプテン・アメリカ、ロキの兄ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ホークアイを

招集した“アベンジャーズ”を結成。しかし、それぞれの性格や立場の違いから

衝突を繰り返し、さらに敵の戦闘部隊の襲撃によりチームの存続すら危うくなる。

そんななか、ロキは地球侵略計画を着々と進めていき、
人類は史上最大の危機を迎える。




※ネタバレしてます! ご注意ください





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かなり楽しい!!! でも前半1時間がかったるい・・・・


てるおたくお 「あけましておめでとうございます! 今年もぶっちゃけながらシネトークしていきますんで、よろしくたのんます!!!


てるお 「つーことで、新年に相応しいシネトーク1発目は『アベンジャーズ』!


たくお 「てか、なんで今頃なのよ?」


てるお 「夏の公開時にトークするの忘れてたからにひひ


たくお 「ありゃりゃ、ダメやないの」


てるお 「基本、シネトークをスルーした作品は、1:忙しいを言い訳にして観てない、2:観たい気が起こらない、3:観たけど放置しすぎて既にどこも上映してない、4:語ることがない」


たくお 「あと、観たけど内容を忘れた → つまりどーでもいい作品にひひ


てるお 「先行上映時にざっくりとレビューはしたけどね。 てか、今更何を語れと? みんなもう知ってるし、『いやー、面白かったんじゃね?』でいいんじゃね?にひひ


たくお 「じゃあ、見どころを語ってもしゃーないから、あえてココがダメーッ!な切り口で語りますか


てるお 「劇場で3回(うちIMAX1回)観たけどさ、ツッコミ部分は意外と多い映画だったよな。ぶっちゃけ“勢いだけ”のお祭りワッショイ映画にひひ


たくお 「僕は2回観たけど、話が意外とお子様向けだったというか・・・・。覚えているところってスカヨハの華麗な立ち回りと、マンハッタン戦ぐらいしかないというねにひひ


てるお 「各ヒーローの紹介がバッサリ割愛されてたのはちょいビックリ。コイツにはどういう能力があって、どこからやって来た、という説明がまるでない。『マーベル・シネマティック・ユニバース』 の単独作(アイアンマン、インクレディブル・ハルク、マイティ・ソー、キャプテン・アメリカ)を全く観てない人は楽しめてるのかな?」


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たくお 「とりあえず強いヒーローたちが手を取り合ってエイリアンと戦う話でしょ?程度の知識でも十分に楽しめるけどさ。既にアイアンマンとキャプテン・アメリカは“お知り合い”になってたので、ビギナー向けの親切設計にはなってないよね。“君たちは当然、全部観てから『アベンジャーズ』観に来たんだよね?”と、あえて突き放した作りにしてる」


てるお 「多分、『アイアンマン』ぐらいは観たことあるけど、他は観たことないと言う人がほとんどでしょ? ソーとロキの関係は『ソー』を観てないと何がなんやらだし、四次元キューブのことは『キャプ・アメ』を観ておかないと分かりずらいかも


たくお 「ま、そうは言っても、各キャラの特性や特徴はストーリーを進めながら理解できる程度は配慮されてる。ただ、なんでアイアンマンが空を飛べるの?とか、なんであのオッサンが緑の巨人に変身しちゃうの?とか聞かれても困るけどさにひひ


てるお 「正月に実家でDVDを観てたんだけど、俺の姉き(40代後半)がまさしくそうだった。『彼らは友だちなん?』『なんでみんなコスプレしてんの?』『ハンマー振り回しただけでなんであんなに空飛べるん?』とかね。メンドくさいから『彼らは劇団の仲間なんだよ』と教えといたにひひ


たくお 「劇団の仲間って・・・・ガーン


てるお 「あとこれも結構聞くけど、思ったより話が動き出すのが遅いから前半部分はちょっとかったるかった。もうちょっと見せ場のうまく配分してくれたら良かったんだけど


たくお 「確かに。プレタイトルでロキがシールド基地を襲撃するシーンはツカミとしてはOKだったけど、それから約1時間は大きな見どころがないまま話が進む


てるお 「開始44分でキャプテン・アメリカ VS アイアンマン VS ソー戦があったけどね」


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たくお 「でもメインどころの見せ場は、シールド基地での襲撃戦(10分)、空飛ぶ戦艦ヘリキャリアでのバトル(15分)、マンハッタンでのクライマックス戦(30分)の3つ。あとはヒーロー同士が喧嘩してるか、それに頭を痛めてるニック・フューリーか、ロキがエラそうにしているシーンぐらいしかないにひひ


てるお 「ま、ためにためて、最後にドカーーーン!!!というのが最近のハリウッド映画の傾向だけどさ」


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たくお 「アイアンマンとソーの問題児同士の喧嘩が何気に面白かったな。『君たち、いい加減にしろ!』と、優等生学級委員のキャプテン・アメリカが喧嘩を収めるというね」


てるお 「なんか中学生のありふれた日常をただヒーローに置き替えただけともいえるにひひ


たくお 「ソーはハルクとも喧嘩してるし」


てるお 「喧嘩というより、ハルクの暴動を収めようとしてたんだけどね。ただ、ハルクって前半と後半でキャラ変わってね? ヘリキャリアで初めて変身した時、自分をコントロールできずブラック・ウィドウを襲ってたけど、一旦退場してNY戦で再登場した時は、すっかり人格変わってやがんの。バナーはハルクをコントロールできる術をいつ身につけたんだはてなマーク


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たくお 「しかも余裕の笑顔までかましてたよね。どこかで副人格療法でも受けてたんじゃないの?にひひ


てるお 「しかし、今回の主役は実はハルクだったとは。ソーと一緒にチタウリを蹴散らしたかと思いきや、ソーをいきなり殴り飛ばすお茶目なとこが好きだな」


たくお 「ロキをビタンビタンッてしちゃうとこもワロたけど。『私は神だぞ! 愚かな化け物め! お前ごときに・・・・ぎゃーーっ!!!』にひひ


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てるお 「原作ではソーを倒すためにロキがハルクと手を組んだこともあるのにな」


たくお 「ハルクが落ちてくるアイアンマンを見事にキャッチするシーンも燃えーっ!


てるお 「しかし、なんであそこを予告編で見せちゃうかなあ? ああいう燃えなシーンこそ公開まで見せちゃダメだろ


たくお 「でもそれで面白さが目減りすることはなかったけど」


てるお 「まあそうだけどさ」


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たくお 「ロキがまたまた憎めない。『マイティ・ソー』でも『いつもお兄ちゃんばっかり!』とジェラってる彼がなんか切なくてさにひひ


てるお 「『ダークナイト』シリーズでいうジョンサン・クレインみたいなヤツ。威厳っぽく振る舞って調子いいこと抜かしてるわりには、ただのヘタレというこのギャップが最高。ロキはずっとこの調子でいてほしいわにひひ


たくお 「完敗したロキが『酒、飲ませてくれる?』とポツる場面も超ウケた」


てるお 「超絶バトルの間にちょいちょい挟みこんでくる笑いって結構効くんだよね。ああいうラフな笑いがもっとあってもよかった


たくお 「スカヨハは『アイアンマン2』以上に見せ場が多くなって グッド! だったけど、もうちょっと露出度の高い衣装か、もっとピチピチなスーツでやってくれたら完璧だったんだけどねえ」


てるお 「あの豊乳 おっぱい 全然活かしていないアクション演出はちょい減点だろ。オープニングで椅子に縛られた時の立ち回りでは谷間強調してたのに、それ以降は谷間出してくれないし。生殺しじゃんショック!


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たくお 「ワンダーウーマンぐらいの露出はほしかったな」


てるお 「いっそのことビキニで戦ってくれたらもう120点あげちゃう。あれだけの激しいアクションなんだから、やっぱユッサユッサ揺らしてくれないとにひひ


たくお 「アホや」


てるお 「スカヨハはブラック・ウィドウをえらく気に入ってるようで、スピンオフもやる気満々らしいよ」


たくお 「じゃ、ビキニ・バトルはそれまでおあずけってことで!にひひ





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核兵器好きなアメリカ人よ、『はだしのゲン』を読め!


たくお 「フィールドの長官ニック・フューリーが思ったほどアベンジャーズ結成に役に立ってないよな。結局、お偉方を説得できてないし・・・」


てるお 「本編からはカットされたけど、責任を追及してくる政府上層部を丸く収めてフューリーを窮地から救ったのも、結局、副司令官のマリア・ヒルなんだよね」 ※BDの未公開シーンに収録


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たくお 「初めはバラバラだったアベンジャーズの結束力を高めたのも、フューリーじゃなくてエージェントのフィル・コールソンのおかげだし


てるお 「人一人が死んでやっと『やる気になりましたっ!』的な展開はなんか浅いなあ。そこで泣き場面を持ってきたけどさ、アベンジャーズとコールソンの関係性がそんなに深く描かれてないから、今ひとつ感傷に浸れるような演出になってない。てか、コールソンがキャプテン・アメリカのファンだなんて初めて聞いたけどシラー


たくお 「だってその設定はウェドン監督のアイデアだから」


てるお 「あの場面、コールソンは恐らく死んでないよね。フューリーが彼の偽装死を利用してアベンジャーズのやる気を起こさせようとした。フューリーならそれぐらいのことやりかねんにひひ


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たくお 「『マイティ・ソー』『キャプテン・アメリカ』のBD特典にコールソンを主人公にした撮り下ろしショート・ムービー『マーベル・ワンショット』が収録されてて、『アベンジャーズ』のBDにも3作目が入ってたけど、そこではコールソンは一応死んだことになってたよ


てるお 「ウェドン監督がパイロット版を手掛けるドラマ・シリーズ『S.H.I.E.L.D.』でもコールソン役でクラーク・グレッグの出演が決まってるんでしょ?」 ※2013年秋より米国で放送予定


たくお 「ドラマ版も『マーベル・シネマティック・ユニバース』の世界観と共有しているけど、映画版からは切り離した独立した作品として制作されるらしい


てるお 「クライマックスのマンハッタン戦では『これでもか!』というぐらいの特盛りサービスでガンガンにやってくれるけど、攻めてくるチタウリ軍団が『仮面ライダー』ショッカーみたいなザコキャラなので、観てて段々飽きてくるんだよねえにひひ


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たくお 「『SW』でいうバトル・ドロイドで、大本が絶たれると全部死んじゃうというのも同じだし。ああいう“逃げ”に走った危機回避的な場面はガッカリするよねえショック!


てるお 「でっかいヘビ型のニョロニョロ攻撃機が高層ビルを破壊しながらNYを破壊し尽くす場面も、やっぱり『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』とカブっちゃうよね。既視感満載だったし、破壊描写の圧倒さでいえば『トランスフォーマー~』の方が上だと思ったけど


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たくお 「ここでオプティマスプライムが出てきたら、もっと燃えちゃうんだけどね」


てるお 「ウォルト・ディズニーがハスブロも買収すれば共演も夢じゃないかもよ」 ※一時、ディズニーがハスブロを買収するという噂も流れた


たくお 「ルーカスフィルムも買収したんだから、いっそのことアベンジャーズとオートボットとジェダイが手を組んで、サノスとディセプティコンとシスを迎え撃つ話にしちゃいなよにひひ


てるお 「牛丼と天丼と親子丼をセットで持ってこられた感じだなにひひ


たくお 「ただね、敵側のヒエラルキーが乏しいので、話が今ひとつ盛り上がりに欠けたのは否めない。こんだけのスーパーヒーローが勢揃いして迎え撃つ敵がコレ!? というのはちょい拍子抜けだった」


てるお 「もっと強え~ラスボスがいてこそ、ヒーローたちの活躍がより際立つものなんだけどさ。ま、敵が徐々に強大化していくというのはシリーズ続編のお約束なので、1作目ではコレでいいのかな、というのもあるけど」


たくお 「核爆弾の扱いも相変わらず軽い。人類への多大な影響も考えないでそそくさと発射ボタンを押しちゃう描写はやっぱりハリウッド映画らしいよな。フューリーが核ミサイルを積んだ戦闘機に向かってランチャーで吹き飛ばすとか、もうムチャクチャ。アメリカ人は核爆弾を花火爆弾のようなもんだと思ってるショック!


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てるお 「てか、『ダークナイト ライジング』とモロかぶりじゃん。ホント、見せ場にすぐ核兵器をもってくるところはノーテンキというか安易というか・・・・。アメリカ人よ、『はだしのゲン』を読め!プンプン


たくお 「基本的に荒唐無稽なアメコミ・ポップコーン・ムービーだから、NYの被害状況とか多数の死者を描いてヘンに重たいトーンにするような映画じゃないってことは百も承知だけどさ、ちょっとはドラマ部分にも厚みを持たせるとかしないと、続編でもこのテンションだとキツい


てるお 「未公開シーンに、破壊されたNYの街が映し出される別オープニングがあったけど、少し重々しい感じになってしまっていると判断されたからカットされたんだと思う。でもマリア・ヒルがNYでの甚大な被害の責任を追及される未公開シーンは本編にあっても良かったと思ったけど」


たくお 「同じ未公開シーン集の中に、ロジャース(キャプテン・アメリカ)が自分が第二次大戦で活躍している昔のニュース映画や、当時の恋人ペギーの調査書を見て思いにふける場面があるんだけど、これがまたいいシーンなんだよ。無線LANのことをラジオだと勘違いするカルチャーギャップな笑いも効いてたし。なんでカットしたんだろ?」


てるお 「そのシーンにもスタン・リーがカメオで出てたからじゃね? ほんと、この爺さん、出たがりだな にひひ」 ※BD特典の未公開シーンで観られます


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たくお 「アラン・シルベストリの音楽もちょっと大人しめだったかな。もうちょっとテンションアゲアゲなスコアで盛り上げてほしかった。それこそ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』級の音楽をさ!


てるお 「確かに。シルベストリは『キャプテン・アメリカ』に続く抜擢だけど、『キャプアメ』のテーマ曲のほうがカッコよかったな」


たくお 「これがジョン・ウィリアムスだったら、6人のヒーローそれぞれにちゃんとしたテーマ曲を付けて登場シーンのたびに音楽に上手く組み込んでたと思う」


てるお 「まとめに入るとさ、そんなちっちゃな不満もろもろを軽~く吹き飛ばすパワーがラスト30分に満ちてたから、俺的にはもうそれだけでOKグッド!


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たくお 「“スマッシュ”したハルクがでっかいヘビをなぎ倒す → ヒーロー6人をカメラがグルリと回って映す。もうこのシーンだけで50点プラスだなラブラブ!


てるお 「6人それぞれの激闘を1カットで見せた演出 もシビれたよ。ラブラブ! あそこのシーンだけでも20点増し」


たくお 「で、ハルクがアイアンマン、キャッチ!で10点プラス!にひひ


てるお 「エンドクレジット後に彼らがシャワルマ(ケバブ)を無言で食べながらひっそりと打ち上げをやるオマケシーングッド! だった! その席にニック・フューリーがいなかったのが残念だけど」


たくお 「ああいう脱力した打ち上げってよくあるよね。最初はみんな楽しそうに盛り上げってるんだけど、終電近くなると寝てるやつも出てくるみたいな。にひひ 地球の危機を救ったヒーローたちの打ち上げとは思えないあの感じ、いいなあにひひ


てるお 「この打ち上げシーンはアメリカと日本公開版にしか付いてなかったらしいけど、これの完全版とかあったらぜひ観たいわ」


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たくお 「和気あいあいとやってる彼らを見たいなら、BD特典のNGシーン集がオススメだよ」


てるお 「3Dは後付け処理のわりにはクオリティも高かった。やっぱりIMAXだと3D感がハンパないな。チタウリやヘビニョロとの空中戦の立体感や奥行き感はなかなかのものだった


たくお 「今回は珍しくビスタサイズで撮られてるんだよね。そりゃシネスコのほうがワイド感があって迫力あるけど、IMAXだとほぼビスタだから、結果的にこのサイズで良かった」


てるお 「BDで観る時もTV画面フルサイズだしな」


たくお 「ただ、日本語吹き替え問題はやっぱり軽視できない。プンプン 以前にもブログで散々批判した けど、やっぱBDにはちゃんとした声優さんで録り直してほしかった」


てるお 「米倉涼子の棒読みにも愕然としたけど、竹中直人のフューリーもやっぱり違和感が。 有名タレントが吹き替えてるからって観にくる人なんている?


たくお 「むしろ敬遠されてるし。配給会社さん、もっと作品を大事にしようよ!


てるお 「そのダメダメ吹き替えの影響なのかどうかは知らないけど、日本での興行成績は36億円と、世界的な大ヒットに比べたら元気のない数字。『バイオハザードⅤ』にも負けてるショック!


たくお 「『マーベル・シネマティック・ユニバース』単独作の興収は良くて15億ぐらいだから、まあまあイイ数字だとは思うけど、『日本よ、これが映画だ!』 と大きく出たわりには物足りない


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てるお 「ウォルト・ディズニー・ジャパンは今回の反省を踏まえて『マーベル・シネマティック・ユニバース:フェイズ2(第2章)』を盛り上げてほしい」


たくお 「まずは今年4月26日に日本先行公開の『アイアンマン3』を皮切りに、11月米国公開の『ソー:ザ・ダーク・ワールド』、2014年には4月米国公開の『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』、8月米国公開の『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』があり、そして2015年5月1日公開の『アベンジャーズ2』で締めくくり、11月にエドガー・ライト監督の『アントマン』が公開される」


てるお 「楽しみが尽きないなあ。ラブラブ! ワーナーもDCコミック・ヒーロー集合ムービー『ジャスティス・リーグ』の映画化を本気で考えているようだけど、スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、フラッシュ、グリーンランタンらが集結するのは『アベンジャーズ』よりも設定として無理があるため、実現を疑問視するファンも多い」


たくお 「ジョセフ・ゴードン=レヴィットが新バットマンとして『ジャスティス・リーグ』に出るかもなんて噂もあったけど、どれも信憑性がない情報ばかりだし」


てるお 「日本では、ウルトラマンも、仮面ライダーも、戦隊ヒーローも、宇宙刑事も、既に合作共演をやっちゃってるけど、どれもパッとしない出来なんだよねえ」


たくお 「じゃあ最終兵器として『ゴジラ VS ガメラ』を大マジメに映画化することだな」


てるお 「それか『貞子 VS 伽椰子』でもいいけどにひひ



グッド!ココGOOD! これだけの人気ヒーローを手堅くまとめ上げたジョス・ウェドン監督、グッジョブ!/30分の怒濤のクライマックスでカタルシス爆発!/ハルク、最高/ロキさまグッド!/スカヨハ姉さんにまたホレたラブラブ!/フィル・コールソン/最後の無言打ち上げ/パンフレットの出来が素晴らしい
爆弾ココBOMB! 単独作を観ていないと話にノレにくい/話が意外とお子様ヨリ/前半が退屈/敵が弱すぎ/スカヨハ姉さん、もうちょっと露出度高め希望/核兵器のノーテンキな扱い/NY戦が『トランスフォーマー』と若干カブる/もうちょいキャラのドラマが欲しかった/ちょい盛り上げ不足な音楽/日本語吹き替え問題



●満足度料金

てるお  1300円

たくお  130円



『アベンジャーズ』 80点




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