認知症の母のこと、区画整理の建て替えのこと、そしてもちろん仕事
「いったい私はどうしたらいいの~?」
と叫びたいくらい、スケジュールめっちゃ多すぎ
というわけで、ブログをサボった言い訳でした(笑)
ひとり暮らしの母が認知症になり、
ついに“第3の人生”をスタートすることになりました。
介護施設の取材は何度か行っているので、
ホームの暮らしがなかなか快適だということは知っていたのですが、
(もちろんそうではない施設もありますけど…)
入居を決めるまでは、本当にいろいろな葛藤がありました
「自分の家で気ままに暮らしたい」
「私はぜんぜん大丈夫、何でも自分でできる」
そんな母の気持ちを尊重して、アルソックを付けたりしながら
だましだまし暮らしてきた日々。
でもそんな葛藤も、「一人暮らしはもう無理」という
ドクターの“鶴のひと声”で、すべては完結
「でも、いったいどこのホームがいいの?」と悩んでいたら、
「みんなの介護」というサイトの方が、相談にのってくださいました。
認知症の場合、やっぱりお勧めはグループホームのようです。
そもそも老人ホームといっても、種類がいろいろあり、
●特別養護老人ホーム(介護度の高い人、所得の低い人優先の施設)
●有料老人ホーム(その名のごとく、有料の高齢者向け施設)
●グループホーム(認知症の方の施設)
●老人保健施設(在宅復帰をめざす施設)
●サービス付き高齢者向け住宅(元気な高齢者のための施設)
実はまだ他にも、いろいろあるんです
昔は「老人ホーム」といえば“姥捨て山”みたいな印象がありましたけど、
今はと~んでもない
母の友人などは、70歳になるのを待って
「ぜひホームに入りたい」と言うほど快適です。
ごく一部の問題な施設ばかりが報道されるので、
ホームに怖い印象を持っている人もいるかもしれませんが、
週刊ダイヤモンドで介護施設上位に選ばれたホームを取材したとき
入居者の人はこう言ったんですよ
「ここは天国です」
って。
なにしろ、マグロの解体ショー&板さんの握ったおすしを食べる日があったり、
カラオケを楽しむ日があったり、お買い物に行く日があったり、
1泊旅行にも出かけちゃったりします。
そういうことが苦手な人も、美味しい食事と24時間のフォローで
階段から落ちることも無く、人との触れ合いもあって
安心・安全に暮らすことができるんですよ
もっとも、そういういい施設に入るにはそれなりのお金もかかり、
ある程度の年金や貯蓄がないと無理かもしれませんね。
私みたいなシングルマザーには
夢のまた夢、それこそ手の届かない“天国”ですけど(笑)
で、先週兄と二人で5ヶ所のホームに見学に行きましたが、
結局母のために選んだのは、グループホームでした。
ホテルのような豪華な施設とは違って、
自宅にいるようなあったかいサービスがある施設です。
「言ってみれば、24時間サービスが付いた自宅のようなもの」
とスタッフの方が言っていましたが、本当にそんな感じです。
ひとつの施設に9人までという決まりがあって、
ゆったりとした施設内で、のびのびと何でも好きなことができるんです。
見学した施設の中には、「日中は自分の部屋に入れない」
という所もあったのですが、あれはちょっと…ですね。
私なら間違いなく逃亡します(笑)
そんなこんなで、これからはときどき
母の話題が登場するかと思いま~す