気がつけば、このブログを初めて2年が経っていました
このブログは私の不妊治療日記でもあったので、それだけ治療を
してきたんですよね
「たった、2年じゃない。」
と、言われるくらい、長いこと治療なさっている方もいらっしゃるで
しょう。
私の場合は、治療を開始したのが38歳でしたので、タイミングも
人工授精もすっとばして、いきなり体外受精からのスタートでした
体外受精を行った2年間、私にとって決して短い時間ではありません
でした
住宅ローンを複数抱え、決して裕福ではない家計で、買いたいものも
我慢し、食べたいものも我慢し、行きたいところも我慢した2年。
でも、決して私は後悔をしていません
かえって、とても貴重な経験をした、素敵な2年でした
だって、普通に妊娠して出産する人は決して見ることの無い、自分の
卵子を見ることも出来たし。受精卵だって、見ることが出来た
そして、人の温かさを知ると共に、経験者でなければなかなか理解が
できない痛みも理解できるようになった。40にして、成長したかな
私には、お迎えを待っている凍結卵があります
この結果がどうであれ、私はお迎えを持って、治療を卒業
することに決めました
「私はすっぱり終わりを決めることができる。」
と、思っていたけど、良い結果が出るとどうしても、次を期待してしまい、
いつのまにか、
「長いトンネルに入り込んでしまったかな。」
という状態になってしまっている、自分がいました。
このブログを始めた時には、きっと不妊治療は妊娠出産ということで
続いて、このブログもそんな風に成長していけたらな。
と、思っていましたが、やはり不妊治療を題材に始めたブログなので、
卒業を決めた以上はここで一区切りすることにしました
人生、最後に笑えるよう歩んで行きたい。
ありがとう