サビアンシンボルは、1925年 アメリカで、車椅子のチャネラーのエリス・フィラー博士と、占星術士のマーク・エドモンド・ジョーンズ博士が、12サイン(12の星座=牡羊座から魚座まで)を細分化するために各サインの1度から30度をチャネリングによって降ろされた星の物語。
人の魂の成長の物語と言われています。
サビアンシンボルは、12サイン360度すべてにそれぞれ固有の性質があるという考えかたで、360度それぞれに詩文がついています。
この詩文は象徴的なイメージがあてがわれているのですが、もっとも重要なのは、度数を見ることになります。
詩文は、度数の肉付けとして読んでいきます。
占星術で使う星は、太陽系の惑星9個(水金地火木土天海冥)と月があります。
ジオセントリックでは、地球が真ん中にあるホロスコープを使います。太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星を使います。
ヘリオセントリック占星術では、太陽を中心にホロスコープを表示しますので、地球サインが現れ、太陽サインはありません。月は地球と同じとみなし読みません。
惑星が、12あるうちのどのサイン(星座)の度数(1〜30)に位置しているかが重要です。
数字(度数)とそのサインの特性から、意味が推理できるということです。
サビアンは、12サインを細分化したものです。
この数字とグループ分けの分析は欠かすことができません。1サインごと5度ずつ6つのグループに分けられていますが、はじめの方の度数と後の方の度数、また前半と後半の度数では、意味がずいぶん異なってきます。
それを知らず12サインを読むと、確実にサインの意味を間違って解釈することになります。
別のサインの同じ度数もとても関連性がありますので、かならず見てみます。
サインごとに特徴がありますので、それを加味して度数を読みます。
とくに重要なのは鏡のサインといわれる180度反対側のサインです。お互いに密接な関係がありますので、自分の資質を深めるのに役に立ちます。
牡羊座ーーー天秤座
牡牛座ーーー蠍座
双子座ーーー射手座
蟹座ーーー山羊座
獅子座ーーー水瓶座
乙女座ーーー魚座
60度、90度、120度にある天体もみるとよいです。
✨サビアンの度数の考え方は、数え年の考え方と同じです。
つまり、0.00〜0.99までを、1度とします。
たとえば30度は、29.00〜29.99となります。
私たちは長年テレビや雑誌などで「太陽サイン」になじみ、自分のキャラクターを、太陽サインと思い込んできましたが、太陽サインは、10の惑星の1つに過ぎませんので、「あのひとは獅子座だから」というのは、1/10しか見ていないことになります。
太陽サインは、「希望の方向」という意味ですので、これが性格の全てだと考える方が無理があります。
さて、サビアンシンボルでも、成長の過程で360の全てを経験していくので、360あるうち自分はいまどの地点にいるのか?と考えた方が現実的でしょう。
さまざまな占星術や星の読み方がありますので、このヘリオセントリック占星術では現れてこないサインや度数も人生のどこかで経験していることになるようです。
樹里安では、5次元イニシエーションという星読みで、地球から土星までの6天体が、どのサインのどの度数にあるかで、人生のさまざまな転機や本来のあなたの魂が訴えていることなどの重要ポイントを探っていきます。
これは、読む人、読む時期によっても全然違ったものになりますので、一回やって終わりということはなく、人生に迷った時、再確認したい時などに、頼ってみるのも良いかもしれませんね。
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