いや~忙し~い!ってココでグチをこぼしても始まらないのだが

3年生の受験の追い込みと、1,2年生の学年末考査対策が

バッチリと重なって、ホント息つく間もないほど忙しいのである。


3年生なんかは、モチロン学校が終わったらすぐに塾に来て

夜まで缶詰でズーッと勉強である。


夜まで・・・と言っても、うちの塾では午後10:00までである。


ご近所の大手チェーン、フランチャイズ塾の中には、

生徒も教師もハチマキ締めて、深夜12時過ぎまで勉強させるって

いうのがウリの塾もあるのだが、生徒の睡眠時間を削って体調を

壊されたら本末転倒であるし、ハチマキが本当に効果があるのなら

クールポコはこんなに早く消えていないはずである。


で、昨日のこと・・・・3年生の自習教室を覗いてみると、

教室の一角で同じ中学校の女子が4人、同じワークを開いて

ひたすらに英文を書いている。


なんの勉強かな?って覗いてみると、英語のクソ教科書を

ひたすらワークに書き写しているのである。


入試まで1ヶ月あまりのこの時期、やることがたくさんあるこの時期に

教科書の丸写しなんてバカな写経のような作業をやってる場合ではないのである。


「それナニよ?」って私が聞くと、生徒の一人が

「教科書の本文を今週中に10ページ写して提出しなくちゃいけないの。

これを提出しないと内申点が下がるって先生が言ったの。」

って、とーぜんタメ口で答えたのである。


う~ん、学校のバカ教師どもは、この大切な時期の受験生に

何という不毛な作業を課すのであろう。

しかも、高校や委員会に提出する評定一覧表は今週が提出期限である。


入試に関する提出書類は、もう完成していて、今更バカ教科書の

写経作業をやろうとやるまいと、内申点は変わらないのである。

そんなことは教育委員会のHPを見ればすぐに分かるのである。


なのに、無能なバカ教師は、

受験生は今何をやらなくてはいけないか?

なんてことは全く考慮せず、この大切な時期に不毛なバカ課題を出し続けるのである。


しかも、自分に能力がないので、生徒を従わせるため、

内申点を下げるぞ!っていうバカの常套句

ウソをついてまで生徒を従わせようとするのである。


もう何回もブログで書いてきたけど、そもそも、もう公立の中学校は

生徒が勉強する場ではなくなっている。


モチロン学校に行くのは勉強するためだけではないのだろうけど

せめて高校入試が間近に迫ったこの時期くらいは、

受験生たちに思いっきり勉強させてあげて欲しいと思うのである。


近所にあるクサレ中学校では、なぜか体育の授業が増えて

皆それぞれに好きなスポーツ(遊び?)をして良いことになっているらしい。

また、ある学校の国語の時間は、最近は卒業文集の作成ばかりで

授業は全く行われていないそうである。


さらに・・・・


以前のブログ で書いたとおり、高校進学を手軽に決めちゃった

発狂ザル共が、授業を妨害してはしゃぎまわっている・・・・・


だから・・・・・私は成績的に切羽詰っている生徒には

「もう学校を休んで家で勉強して、

午後になったら塾に来なさい。」

ってダイレクトに指導をしちゃってるのだ。


ま、もちろんクサレ学校だって、少しは進学指導らしきことを

行なってはいるようであるが、これがまた大変メイワクなのである。


そもそも高校っていうのにはレベルがあって、誰もが望む高校に

進学できるってわけではない。


トーゼンこの時期は、教師が子供たちの学力をしっかり分析して

受かる可能性のある高校をしっかり指導しなくてはいけないのである


塾でも、生徒一人一人の成績や内申、教科ごとの弱点を分析し

その生徒が志願する高校の合格の可能性を判断するのである。


しかし、学校っていうのは、そもそも生徒のデータを持っていない。


もちろん、中間や期末考査等の定期考査の成績や

たまに行う実力テストのデータ程度は持っているけど

最新の高校ごとのレベルや難易度なんかの資料がないため

古~い高校の偏差値や去年の生徒の順位なんかを参考に

「あなたは学校で○番くらいだから、受かる高校はココかなぁ?」

なんて指導をするのである。


もちろん、それが当たってれば問題はないのであるが

そもそも高校の難易度って年によって大きく変化するし

同じ中学校であっても学年ごとのレベルは大きく違うのだから

そんテキトーな指導が通用するはずもないのである。


もちろん、自分たちで的確な進路指導はできないって自覚している

優秀な?教師は「で、塾の先生はナンて言ってたァ?」って

聞いてくれるらしいんで、まだイイのだが・・・・・


能力もないクセに先生面だけしたがるバカ教師は

古~い進学資料や、テキトーな生徒の成績で

恐ろしいほど自信満々に子供たちに進学指導を行うのである。


そして、毎年あるのが、塾ではOKを出している高校に

学校がダメ出しをするってパターンである。


つまり、塾の詳細な成績データから、

この子はこの高校を受験しても大丈夫!

って判断してるのに、バカ教師が

あなたの成績では、この高校は無理です!

って余計な指導しやがることが、毎年少なからずあるのである。

もちろん、塾の指導っていうのは、それなりの確実な裏付けが

あってのことだから、学校がなんと言おうと、大丈夫なものは

絶対に大丈夫なのだが、かわいそうなのは、ダメだしされた生徒である。


私だって本当は生徒の目の前で学校の悪口は言いたくないのだが

そんな子たちには、やむを得ず、

どうして学校の進路指導がテキトーで当てにならないか

ってことを、丁寧に説明してあげるのである。


こんなバカ教師どもに、我々が必死に税金納めて、食わしてやって

るのかって考えるだけで、腸が煮えくり返るのだが・・・・


ま、それでも・・・・・


そういったバカ嘘つき教師どもにダメだしされた生徒たちが

毎年必ず合格発表の日に、満面の笑みで


「合格しましたぁ~!」


って塾に報告に来てくれるから

私も、まだ、救われるのである。



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