安部さんがアッサリ辞めてしまった・・・・・
もともと信用はしてなかったけど、これほど何もせず・・・・・っていうか、
教育再生委員会を作ったり、ヤンキー先生が国会議員になっちゃったりと
教育に関してはマイナスのお仕事しかやってないような状態で・・・・・
ほぼ１年間に総裁選でダントツ人気で総理大臣になちゃった
安倍晋三さんは
「最優先に教育の改革、再生を行う。」って
確かにテレビで公言していた。
教育の再生っていうことは、一応今の日本の公教育が逝っちゃってることを
認識しているのだろうとは思っていたのだけど・・・・・・
これほど何もせずにお辞めになるとは・・・・・・
やっぱり政治家ごときに、真の教育改革は不可能なのかもしれない・・・・
っていうか、さほどこの現状に危機感を感じていないっていうのが
改革が進展しない本当の理由なのであろう。
今の日本の教育の荒廃ぶりっていうのは
親ですら深刻に受けとめている方が少ないように感じる。
だから、雲の上の成層圏のさらに上の地球の軌道上を
回っているようなお役人たちに
教育界の現状が理解できるはずがないのは
やっぱ仕方がないのかもしれない。
もちろんお役人サイドには、教育再生委員会なんて組織があって
そのメンバー達は一応は有識者っていわれる方々なんだけど
しかし、その有識者って方々ですら
せいぜい成層圏くらいの軌道を回っているくらいの位置である。
だから、地上で起こっている下々の教育現場の荒廃なんぞ
本当にわかるはずはないし、分かろうとする気もないのである。
学力低下って簡単に言うけど
それがどんなもんかって、正確に言えるお役人がいるだろうか？
このブログでも何度も取り上げているが
学力低下ってのは、もはやテストの点数や偏差値なんていう
高いレベルの話ではなくなっている。
現実の「学力低下」は
すでに日常生活にも弊害を及ぼすようになっているのだ。
国語力の低下は、もはや本を読まないなんてレベルではなく
字が読めないからマンガも読めない子もつくり出している。
もちろん字幕で映画を見ることなんてできない。
話を聞く能力の低下に関しては、
もうテレビ番組にもその影響が出ているようである。
今のテレビでは、どんな番組でも画面の下に事細かに字幕が出る。
あれは一応聴覚障害者のためって建前になっているけど、
本当は、耳で聞いただけでは話を理解できない人間が増えたためなのだ。
数学、いや算数の能力低下も深刻である。
パーセントや割合の観念がまったく身についていない。
野球部に所属していながら
「～割～分」の意味が全くわからない子も多い。
じゃ、どうやって打率を計算しているのか聞いてみたら
ぜ～んぶ先生や監督がやってくれるといっていた。
だから、彼らは３割とか２割という打率を、なんとなく感覚で、
いいとか悪いとか感じているだけなのだ。
こんな状態だから、例えばバーゲンセールに行って
「オール３０％引き」なんてもの、何のことやらわからない。
もちろん暗算なんてできないから、
お店が値札をテキトーにつけてても絶対にばれることはない。
特にここ十数年間の日本の子どもたちの学力低下がすさまじい。
あまりにすさまじすぎて、「これは政府の策略か！？」って
勘ぐってしまうほどである。
考えることのできない、考える能力のない国民を増やし
政府の意のままに操ろうとしているんなら、
この荒廃ぶりも理解できるのだ。
国民年金の様々な問題をはじめ、
最近発覚した生活保護費の横領問題など
役人達がどれほどデタラメで非人道的な犯罪を犯しているのかすら
理解できていない国民も多いのではなかろうか？
ましてや中学生にいたっては
国民年金の意味すら分かってはいないはずである。
これだけ「教育崩壊」が叫ばれているのだから
現に今その教育を受けている中学生がもっと関心を持って
その問題点や改善点を考える機会を与えてやるべきだと思うのだが･･･。
次の新総裁の先生！
一度でいいから生の生徒達と接してみてくださいよ。
そしたら、今まで、そしてこれからも「税金」という名の年貢で
政治家の方々の生活を潤してくれるであろう下々の人間達が
今大変なことになってるってことを肌で感じることができるはずである。
そしたら少しは現実的な教育改革を実行しようって気にもなるんじゃない？
このままじゃ、国民から搾取しようにも、
もう間もなく、搾取するものがなくなってしまいますよ。
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