BarBri(司法試験予備校)の授業も折り返し点をすぎてきたところです。
MBE科目(全州統一の試験)の科目も、残すところContractだけとなってます。
うーん、相変わらずであります。
Change! Change! ...
ちょっと背中がかゆくなってきたところで、先週Bar Briの授業で珍事がありましたのでその話をば。
確かに予備校の先生は一風かわった先生が多いのですが(日本の予備校もちょっと面白い人が多いですよね)、憲法の先生は新顔なせいか緊張気味かつ早口、しかも間違えまくってしまうという失態。。。
個人的には、liveならともかくとして大方の人が1週遅れのvideo courseをとっているのだから、差し替えればいいのに、そのまま放送。。。
※まぁいろんなオトナの事情があったのでしょうが。
すると、おそらくBar Briに抗議が殺到したようでして、全員宛にメールがきてました。
一通目:Constitutionについては後ほどclarificationのメールを送るので問い合わせをるする必要はありません。
二通目:(おそらく誰かのノートを添付して)clarificationのメールを送付。かつ、Bar Briはmake upの制限回数(ようは、欠席・サボってる人用にonlineでBar Briの講義を見れるというもの)のカウントには今回の授業ははいりません。
みたいなメール。。。
たぶん異例なことなんだと思います。
※きらりは結局本授業はエスケープしてブランチ。。。翌日もエスケープ。。。
この先生(ネガティブキャンペーンをするのが私の本意ではないので名前は出しません)、NYUで教鞭をとられている若い女性講師なのですが、私の友人(≠日本人)に聞くところ、NYUでの憲法関係の授業はそれほど評判は悪くなかったそうです。
コロンビア・ローのDean(law school全体ではなくgraduate legal studiesの)Sylvia Polo先生たちが主催してくれた「Bar Exam Taker 応援ランチ」でも、憲法の授業のあとだったせいもあり、この話で盛り上がってました。
やはりそこで出た結論は、「もともと頭のいい人は、他の人がどこでつまずくかわからないから教えるのが下手なのではないか?」です。
確かにそうですよね。。。
「名選手、名監督ならず」という言葉がありますが、そのとおりだと思います。
もちろんプレゼンテーションへの慣れもありますが、司法試験予備校みたいに、アカデミックな議論を楽しむよりも、機械的に法律を覚えていくことが求められている場ではあまり論点をひろげて教えるのはよくないんでしょうね。
「本論点ではこういう見解もありますが、最高裁ではこのような見解もありまして、でも一部の州ではこんな見解も取っていたりして・・・(以下略)」
なんていうよりも、
「ええか、おまえら、ぶっちゃけこうなんだよ。以上!」
といってもらったほうが、きらりのような思考能力が欠落してる学生には大変ありがたいです。
Bar Bri(おそらく2番手のPMBRもだと思いますが)の講師は、NY州内の2nd Tierや3rd Tierで教えている先生がほとんどなので、たぶん、そういう学生になれているから、外国人にもわかりやすい授業なんだろうと思います。(だいたい、St.John's Universityとか、New York Law Schoolとか、Pace Law Schoolとかです)
某日本人の言葉をかりれば、 「おばかさんたちを教える先生のほうが教えるのはうまい」
優秀な学生を教えるのに教える側の技術はあまり求められませんからねぇ・・・
気づけばあと1ヶ月ちょっとで試験です。
エンジンをかけないと。。。
エンジンには燃料。。。
アルコール燃料の搭載?
いやいや、それはさすがにやっちゃうと、エンジンが腐食しますので。。。。
といいつつ、誘惑にはあまり勝てたためしはないので、どうなることやら。。。。
(例;趣味=ダイエット)