90式戦車にトッカグンが試乗する動画。
戦車に乗車するところからちゃんとやっているね。
しかも戦車試乗と言えば砲塔後部に椅子を載せてというのだが、ちゃんと砲塔の砲手席に立たせて乗せている。
戦車に乗車する時は「定(定位置)につけ!」の号令がかかると、戦車の前に車長、砲手、操縦手の順で並び「任務呼称、車長」「砲手」「操縦手」と呼称し「乗車よーい!乗車!」で回れ右をして乗車する。
操縦手は輪止めを外し素早く乗車してメインスイッチを入れる。
そうしないと無線機が使えないからね。
「運転始め」でエンジン始動。
「前進よーい、前へ!」で戦車は動き出す。
今回の動画の見どころは装軌車道を走る戦車の砲塔から目線だ。
これ意外とないかもね。
戦車試乗を不整地な装軌車道を走ることなんてないからね。
戦車乗りなら当たり前の風景でも一般人には中々できない経験。
観ていて「土」の匂いがしたよ。
泥の礫が顔に当たる、砲手席に立っているトッカグンの顔に当たっていたけれど操縦手はこんなもんじゃない。
まだ大人しい操縦だから大したことないけれど泥の礫が顔に当たるのは当たり前で、乾燥していたらパウダー状の埃を被り、冬には氷の欠片が顔に当たる。
しかし・・・「茶坊主」という言葉はいけないね、そんな言葉は戦車乗員間では使ったことがない。
自衛隊はどこに行っても下っ端はコーヒーを淹れるのは当たり前の任務なのだから・・・・・。