古今東西の戦争映画では、戦車に対して対戦車攻撃を行うシーンがよく出て来る。
戦史的に正しい対戦車攻撃もあればフィクションも含め戦車対戦車、戦車対歩兵と様々な場面がある。
日本の戦争映画なら「戦争と人間」のノモンハン事件での火炎瓶攻撃が印象的だ。
火炎瓶を戦車に投擲しているのは北小路欣也、映画「八甲田山」では神田大尉役で今は某CMの犬のお父さんの声をしている・・・・。
今回の動画にはノモンハンの「戦争と人間」は無いが似たようなシーンはある。
戦車に対して歩兵か対抗する定番が火炎瓶による肉薄攻撃なのである。
戦車ってよく燃えるのである・・・・。
よく燃える戦車も火炎放射するので要注意だ。
ノモンハンではソ連軍のこういう戦車を「化学戦車」と呼んでいた。
フィンランド映画「ウィンター・ウォー」でも冬戦争でソ連軍のT-26が火炎放射しているシーンがある。
ノモンハン事件と同じ時代の戦いだからね。
この動画の最後には韓国映画の『マイウェイ 12,000キロの真実』も紹介されている。
『マイウェイ 12,000キロの真実』という題名に真実なんて真っ赤な嘘の笑止千万なシーンが、ノモンハンでの日本軍による対戦車肉薄攻撃のシーンだ。
韓国映画にはよくあるパクリ疑惑。
ノモンハンで捕虜になって脱走してドイツ軍へって話・・・・劇画「ハッピータイガー」のパクリじゃねぇか!!
小林源文先生の作品が日本人の手で実写化されたらいいのに・・・。
対戦車攻撃は映画で観ても簡単じゃないということが解って欲しい。
敵の戦車は脅威であるが、我が軍の戦車なら味方にとっては頼もしい存在であり、敵には最大の脅威である。
戦車不要論を言う奴はこういう戦場を知らないんだよね。