「自衛隊法改正に言及 集団的自衛権で防衛相」
自衛隊法を改正すれば集団的自衛権に対応できるの?
憲法改正が必要不可欠だと思うが、自衛隊法第95条に米艦船を加えるということか?
以下産経ニュースより転載
小野寺五典防衛相は20日、宮城県大崎市で講演し、政府が憲法解釈を見直し集団的自衛権行使を容認した場合について「自衛隊法改正など、さまざまな作業が発生してくる可能性がある」と述べ、関連法改正の必要性を指摘した。「戦後で一番大きな課題を乗り越えるか乗り越えないか、難しい局面の仕事になる」とも述べた。
集団的自衛権行使が必要になる事例として、公海上の米艦船の防護を挙げ「どの国の常識で考えても、日本を守るために出てきた船ならば守るのが普通だ」と強調した。同時に、「米国と一緒に地球の裏側で自衛隊が行動を起こすということではない」と述べ、武力行使を目的とした海外派兵にはつながらないとの認識を重ねて示した。
(産経ニュース)
自衛隊の武器使用の根拠に自衛隊法第95条があるが、これは自衛隊の施設の警護のための武器の使用だけどね。
自衛隊法第95条の2第1項
自衛官は、本邦内にある自衛隊の施設であつて、自衛隊の武器、弾薬、火薬、船舶、航空機、車両、有線電気通信設備、無線設備若しくは液体燃料を保管し、収容し若しくは整備するための施設設備、営舎又は港湾若しくは飛行場に係る施設設備が所在するものを職務上警護するに当たり、当該職務を遂行するため又は自己若しくは他人を防護するため必要であると認める相当の理由がある場合には、当該施設内において、その事態に応じ合理的に必要と判断される限度で武器を使用することができる。ただし、刑法第36条又は第37条に該当する場合のほか、人に危害を与えてはならない。
これ暗誦させられたよ、これに米艦船を入れるということなのか?
それにしても覚えるのに大変だったね、こんな自衛隊法たくさん覚えたけれど一番この条文が印象強いものだった。
武器使用の根拠を質問されこれをすらすら答えた時の気分の良さったらなかったね。