「「国民の信頼に応える、強いしなやかな自衛隊を」 折木良一統合統幕長退官へ」
激動であった震災の時期を統合幕僚長としてその任務を果たした。
時の菅首相に原発への冷却水投下をヘリコプターで実施する命令責任を責任転嫁されるなど大変な思いをされた統幕長でした。
御苦労様でした。
以下産経ニュースより転載
３１日付で退官する折木良一統合幕僚長は３０日、防衛省で記者会見し、在任中に発生した東日本大震災や福島第１原発事故を振り返り、「隊員が使命感に燃えて活動したことを身にしみて感じた。国民の信頼に応えうる強い、しなやかな自衛隊を作り上げることを期待している」と述べた。
折木氏は当時の心境について「厳しい環境で任務を達成しなくてはいけない半面、隊員の安全確保をしなくてはいけないジレンマが常にあった。われわれの組織に求められる宿命だ」と語った。
折木氏は昭和４７年に陸上自衛隊に入隊、中部方面総監や陸上幕僚長などを経て平成２１年３月に統幕長に就任した。
（産経ニュース）
昭和４７年入隊ということは、三島由紀夫が市ヶ谷で自決した年の入隊なんだね。
学生運動や左翼が過激派となって大暴れしていた時代に自衛隊入隊した世代。
同世代の左翼が民主党議員にいるが、どんな思いで統幕長として無能な政権を見ていたのだろうね。
私は折木氏へは一度だけお顔を拝見したことがある。
陸幕長であった折木陸将が、１１師団が１１旅団へ改編になった時に真駒内駐屯地に訪れた時だった。
遠くからだったけどね。
統幕長を見るのは初めてだった。
統合幕僚会議議長は見たことあったけどね。
統合幕僚長となってからは初めてだった。
あっ！陸幕長の時か、違ったね。
長い間、御苦労様でした。