対戦車榴弾を射撃する90式戦車。
対戦車榴弾を射撃する時は「砲種対榴、前の台戦車、撃て!」と号令するが、日本の射撃場では狭いので跳弾が起きて停弾堤を越えてはいけないので停止射で行う。
行進間射撃ももちろん可能だ。
米射では射撃しているよ。
つまり車載機関銃の射撃、「砲種連装、左の台敵散兵、連装行進射撃て!」という。
連装とは74式7.62㎜車載機関銃のこと、「同軸機銃」なんてもんは戦車にはありません。
そういうと文句言う人がいるが、「同軸機銃」なんて用語は戦車乗りは使いません。
「連装」「連装銃」「車載」「車載機関銃」いろんな言い方するけど、同軸機銃なんて聴いたことなかったよ。
同軸機銃なんて言ってるのは戦車を知らないど素人のマニアです。
砲身を仰角一杯に上げて、射撃を終え帰ってきます。
白馬のマーキングが見えるから72戦車連隊だね。
砲塔の上に天に向いてる重機関銃は12.7㎜重機関銃、「キャリバー50」だ。
「M2」なんて言わないよ、マニアはそう呼ぶけど、本物の戦車乗りはそんな言葉で言われてもちんぷんかんぷんだから気を付けてね。
「90式戦車」も「きゅうまるしきせんしゃ」で「きゅうじゅうしきせんしゃ」じゃないよ。