JR東海 | 回廊を行く――重複障害者の生活と意見

JR東海

 公共施設を利用しようとする場合誰でもそうですが、障害者であれば特に、事前にそこに関する情報を集めておきたいものです。そのために問い合わせる場合、聴覚障害者が不利であることは何回か触れていますが、そのはっきりした例としてJR東海のホームページを順々にご覧になってください。

 下に示したように、トップページに「お体の不自由なお客さまへ」があり、歩行・目・耳と分けて説明しているのはていねいなようですが最後の耳のセクションで、初めの時はほとんど信じられない思いをしました。

JR東海
http://www.jr-central.co.jp/

お体の不自由なお客さまへ
http://jr-central.co.jp/co.nsf/barrierfree_info/Equipment-top

歩行の不自由なお客さまへ
http://jr-central.co.jp/co.nsf/barrierfree_info/Equipment-1
● 詳しくはテレホンセンター(お問い合わせ先)にご確認ください。

目の不自由なお客さまへ
http://jr-central.co.jp/co.nsf/barrierfree_info/Equipment-2
● 詳しくはテレホンセンター(お問い合わせ先)にご確認ください。

ことば・耳の不自由なお客さまへ
http://jr-central.co.jp/co.nsf/barrierfree_info/Equipment-3

 つまり、聴覚・言語障害者にはここで●のついている項目がない。駅では駅員が筆記で対応するとは書いてありますが、聴覚・言語障害者は駅に行かない限り情報を得られないということです。最初は歩行、目とたどって、次の耳の場合はどういう代替手段だろうかと期待したのですが、皆無とは思いませんでした。そしてこれは、気づいてからもう5,6年以上変化がありません。


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