メシアが暴くロスコのミロス理論の真実     新型うつ編 | メシアのモノローグ~集え!ワールド・ルネッサンスの光の使徒たち~

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混迷をくり返す世界を救うべく、ひとりでも多くの日本人が現代に生を受けた意味に気づかなければなりません。世界を救うのはあなたの覚醒にかかっているのです……。

 ロスコの説①

  

 
 ……以上、これが“ミロス理論”の創始者であらせられるロスコ先生のオフィシャルサイトで1番最初に読むことができる記事内容である。

 

 
 そのすぐ下に2番目の記事があり、私はてっきりさっそく難病の治し方やDV、虐待の解決法が具体的に書かれているのかと期待して読んでみたのだが、どういうわけかロスコ先生がとりあげた問題は“新型うつ”というものなのである。

 

 
 ロスコの説②

 

 

 
メシアの論証

 
 まず、真っ先に疑問に感じるのが、なぜ1番最初にとりあげた社会問題が新型うつというものなのか?ということである。

 

 
 たしかにうつは深刻な病のひとつではあるが、1番最初の記事の最後のほうに難病、DV、虐待などの話が書かれていた上、難病、DV、虐待などのほうがうつより圧倒的にむごい問題だと思う。うつは治療によっていくらか回復するものだが、難病やDVは今のところ根本的な解決策は存在しないのだから……。

 

 
 よって世の苦悩の人々はロスコ先生に難病やDVのなくし方を教えてほしいと思っているはずなのだが、いろいろと事情があってロスコ先生はうつ問題を1番はじめにとりあげたのだろう……。

 

 
 が━━先ほど紹介したロスコ先生の新型うつの治し方によって、うつが完治して新しい人生を歩めるようになった人が果たして何人くらいいるのだろうか?

 

 
 ほとんどの人が見逃しているかもしれないのでいっておくが、新型のうつを治せるということは従来のうつも治せるということである。新しい病気を治せるわけなのだから、古い病気も治せないと話にならないだろう。よって新型うつを治せると豪語しているロスコ先生は、従来のうつに苛まれている人々もひとり残らず全員救えるというわけなのである。

 

 
 もっといってしまうと、新型うつを治せると豪語しているロスコ先生は、従来のうつに苦しんでいる世界中のすべての人々を救った実績があるということである。そうだからこそ新型のうつの治し方を話しているのだろうし、そうでなければ説得力は微塵もない。

 

 
 しかし、私の勉強不足かどうかは知らないが、従来のうつに苦しむ人が世界から完全になくなったという話は聞いたことはない……。

 

 
 こういういい方をしてしまうとロスコ先生がちょっとかわいそうになってしまうので、100歩ゆずって従来のうつの問題は横に置いておくとしよう。

 

 
 本題の新型うつ。ロスコ先生はミロス理論というものによってそれを治せるといっているが、ミロス理論によって新型うつから解放された人は何人くらいいるのだ?具体的なデータを教えてもらいたい。

 

 
 数十人、数百人では全然ダメだ。最低でも100万人くらいはいなければ説得力はない。

 

 
 なぜミロス理論というのかは知らないが、ロスコ先生はそこそこいいことはいっていると思う。ロスコ先生のアドバイスによってうつから解放された人もたぶんいるのだろう。

 

 
 しかし、簡単に数え終わるような人数ではダメなのだ。そのくらいの奇跡なら起こせる人は五万といるからだ。前述したように、最低でも100万人の新型うつ患者を救った実績がないと信用はできない。

 

 
 ロスコ先生にはぜひオフィシャルサイトの中に、これまで救った新型うつ患者の具体的な人数を書いてもらいたいと期待している。

 

 

 

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