メシアが暴く霊能者・下ヨシ子の真実       無念の死&自殺編 | メシアのモノローグ~集え!ワールド・ルネッサンスの光の使徒たち~

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混迷をくり返す世界を救うべく、ひとりでも多くの日本人が現代に生を受けた意味に気づかなければなりません。世界を救うのはあなたの覚醒にかかっているのです……。

下ヨシ子の説

 
 事故で亡くなったり、殺されてしまった場合、「浮かばれない」と考えるのが普通です。しかし、突発的に逝ってしまったようでも、霊的に見ると、現世の人間界での修行が終わったため、必然的に亡くなったのです。

 
 悲惨な最期であったのは痛ましいことですが、寿命をまっとうしたことに変わりはありませんので、病死や老衰などの場合と同じく、魂だけの存在となってあの世に旅立ちます。

 
 自分を殺めた相手を呪うあまり、未成仏霊になって現世をさまよう可能性もぬぐえませんが、無念の死を遂げた場合、たいていは自然死で亡くなる以上に多くの人が手を合わせてくれるものです。そうした手厚い供養が後押しとなり、未成仏霊となっても思いのほか早く救われ、あの世での修行も進みやすいようです。

 
 ただし自殺は別です。どのような理由であれ、自殺は自分を殺すという殺人を犯すことであり、神様から命じられた修行を途中で放棄することです。これは大変な罪です。罰として、ほぼ100%の確率で未成仏霊となります。しかも、なかなか救われません。相当な供養をしてもらわないかぎり、地獄に行くことすらできず、現世を苦しみながらさまよいつづけます。

 
 そして、どうにかあの世に行けても、「神様に合わせる顔がない」と非常に居心地が悪い思いをし、さらに、生まれ変わった来世でもなんらかの重荷を負うことになります。

 
 「死んだら楽になる」と考え命を絶つのは、大間違いです。自殺するなら「生きていたときより何百倍もの苦しみが待っている」と思ってください。

 

 

 
メシアの論証

 
 自然死で亡くなった人だけでなく、事故で亡くなった人や殺された人も人間界での修行を終えてあの世に旅立つ━━そんなこと、真相は神にしかわからないだろう。

 

 
 下先生は神様とお話ができるらしいので、きっとこうした話も神様から教えてもらったものにちがいない。

 

 
 が、しかし、だ。神様と話ができるというのなら、事故や殺人を根絶する方法を神様から教えてもらえばいいのではないのか?神様なら知っているはずであり、事故や殺人が起きないような理想世界へ人類を導くのが神様の役目だと私は思うのだが……。

 

 
 また、自殺したら生きていたとき以上の苦しみを味わうという話だが、神様は自殺した人たちに地獄の苦しみを味わわせる暇があるのなら、さっさと地上に完璧な平和をもたらして自殺者がひとりも出ない人類史を到来させるべきではないのか?神様ならそのくらいのことはできるはずである。

 

 
 このように考えを進めていくと、下先生の説は矛盾だらけの大ボラであることがわかってくるのだ。

 

 

 

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