板野友美ちゃんの心の傷~私はダンディ坂野とムーディー勝山を許さない~ | メシアのモノローグ~集え!ワールド・ルネッサンスの光の使徒たち~

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ダンディ坂野

 

 


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           ムーディー勝山

 

 

 

 今年2011年の正月に日本テレビで放送されたAKB48の特番。AKBのメンバーたちがチームに分かれてゲームによる対抗戦をおこない、番組は無事終了することになったのだが、とあるひとりのメンバーの心にむごい屈辱の傷がつく残念な番組になってしまっていた。

 

 

 それは次のようなシーンである。AKBのメンバーたちが日テレ中で障害物競走的なゲームをおこない、ひとりのメンバーがだんとつのトップでゴールが待つスタジオに戻ってきたのだ。そのメンバーこそ大堀めしべに続いてAKBふたり目となるソロデビューを果たした板野友美ちゃんである。

 

 
 しかし、まだゴールにたどり着くことはできない。ゴールにたどり着くにはあとふたつの難関をクリアしなければならなかった。

 

 
 まずひとつ目が軽い坂をほふく前進で上がるというものだった。そして板野友美ちゃんはなんなく坂をほふく前進で上がることができたのだが、とあるふたりの芸人による妨害でクリアをすることはできなかった。

 

 
 そのとあるふたりの芸人とは、かつて一世を風靡したダンディ坂野とムーディー勝山のふたりである。彼らは板野友美ちゃんのクリアを邪魔するべく、坂のてっぺんまで行った板野友美ちゃんの足をひっぱって引きずりおろしたりしていた。

 

 
 それはいい。妨害をして簡単にクリアさせないようにするのが彼らの仕事なのだから。

 

 
 が、しかし、である。このときダンディ坂野とムーディー勝山のふたりは大きなミスをおかしてしまったのだ。坂のてっぺんまでたどり着き、あと少しでクリアというところまで行った板野友美ちゃんの足を、ダンディ坂野とムーディー勝山は1回だけでなく3回もひっぱってしまったのである。つまり板野友美ちゃんは坂をほふく前進で3回以上あがることになってしまったというわけなのだ。

 

 
 そうこうしているうちに後続のチームのメンバーたちがスタジオにたどり着き、板野友美ちゃんと同じように坂をほふく前進で上がり出していった。もちろん彼女たちもダンディ坂野とムーディー勝山に足をひっぱられて引きずりおろされたのだが、その回数がわずか1回だけだったのである。

 

 
 板野友美ちゃんは3回引きずりおろされ、ほかのメンバーたちは1回ずつしか引きずりおろされていない━━これでは残り体力の差は火を見るより明らか。全チームのアンカーをつとめるメンバーがスタジオにたどり着いてからダンディ坂野とムーディー勝山は足をひっぱる妨害をやめたのだが、すでに3回も坂をほふく前進で上がってへとへとの板野友美ちゃんが、まだまだ体力に余裕のあるほかのメンバーたちに坂を上がるスピードでかなうはずがなく、トップから一気に最下位に転落してしまったのだ。

 

 
 最後の難関はドジョウをつかまえるもので、板野友美ちゃん以外のチームのアンカーたちはすばやくクリアしてゴールインをした。そんな中、へとへとの板野友美ちゃんだけひとりドジョウをうまくつかむことができず、だらだらと時間だけが過ぎ去っていくこととなった。そのときの板野友美ちゃんの哀れな姿をなんとたとえればいいのか……。

 

 
 せっかく首位を独走してスタジオに戻ってきたというのに、ダンディ坂野とムーディー勝山の不公平な妨害行為によって最下位に終わってしまった板野友美ちゃん。坂をほふく前進で上がる難関のあとに、ぬるぬるのドジョウをつかまえるというそこそこ難しいゲームが用意されていたのだから、ダンディ坂野とムーディー勝山が板野友美ちゃんの足をひっぱって引きずりおろす回数は3回も必要なかったといっていいだろう。あれでは最下位でスタジオに戻ってきたほうが断然得である。まったくレースというものになっていない……。

 

 
 AKBとしての活動以外にも、モデル、テレビCM、ソロシンガーなど、他のメンバーよりふたつも3つも上のステージで大活躍する恵まれた板野友美ちゃんではあるものの、ダンディ坂野とムーディー勝山の愚行によって味わうことになった屈辱の傷は永遠に消えることはないだろう……。

 

 

 

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