とてもとても脆く繊細なものをいたわるように、
そうっと、そっと・・・・・、 少~しずつ、少~しずつ・・・・・、
冷たく白いものを指先で掻き分けながら、探す。
ああ、いた! ここにいた! 見~~つけた!



ミニバラ「ほほえみ」の小枝にティアラ♪
小枝に積もった雪が融けかかったまま凍り、形作られたティアラ。
朝の光を跳ね返し、サファイヤのように、トパーズのように、ムーンライトのように煌めく。
身を飾る宝飾品に興味がないわたしは、どんな宝石よりも美しいと微笑む。
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紫水晶(アメジスト)カラーに彩られた、コテージガーデンの秋。
2014年11月撮影
アメジストセージ (別名は、サルビア・レウカンサ、メキシカンブッシュセージ、ベルベットセージなど)
ベルベットのような手触りの萼から、白や赤紫の唇形のシソ科特有の花を咲かせます。
夏まで摘芯を繰り返すと、背丈が抑えられる代わりに脇芽が伸びて、枝数が増え、大株に。
摘芯した枝は、もちろん挿し木。高い確率で発根。
そんなことを繰り返すうちに、コテージガーデンのアメジストセージはかなり増えました。
耐寒性は弱いので、冬はもちろんコンサバトリーの住人。
花が散った後も、ベルベットのような萼は,美しい色を留める。
これは生かさなければ!!
昨秋、コンサバに取り込む前に剪定した枝を部屋に吊るし、ドライフラワーに仕立てました。
さあ、アメジストセージのドライフラワーを生かしましょう!!
アフターガーデニングの愉しみです♪
アメジストカラーのリース、とにかく、これが作りたかった♪
リース台を六分割する位置に
ラベンダーリーフをワイヤーで止める。
ラベンダー2つの束の間の空間に、
アメジストの花穂2と葉1をワイヤーで止める。
カラカラに乾いたドライフラワーは、まるで焼き海苔を揉んだときのようにパラパラ散りました。
全部ワイヤリングした後はかなりの嵩ベリ。三分の二ほどになってしまいました。
仕方ないので、疎になった空間には、花穂の付け根に接着剤をつけ、挿入して増量。
ピンクとブルーのオーガンジーのリボンを小さくあしらって、完成♪
リボンはもう少し大きく結びたかったのだけど、残り物の利用だから・・・・・。
まだまだ、アメジストセージのドライフラワーは、余ってる♪~
あと、何を作ろうかな~
アメジストセージと一緒に挿したこの花、何だと思います?
右の白っぽくて、ふわふわしているのは綿毛。
綿毛を取り除くと、左のセピアカラーの萼が残ります~♪
なかなか、いいでしょう。
晩秋の野原で見つけたときは、大発見だと思ったわ!
見慣れた野の花、ノアザミの花殻です。
ありったけのアメジストセージのドライフラワーで、
アフターガーデニングを満喫しました。