れっ?これ違うブログ?

なんて思っている人もいるのではないでしょうか?

ブログのデザイン変更しました。

気分転換でもありますが、このブログの新しい方向へ向けての再出発

という意味も含めて一新してみました。

これからもよろしくお願いします。

では、さっそく今日の話題に。にゃ



~っと前、ある人が

「『フォール イン ラブ』は

自分でもコントロールの効かないくらい

『恋に落ちる』」のだから

『ラブ』よりずっとパワフルだ。」

と言っていたのを私も納得して聞いていました。


ですが、20数年後の今、

全く正反対だと思っています。


『フォール イン ラブ』は確かに

コントロールの効かないほど

気持ちが高ぶって、「この人を愛している」

という想いにさせてくれます。


でも、その気持ちが冷めた時はどうなるでしょう?

一人の人と長い時間一緒過ごすと、

良い所だけではなく、悪い所が見えてきます。

自分の思っていたのと全く違う!

とショックを受けることも多々あります。

そうなった時、『フォール イン ラブ』で

コントロールの効かないほど感じていた「ラブ」は

跡形もなく消えて行ってしまいます。



それに対して、『ラブ』は「(どんな時も)この人を愛する」

という決意が伴っていて、

「どんなに困難でも、この人を愛する事を諦めない」

という頑な約束が原点にあります。



結婚式で、

「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすこと」

を誓いますよね。


それが、現実は離婚率50%、

再婚だと60%の今の社会、

「愛がなくなった」という理由が一位を占めています。


「愛する」ということは、ただ気持ちに任せて

という意味ではなく、どんな時も、

「愛」が感じられなくなったとしても

この人を「愛します」ということではないのでしょうか?

もう「愛する」気持ちがなくなったから、愛さない。

そんな愛し方では本当の幸せにはたどり着けないと思うのです。



数日前に読んだ「デイリーブレッド」

(人生を変える聖書の英知をすべての人に
わかりやすく伝えることをミッションとする
ミニストーリーを綴ったデボーション)

の中でこんなストーリーが取り上げられていました。

著者のビルさんが婚約中のある若者に

「婚約者を愛しているとどうして分るのか」

と聞いたところ、


「僕の残りの人生を彼女を幸せにするために

使いたいと思ったので、

彼女を愛しているとわかったのです。」


という答えが返ってきたそうです。 (全文はこちらをクリック)


私もそうでしたが、「結婚は自分が幸せになるためにする」

ものだと思っていました。情けないですが、

「相手を幸せにするためにする」ものだと

これっぽっちも思った事無かったです。


だから、結構長い間、

こんな人と結婚した覚えはない!

と主人のいやな所を見つける度に

「今の自分は幸せじゃない!」

という想いが強くなっていくばかりでした。

そんなんで幸せになるはずないですよね。

ですから、言うまでもなく、

何年もの間とても惨めでした。ううっ...


幸せにしてもらいたい。

幸せにしてもらえたら、自分の理想の人になってくれたら、

この人を愛する事ができる。

と思っていませんか?

私は長い間そう思っていました。


でも神様の幸せの法則は、実は

この正反対で成り立っているということに

やっと10年ほどかかって気づきました。


それを気づかせてくれたのは

イエスの犠牲的な愛を心から理解できた時です。

イエスは命を犠牲にしてまで

私たちを愛してくれました。

私はその愛の偉大さに気づき、

その愛に心を触れられて初めて、

心がイエスの愛で満たされ、

そして、その愛が心から溢れる事で、

初めて報いを求めずにイエスが愛してくれたように

周りの人を愛する事ができるようになったのです。


“わたしたちが愛し合うのは、神がまずわたしたちを愛して下さったからである。” 

と、
ヨハネの手紙一第4章19節 に書かれてあります。


つまり、私達は神から愛されたから

「愛」とは何か、が理解でき、

そしてまた他人を愛する事ができるようになる、ということ。


同じように、私たちも他人から愛されたいのなら、

愛されるのを待っているのではなく、

愛することから始めるのです。



「どうやって幸せにしてもらえるのか」

ではなく、

「どうしたら、相手を幸せにできるのか」

に答えがあると私は信じています。


焦点が自分にあり、他人に自分の心を満たしてもらおうと

思っている限り、本当の幸せにたどり着くのは難しいと思います。 

なぜなら、
他人に自分の願望を満たすことは不可能だからです。


本当の幸せは

誰かを幸せにする過程で得られるものだと

痛い経験を通して学びました。


銀婚式や金婚式を迎える夫婦達は

とても仲よくて、本当にソールメイトなんだなぁ

って羨ましく思いますよね。


でも、そんなカップルたちも

最初からすべてがうまくいって、

相性が100%合って、お互いに理想の人だった

から銀婚式や金婚式まで連れ添うことが

できたのでは無い筈です。


何十年も一緒に暮らす月日には

「この人とはもうこりごり!」

なんて諦めかけたこともあったと思うのです。

でも、諦めずに誓い合った約束を守り、

一緒に困難に面し、それらを乗り越えたからこそ

銀婚式や金婚式までたどり着くことができたのではないでしょうか。


そういうカップルには真の強さがあり、固い絆があります。

そして、なによりも、本当の幸せに満ちています。



『フォール イン ラブ』できる人、

自分の理想である人に出会うことを期待し、

探し続けるよりも、

一度は愛を誓い合ったあの人を

『ラブ』することから始めてみませんか?

きっと、思ってもいなかった幸せが

待っていると思いますよ。