旅行三日目、夫が楽しみにしていた National Museum of the United States Air Force に向かう。起きた時は快晴だったのに、車に乗り込んで出発!となった時から雨がポツポツと降り出し、博物館に着いた時はザーザー雨となっていました。

rain


でも、夫の興奮度には全然影響なし!駐車場に入ってきてすぐに目に入ってきたのがこれ。

            

Ed


自分の名前のある飛行機を見つけた夫は「後で写真撮りに来る!」と。

雨降ってるのに?って思ったのは私だけ?


だけど、夫の願いが届いたのか、閉館の時間ぎりぎりまで回って、外出ると、朝の雨は嘘だったかのように快晴となっていた。なので、念願の写真、



撮れました!

夫がどれくらい飛行機を愛しているか、この写真で分かってもらえると思いますが、、、

夫と飛行機

飛行機好きなのはずっーと知ってたけど、これを見た時は、さすがに微笑んでしまいました。

今までもいっぱい飛行機の博物館を回ってきたけど、今回ほど私も楽しめたのは初めて。それもきっと、一緒にいた従兄弟が子供達の面倒を見るお手伝いをしてくれたからだと思う。今回は私もゆっくり、じっくりと見られたので、いろんな飛行物語に出会うことができました。

飛行機にはあまり興味持たないけど、歴史なら!
しかも、学校で習った世界の歴史の出来事の裏には、こんなに沢山のストーリーが有ったんだと思うと、その出来事がとても身近に感じられて、もっと意義あるものとなる。自分をその人達に置き換えて、その時代に生きているってどういうことか、考えたり、自分の生き方を見直す良い機会でもある。

ストーリーの他にも展示品とかを見ると、さらにリアルに感じられて感嘆してしまう。
例えば、これ。   
          



ちょっと前に読んだ三浦綾子さんの「ちいろば先生物語(上)」の中で、ちいろば先生こと、榎本保郎牧師が徴兵され、中国北部に向かう汽車の中で見ていたという「人々が寄せ書きをしてくれた日の丸の旗」。これだったんだぁ!

「武運長久」に対して、ちいろば先生の旗には、先生の父が「忠君愛国」と書かかれたとのこと。実物を目にして、その時の兵隊さんの気持ちが伝わってきた感じでした。

それから、これ。
          



今、台湾の旗を国際舞台で目にするのはやっぱり珍しいので、その時の政勢状況はこうだったんだ、ということが教科書からだけではなく、ちゃんと伝わってくるものがありました。

この他にも、ライト兄弟や飛行機の発明に関わった人たち、命まで落とした人たちの貢献など、知らない物語がいっぱいで、今私達の住むこの世界は、先人達の犠牲と努力で成り立っているんだなぁってつくづく感嘆。感謝の気持ちでいっぱいになりました。

予想外に意義のある収穫多き日でした。

閉館ぎりぎりまで回り、予定よりだいぶ時間オーバーしてしまった私達ですが、4時間離れたミシガン州のホテルに向けて出発する前に、従兄弟と 「PIADA ITALIAN STREET FOOD」 というとても美味しいイタリアンレストラントでディナー。

dinner

私がオーダーしたのはこれ。
           

Piada

初めて食べる「PIADA」はとても美味でした! (これはいか揚げのPIADA。)またまた、うちの近くでもこのレストラントあるといいのになぁって思ってしまった私です。

2日続けて、従兄弟に色々と案内してもらって、予定にはなかったステキな所が見られたり、美味しいものが食べられたりと、良い思い出ができたことに感謝!




でも、最も感謝してるのは従兄弟に会えたことです。


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