北アメリカで生活してると、やっぱり自分の身に付いた習慣や文化と違ってるものって数えきれないほどあるけど、その中でもやっぱり我慢できないのが外と中を分ける習慣が徹底していないということ。

でも、こっちに長く住めば住むほど、慣れてきたわけじゃないけど、ずいぶん妥協できるようになった事に気づいた。

例えば、子供達の学校。幸いなことに「上履き」に履き替えなければいけないけど(上履きがあることには本当にびっくり!)、「下駄箱」なるものがないので、外靴で歩いた所を上履きで、または靴下で歩いたりと、結局なんのための上履きなんだろうって思うんだよね。しかも、そのあまり清潔ではない床で座ったり寝転がったりと、開いた口が塞がらない、、、おかげで息子達の靴下は言うまでもなく、真っ黒、、、手洗いで一度洗ってから洗濯機に入れなければいけないのが最近洗濯をおっくうに感じる理由の一つでもある。(だから夏休みは好き!ノーソックス!

あと、他の人の家に行くと、靴で中に入る人もいれば、一応脱いで入る人もいる。脱がないでいいって言われない限りやっぱり脱ぐんだけど、でも脱いで入ると、今度はこっちの足、または靴下が汚くなって、でも脱がないと悪い気もするし、、、やっぱり慣れないなぁ。

最悪なのは自分の家に土足で入られること。自分たちでは徹底的に外と中をはっきりと分けていても、他の人がそのままで入ってくることもしばしば。脱いでくれます?って言えない時もある。例えば配達の人、修理に来る人とかは安全性のため靴を脱いではいけないことになっているし。最近ベースメントを内装しているのだけれど、工務店の人は白い埃まみれの靴で入ってきたりと、心の中では「あぁ~!!!!!」って叫んでるけど。何も言えずに後で自分で床をふきふき、、、

こんな環境なので、十年前くらいまでは神経をピリピリさせて、徹底的に実行してたけど、その事ばかりに気をとらわれてたら、ストレスがたまるだけ。なので、今は「掃除すればいいや」ってリラックスして構えられるようになりました。でも実は旦那と「靴を脱いで下さい!」のサインを貼ろうと計画中なのだ。