OBからのメッセージ2 | 中央大学山岳部ブログ

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中央大学学友会体育連盟 山岳部のブログです。日々の活動・山行などこまめに更新していこうと思います。

みなさま
こんにちは。
もう少しで5月になりますね!ゴールデンウィークはどのように過ごされますか?
私たちは新たなステップアップのため、常念山脈、前穂高北尾根や奥穂高南陵へと行ってまいります。それはのちのちアップするといたしまして…。

私たち中央大学山岳部はまだまだ新人募集をしております!
新入生の皆様に向けて、OBの小林さんに続き、OBの土屋さんからもメッセージをいただきました。ぜひ読んでいただきたいと思います。

「-今までの人生で『道無き道』を歩んだ事がありますか?

学生の中で、この質問に「はい」と答える人は、ほとんど居ないでしょう。
学校生活で、その機会は滅多に生まれないからです。

-「自分の自分だけの人生を生きる」ってどういう事だろう?

それは、決められた道を進むことなのかな、、、?
別れ道に遭遇した時、みんなが選んできた道を、無難に選択する事なんだろうか?

自分の一歩を自分で決める。それが「生きる」原点だと思います。

私が山岳部に入部しようと思った時、当時の監督が現代の若者を揶揄し、「無菌室で大事に育てられた学生、、、」と評した記事を見ました。
その時、私の心の何かに火がつき、山岳部の門を叩きました。

冬山の頂上へと続く長く大きい尾根を思い描いて下さい。

頂上を目指して、誰も踏み入れていない雪面にあなたの一歩を刻んで下さい。
頂上に辿り着くために、自分で考えて、何モノにも囚われず、自分が「その一歩」を踏み出すのです。
頂上に着いた時、振り返れば、自分が歩んできた道(トレース)のみが雪面に輝いています。

山岳部での活動は、「自分の人生を自分らしく歩む」基礎を築いてくれます。

自分らしい掛け替えのない人生を歩むためにも、学生時代の大切な時間を無為に費やさず、オンリーワンな経験を積み重ねて下さい。」