企画書をやみくもに出版社に送っても、素人では見てもらえない。

そんな私がたよったのが、ここ。


企画のたまご屋さん である。

http://tamagoyasan.net/index.html


サイトを見ていただくとわかるように、ココは企画書&見本原稿を

提携している出版社(サイトにリストあり)の編集者あてに

メール配信してくれて、

そっからオファーがあれば出版契約にこぎつけられるのだ。


企画書の登録は無料、

オファーの検討も無料、

出版の暁には成功報酬で印税の3割をGET…


そういうシステム。


成功報酬というのが気に入り、わらをもつかむ思いでココに登録。

企画書のフォーマットはすでにサイトにあるので、

書くことが多いけれども、根気よくそこを文字で埋めていく。

そして応募。


そこでは簡単な審査があって、何らかのニーズにマッチするもので

ないと、ごくまれに配信されないこともあるとか。


もうひとつの企画配信サイトもあったのだが、

企画のたまご屋さんの方が活気のあるように感じられたので決めた。


企画書を書くのは初めてだったので、なんとか思いのたけを

ぶつけて作成。

企画担当の方(契約まで、一貫してかわらず)が誤字を指摘して

くださったので、あわてて直す。

企画書のわかりにくい表現も、こうしてはどうかと提案してくれる。

懇切丁寧だ。


数日後、無事私の企画が配信されほっとする。

当初のタイトルは、同人誌と同じ「医者の缶詰」であった。


配信後、数日でオファーのメールが担当の方から紹介される。

条件を見た上で、いちばん早くオファーをくださった出版社に決めた。


次に、出版社と企画についての面談をすることになった。

超絶ド級方向音痴の自分が、初めて行く出版社にたどりつけるだろうか?

心強いことに、企画のたまご屋さんの担当者の方が同行してくださるとのこと。

(驚くべきことに、ここまで私が、企画のたまご屋さんに支払ったお金は皆無である)


担当の方と携帯番号をメールで交換し、いざ面接の日となった。(つづく)



このエントリーは企画のたまご屋さん大プッシュ、

宣伝になっているけれども、それだけの効果があったと思う。

無名の一般人の企画書をいきなり送っても、

忙しい編集者に見てもらうのは難しい。


小説ならば賞に応募できるが、ノンフィクション、それもルポではなく

エッセイに近いものは、出版デビューの門戸がたいへん狭い。

自費出版の道もあるが、貯金がない自分は借金を負うことになる。

すでに私大の学費ローンを抱える自分としては、

新たな借金は避けたかった。


成功報酬なのだし、ココで企画配信でオファーをいただくことに

かけてみる価値はあると思う。

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書籍化めざして企画書を送るも、無視。黙殺。

あいにくですが、当社では受け付けておりません…

そんな定型文ひとつも出版社からは返ってこなかった。


講談社や集英社じゃない、

G社やW社など、ブログ発の書籍を積極的に出版していた

四社を選んで送ったのに、だ。


出版社もお仕事、多忙な中、

いきなり送りつけられた素人の企画書

(…抜粋はあるけど、原稿そのものではないよ)

など、いちいち読む義理もないであろう。


途方にくれた私は、ダンナTくんのすすめでプロの作家に会う。


ダンナがお仕事関係で面識があるその作家さんに、

がんばってアポをとってくれたのだ。

たいへんな人気のあるその人のお話をうかがうと、

出版デビューの仕方は人それぞれであるということだった。


作家さんの印象深かったお話は、

編集部や出版社で、二人の人が出そうと

言えば本は出るんだよ、ということであった。

もう年月もたってるし細部は違うかもしれないが、

一人だけ推すんじゃなくて、複数よいと言う人がいて

出版がかなうと。


私も人の子、作家さんが編集者さんを紹介してくんないかなあ

なんてさもしい思惑もあったが、もちろん初対面の素人に

いきなり出版社を紹介してもらえるはずもなく。

作家さんとのお茶会はなごやかに終了した。


このころの私は、本を出したい病にとり付かれたと

言ってもよかった。それはアタマの大半を占める妄念だった。


あれこれ話題になった「共同出版」、

B社に電話したのもこのころである。

近隣で開催される出版企画相談会に行こうとも思ったが、

自分には自費出版(同人誌の数百冊レベルではなくて)

の1000部単位の部数を印刷するカネが、ない。

借金はごめんだ。


悩んだすえ、B社の相談会には行かなかった。


ウェブを検索した結果、私はこのようなサイトを知った。


企画のたまご屋さん である。


http://tamagoyasan.net/index.html


(つづく)