父から、

精神科の予約を
とったからかかれ!


なる仰天の手紙が届き、私は悩んだ。


地元の医者にもうかかったのだから、
そして、そこで問題が皆無ではないけれど、社会に適応
出来ているし入院も加療も通院も不要、と言われている
のだから、

なぜ父の言うなりに違う精神科医にかかる必要があろうか。


でもここで悪魔の誘惑が…

「父の言う通りにしたら、納得してくれるかもしれない」
「もう放っておいてくれるかもしれない」

今まで、「おねがいだから放っておいてください」
と言ってきたのに、

「放っておくわけにはいかない。
なぜならおまえがきちがいだから。」


って言われてきたので…

M医師がシロだと言ってくれれば、父はあきらめるのでは
ないかと思ったのだ。

父からの頻繁な手紙&FAXに辟易していた私は、
これで縁が切れるのなら、いっそのこと受診してしまおうか

と千々に思い乱れる…。

私は楽になりたかったのだ。



Tくんに相談してみた。


「あなたがM医師を信用して、かかりたかったらかかれば
いい。でも、親が言うからという理由はいかがなものかと
思うよ。」

…とお返事をもらう。

うん、そのとおりなんだよ。
服従する相手が親からTくんに変わったわけじゃなくて、
ほんとにさ、親がああしろこうしろさからうとゆるさんっ
てわめきたてるから、それがつらくて家出したわけだから。

なのに
親から手紙でこう言われたから従おうかどうか悩む、
っていうのではまだ親の精神支配から抜けきれてない
ってことだし。

「予約をとるのが難しい。一生のお願い。」

って言われたって、それは私の望みじゃないし、
私が予約してってたのんだわけじゃないんだもの。

そんな簡単なことがわかるまでにも時間を要した私…

長年親に服従するよう教育されて、気力がすり減ってしまい、
親が関わることには簡単な判断でさえもしにくくなっていたのね。

はっきりとお断りのFAXを、どんな形でも父に関わりたくない
私に替わってTくんが出してくれた。

そこには、もちろん地元医師にかかったので、
M医師に受診するつもりはないということを書いて。

(つづく)



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みのりさんから人間バトンをいただきました。
ところが、これってなかなか難しい…
5つ挙げるのに四苦八苦でございました。
そんなわけで、up遅れてしまいました(汗

面白いこと書けなくてごめんなさいね…。

1.回してくれた方に対しての印象をどうぞ。
やさしくまじめな方だと思います。


2.周りから見た自分はどんな子だと思われていますか?
5つ述べてください。

アホ、ドジ、自信なさそう、地図読めない子、
片付けられない子(本のタイトルにもありますが、ほんとうに)


3.自分の好きな人間性について5つ述べてください。
思いやりがある、一本芯が通ってる、…人間性5つ?!
難しい…え~と人間性ではないかもしれませんが、
想像力がある、プラス思考、良い意味でのスーダラさ
(のんびり生きる)…でしょうか。


4.では反対に嫌いなタイプは?
他人の痛みがわからない(想像力欠如)、うそつき、
人の話をきかない、差別的、粗暴な人。
…全部親のことのようだ…


5.自分がこうなりたいと思う理想像とかありますか?
Tくんのフトコロの広さにはいつも感心しているので、
自分もかくありたいです。


6.自分の事を慕ってくれる人に叫んでください。
よろ~

7.そんな大好きな人にバトンタッチ!(印象つき)
人生のお手本Tくんにタッチしたいところですが、
バトンとか受け取らない人なのでどうしましょ。
父からの手紙。
結びは、精神科受診のお願いであった。
もう地元で受診したのに。



『東京のM.S.医師に
予約を入れた。
M.S.医師は忙しい方で、
なかなか診てもらえない。
11月××日に受診するように。
一生のお願い。』



 

私が入院加療を必要とする精神疾患であると信じる父が
きってきた切り札がこれである。

一生のお願いをされてしまった…!
ご丁寧にも、予約を入れてあるという。


なにか精神科疾患の関連した事件が起こると、
TVでコメントを求められる有名なM.S.医師。

その医師に予約をとったからかかれ
というのである。



…このM.S.医師、ご本人の著書によれば、
あるむごい事件にあって悩む女性患者を
その事件の犯人にいきなり対面させたという
(フラディング法というか、ショック療法?)。

その後、患者の女性は不幸な転機をとっていらした。

オンライン書店ビーケーワン:こころの病を癒す21話
こころの病を癒す21話―現代人の不安をやわらげる処方箋
(第17話より。)



なぜ、父がM.S.医師にこだわるのか
サッパリわからない。


「娘が精神異常だ!!」

というあの男の見解を否定しなかったのが、
この医師しかいなかった


…もしくは、

有名とか権威だとかに目のない父が、すがる相手として
申し分ない知名度を持つのがこの医師だった


のでは、と推測してるが…。


 
この手紙に対して、Tくんが理路整然と
反論&状況説明のFAXを送ったのであった。

一見落着と思われたが…?