キャメロン・ディアスが初めての母親役に挑んだ作品きらきら!!

試写会で観てきました★
あらすじ:11歳の少女アナは、白血病の姉に臓器を提供するドナーとして、遺伝子操作によってこの世に生まれた。母サラは愛する家族のためなら当然と信じ、アナはこれまで何度も姉の治療のために犠牲を強いられてきた。そんなある日、「もうケイトのために手術を受けるのは嫌。私の体は、自分で守りたい」と、アナは突然、両親を相手に訴訟を起こす。しかし、その決断にはある隠された理由があった…。

◆JOY◆ ~つれづれ日記~
仲の良い姉妹。
ケイトとアナ。

それなのに、妹・アナは突然『姉のために手術を受けるのはもう嫌。』と両親を訴えた。

病気と闘いながらも幸せだった家族に訪れた突然の出来事。

妹が手術を拒否するということは、姉・ケイトへの治療が出来ず、死を意味するのだ。
一体、なぜ、突然・・・大好きな姉を救うことをやめる決意をしたのか。

◆JOY◆ ~つれづれ日記~
手術ができなかったらケイトが死んでしまう、と母・サラがアナを責めるシーンがやりきれなかった。

手術を受けたらケイトは一生、無理の出来ない身体になるし、姉のためなら自分は未来を捨て、痛みに耐え続けなければならないのか。

それに・・・もし手術を受けても効果がなかったら?

◆JOY◆ ~つれづれ日記~
「ぜったいに死なせるつもりはない」とキャリアも捨て、ケイトのためならと・・・ドナーとなるべくアナを遺伝子操作で誕生させたり、強い信念を持って、必死でケイトを今まで守ってきた母・サラ。

彼女の願いは『ケイトに生きてほしい』ということ。

その想いは家族みんな同じだと信じて疑わなかった。
だからアナにはケイトを救うため、生まれてから幾度と無く・・・その小さい体に痛くて辛い手術を結果的に強いてきた。

アナだけでなく、長男ジェシーも物心ついたときには既に母の心の中にはケイトを救うことでいっぱいで、愛情を得られず寂しい気持ちもあったと思う。

だけどこの家族はみんな、それぞれにケイトが大好きで、一番に思ってる。

家族のありかた、
愛情とは、
生きることとは、
死ぬこととは、

さまざまな問いを投げかけられますが、ケイトの決断は家族の絆を再び強く結びつけたのではないでしょうか。

誰か一人の目線で語られること無く、それぞれの想い、立場にたって語られているのが良かった。

ケイトの短くも激しい恋愛の場面には思わず涙がポロリときちゃいました。

常に死と隣りあわせで頑張っている娘。
だけどこういう年頃の娘なら、オシャレや恋に夢中になって当たり前。

ケイトとテイラー、二人の仲の良い姿を優しい瞳で見守る母の姿が印象的でした。

◆JOY◆ ~つれづれ日記~

すばらしい作品でした、かなりオススメ。
是非、これは大きなスクリーンで観てほしい。