先に「お楽しみはこれからだ」と申しました夏旅 のまず初回。

両親を連れてどこかへ涼みに…という目論見で浮上したのが信州・白馬でありました。


涼みにといいましても、昨日今日あたりはひんやり加減で

すでにしてありがたみが薄れているやにも思えるところながら、

週末からはまた真夏日が続くようでもあるのは幸か不幸か。

(不幸というのは、帰ってきてからさぞきつかろうという…)


とまれ、白馬方面へはこれど4度目か5度目か。

すぐさま思い出されるのはなんといってもスキーでありますなあ。


大学の頃に八方尾根スキー場に行ったですが、

当時流行り?のペンション泊で関西から来ていた女性3人組がおり、

ここまで来るのはたいへんだろうなあと思った記憶があります。


ですが、関西からのアプローチで

大きなゲレンデを抱えたスキー場というとここになるのだなとは後から。

地図で見れば明らかですが、志賀高原などへは行きにくいでものねえ。


一方で、最も思い出深い白馬行はやはり白馬三山を縦走したときでありますなあ。

(さしたる経験もなく出かけてしまっていたので、当然にして夏山です)

一番有名なルートは大雪渓を登りつめて白馬岳に至るものですけれど、

そういうきつい選択はしておりませんで、一日目は栂池自然園から白馬大池まで小屋泊まり。

山中の大池は実にきれいでしたねえ。


前日に楽をした分、二日目がロングトレイルとなりますが、大池を発して小蓮華山を越え、

白馬岳、杓子岳、」白馬鑓ヶ岳と三山縦走、ちょいと下ったところにある鑓温泉で泊り。

標高2,100mのところですので、温泉といっても山小屋の外に露天風呂がある体、

ここでつかりながら飲んだビールはうまかったですなあ。


なにしろ三山縦走の間はずうっと雨に降り込められて

白馬岳(2932m)と3,000m近いところからの眺望は一切なしで

ガスにまかれながらの尾根歩きだったもので、それを乗り越え到達した温泉だっだのですから。


とまあ、思い出話はともかくも、今回は足元不如意の両親ともどもですので

スキーでも登山でもなく涼んでのんびりと。

かつて登った山々を眺めやってこようと思っておりますよ。

ではまた、しばしの無沙汰をいたしまする。


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