去年は羽田出発でフランクフルトを往復したわけですが、このたびは成田発着。
確かに距離的には羽田よりも遠い成田ですけれど、海外への玄関口としての印象が
結構刷り込まれている方だものですから、何とはなし、成田は気分が盛り上がるといいますか。
それでもこれまでもっぱら第1ターミナル利用が多かったのは
ひとえにNo.1企業に背を向けがちなへそ曲がりタイプだからでもあろうかと。
要するにJALよりもANAにいささかの肩入れをしていたからなのでありますよ。
(ちなみに自宅にはおよそ松下電器の家電は無く、ソニーのオーディオ製品も無く…)
ですが、かつてナショナルフラッグキャリアとして最大手であったJALも凋落著しく、
今では路線数でもANAがトップとなっているのでは。
だいたい東京の利用客が利便性を考えるときには当然に成田より羽田となりましょうけれど、
羽田発着の割り振りもJALよりANAのが多いですものねえ。
こうなってくると先の理屈からしても肩入れ先はJALに移って…というわけでもないんですが、
奇しくも今回はJAL、すなわち久しぶり感のある成田空港第2ターミナル利用となりまして。
(もっともフライト選択には値段が関わってくるも、成田発着だからか、JALにお得感があって)
とまあ、そんなこんなで出向いた成田第2ターミナルでありますが、
JAL以外にも第2ターミナルを使用している航空会社はたくさんあるも、
乗り入れキャリアには移り変わりがよくあるようですなあ。
いったい成田とどこを結んでいるのか、見当のつなかいところもあって、
「かつては旅行会社にいたけれど…」とはもはや郷愁でしかありませんな…。
辛うじてジェットスターの名は知ってましたが、イースタージェット、ティーウェイとは??
後二者はいずれも韓国のLCCのようでありますね。
と、そんな感懐はともかくとして、今回フランクフルトまで乗っていくのは日本航空407便。
使用機材はB-787で、エコノミーのシート配列は2-4-2。
これの最後尾通路側の席で行きましたけれど、背もたれを気兼ねなく倒せますし、
昔のと違って最後尾部分をラバトリーに充てていないので人通りがあまりなく、
なかなかいい感じで約12時間のフライトを過ごすことができましたですよ。