さんざん粉ものの話 をしましたですが、タイミングよく昼飯の話へと突入いたします。
ここは上州館林、やはり昼飯は「うどん」ということになるわけでありまして。


お食事処 花やま@館林


訪ねたのは館林駅東口から程近い「お食事処 花やま」というお店。
うどんの製麺所が直営しているお店とのことですが、
店の窓に賑々しく貼り出されたポスターに曰く「うどん天下一決定戦 二連覇」と。


B級グルメならずとも、世にグルメ系のグランプリ的イベントがままありますですが、
「うどん天下一決定戦」というのもあったのですなあ。
後から調べてみると、真夏の東京で開催されていたとは?!
全くもって、その存在すら知りませんでしたですよ。


とまれ、その「うどん天下一決定戦」に全国各地のうどん自慢が集う中で

2013年、2014年と二連覇達成。

しかも評価部門、売上部門と2部門あるうち、

そのいずれもで第1位であったのがこの「花山うどん」であったそうな。


そんなにすごい(?)店とはつゆ知らず、
単に館林だからうどん屋へというだけで入ったものの、
昼少し前だったのが幸いしてすぐさま座れたですが、後から後から来るわ、来るわ。
実にいいタイミングで入り込めたわけですなあ。


で、観光客気分(って、そのまんまなんですが)の者としては、
ついついこういうひと品を頼んでしまうのでありまして。


分福茶釜の肉みぞれ釜玉うどん@館林お食事処花山


「分福茶釜の肉みぞれ釜玉うどん」というもの。
館林駅のひとつ手前にある、分福茶釜ゆかりの茂林寺 を昨年訪ねたときには、
参道近くの土産物店のようなところで、実に何気ない普通の冷やしたぬきうどん を食したですが、
さすがにこちらには客受けを狙った商品があるということでありましょうか。


日頃、蕎麦なら外でもよく食べたりするんですが、うどんはあんまり…という方ですので、

要領のいいコメントも叶わぬところながら、このしっかりとした腰の麺は食べ応え十分ですし、
乗っかった肉の味付けもうどんつゆとバッティングすることなく、
実に実においしくいただいたのでありますよ。


とは言うものの、先の「うどん天下一決定戦」で快挙を成し遂げたのは
今回食したものとは別のメニュー。


どうせならそれを食べるのが話の種ではあるんですが、
提供される時間が限られていて、頼むに頼まれず仕舞い。
せめてもと、後から直営店舗の方に回ってお土産用に買い求めたという。


花山うどん 鬼ひも川


その快挙メニューがこちらの「鬼ひも川」。
写真の左下をご覧になってお分かりにように「鬼のように広い幅のひも川うどん」てなことかと。


店員さんのアドバイスに曰く
「大きめの鍋にトランプを配るようにして、重ならないようにするといいですよ」と。
未だトライしておりませんですが、食して「こりゃあ、やっぱり『うどん天下一』だぁ!」と
思えたならば大成功ですけれど…。