…ということで 、諏訪・蓼科から帰ってまいりました。

標高のかなり高いところをふらふらしていたわりには、まだそれほど寒くなかったなぁと。

さすがに2000mを超えた地点では、かなり冷え込みましたけれど。、


ところで、信州でも今回訪ねたあたりのエリアは

それこそ中学校の移動教室(富士見高原)や高校の校外学習(女神湖近く)を皮切りに

何度も出かけているのですけれど、どうも諏訪湖というのはこれまで横目でちらりと見ながら

通り過ぎるだけであったなぁと思ったものですから、改めて足を止めてみることにしたわけです。


いつもは中央本線での移動で、

湖畔に近くはあっても建物の蔭からちらりほらりと湖の姿を垣間見るばかりでしたので、

今回は一望できるよう試みたのでありました。


で、場所は中央自動車道諏訪湖PA(下り線)から臨んでみると、

このようになっているのですなぁ、諏訪湖は。


諏訪湖遠望



よく関東甲信越の天気予報で地図が表示されると、

長野県の真ん中にぽっかりおへそのような穴が開いているように見えますけれど、

それが諏訪湖。


ちょうど福島県の真ん中にぽっかり穴が開いているような感じである猪苗代湖に比べると、

面積的には至って小さいのですけれど、こうして見るとなかなかに広いなぁと。


と、これまでの素通りは諏訪湖の遠望のみならず、

諏訪の町にも立ち寄ったことがありませんでしたから、

昼飯の当てを諏訪大社の門前であれば簡単に付けられようと向かったのが、

信濃の国一宮である諏訪大社。


ですが、実は諏訪大社に行く!というのが必ずしも目的ではなかったのですね。

なんとなれば、諏訪大社は上社前宮、上社本宮、下社春宮、下社秋宮から成る全体の総称で、

それが諏訪地方に散在しているのですけれど、

どうせ行くなら「全部でしょ!」と個人的収集癖(?)が露わだもんですから、

ここで向かった下社秋宮はあくまでご中食の場所さがし。


おかげさまで鳥居真ん前のお店で信州そば(山盛りのてんぷら!)を食したわけですが、

そうは言ってもここまで来て詣でぬ手はありませんから、

これからの旅路の安全祈願をしてまいりましたですよ。


諏訪大社下社秋宮 神楽殿


大注連縄が何とも立派でありますね。

およそ1トンもの重さがあるんだそうです(落ちてきたら、助かりません…)。


…というぐあいに旅は始まりましたけれど、

この諏訪大社下社秋宮が鎮座まします下諏訪の町、

ここで思いがけずもいろいろと見ものに出くわしてしまった。


結果的にその後の行程に大きな影響が及ぶことになってしまったわけなのですが、

そのあたりはまた次のお話ということで…。