2014.7.19~7.20 & 2014.8.26~8.28

韓国ミュージカル「ドラキュラ」を見てきました!



この鑑賞日記、完全にネタバレします!
内容を知りたくない方はご注意ください~   
と言っても、もう終わっているからいいのかな?!

あと、私シアペンによる独断と偏見による感想ですので注意ください   
そして、私の聞き取れた範囲の内容となっていますし、
記憶違いもあると思いますので、間違っていたりすると思います~。
ごめんなさい~。←先にあやまっておく~。
間違っていたら、遠慮なく教えていただけると嬉しいです。


セリフと歌の韓国語訳については、
自分でわかる範囲で書いていますが、
usappiさんの訳文を参考にさせていただいています。
usappiさんの訳文を抜粋させていただく場合もありますので、
その際は、「抜粋」と明記させていただきます。
ありがとうございます。


usappiさん訳  1幕   2幕 ←クリックするとページに飛びます♪



あらすじは、青。
歌やセリフは、紫。歌の題名は「」をつけます。
私の感想は、ピンク。



前置きが長すぎ・・・スイマセン・・・
続けて読んでいただいてる方は飛ばしてケロ。って、飛ばしてるに決まってるよね。


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舞台は、ウィットビイベイに移る・・・。

屋敷の庭園のガゼボ(あずまや)で、ミナがジョナサンへの手紙を書いている。






ちょっとわかりにくいけど、左側にある建物が、ガゼボ(あずまや)です。




書いた手紙を読んでみるミナ。


<ミナ> 
愛するジュナサン。 

ウィットビイベイは、私たちの思い出のまま、相変わらず美しいです。

怪しいその城にあなたを置いてきてから何週間か経ちましたが、

あなたからは、なんの便りもないですね。

あなたが、今私のそばにいるなら・・・。

いえ。私がその懐に抱かれることさえできるなら。

どれほど嬉しいでしょうか。

可能な限り、早く。あなたの便りを聞きたいです。

愛するあなたのミナ。



石壁のアーチ型の門から静かに入ってくる、一人の美しい紳士。ドラキュラ。

ミナに優しく声をかける。





<ドラキュラ>
こんな、のどかな日に、こんな美しい女性が、あまりにも悲しく見えますね。

あ・・・。邪魔をしたら、申し訳ありません。



ガゼボ(あずまや)からドラキュラの前に降りてくるミナ。



<ミナ>
いえ。大丈夫です。

私も気が付かないうちに、気持ちがそうなっていたようです。


<ドラキュラ>
ここ、ウィットビイベイは本当に魅力的な場所だと聞いていましたが、

実際に目で見てみると、本当に美しいですね。


<ミナ>
ええ。本当に美しいです。私が最も好きな場所です。

こちらには初めてなのですか?


<ドラキュラ>
はい。英国にも初めて訪問します・・・。

必ず逢わなければならない人がいますので・・・。



<ミナ>
あの・・・。失礼ですが・・・。

私達、どこかで逢ったことがありますか?

どこかで・・・お逢いしたような気がするのですが・・・。



<ドラキュラ>  それは・・・。



<ルーシー>  ミーナー!ミナ、ミナ、ミナ、ミナ、ミナ!!!

ミナ!ついに!ついに時が来たわ!


<ミナ> ルーシー!どうしたの?



遠くから大声でルーシーがミナに駆け寄ってくる。

ドラキュラの話をさえぎり、ドラキュラとミナの間に割り込んでくる。

二人の後ろで、表情は変えないが、若干、チッとした感じのドラキュラ。
(←完全に私の主観です。)




<ドラキュラ> では、私はこれで・・・。



今はこれまで・・・と、立ち去ろうとするドラキュラ。

ミナがドラキュラに声をかける。





<ミナ> すみません・・・。英国で良い時間をお過ごしください。

私達がまた逢えるか、わからないですが・・・。



振り返って答えるドラキュラ。



<ドラキュラ> 必ず また逢えると信じています。



会釈して、立ち去るドラキュラ。

会釈するルーシーとミナ。

ルーシーは門から乗りだし、ドラキュラの姿を興味津々に見ている。



このシーンのドラキュラ。とても、紳士的で・・・。

登場した瞬間から、王子様みたいでした。

本当に美しい姿だった~









<ルーシー> 誰なの?


<ミナ> 私も分からないの・・・。

ルーシー。いったに何があったの?



ルーシーの手を取り、尋ねるミナ。



<ルーシー> あ、そうそう!ミナ。今ここにみんなが来るんですって。

私の男たちがいらっしゃるのよ!


<ミナ> あなたの男たち?!なによ。心配したじゃない。


<ルーシー> そうね。あなたはジョナサンの夫人になるんだから、

友達が独身のまま、老いてしまっても関心もないでしょうけど!


<ミナ> どういう意味?

3人の男性に求婚を受けたのは誰かしら?

あ!ちょっとまって!ルーシー。3人が一緒に来るの?!



<ルーシー> そう!今日までに返事すると言ったのよ。

それで、今日午後にくると連絡が来たけど、どうしたらいいの~?!



<ミナ> それで?
決めたの?あなたの幸運の王子様は誰なの?




舞台が回転し、台の上に乗った3人の男性が登場。

右から(1番目)、クィンシー。

真ん中(2番目)、ジャック。

左(3番目)、アーサーの順に並んでいる。


その後ろでは、使用人たちがパーティの準備をしている。


ルーシーが順番にひとりづつ、説明する。



<ルーシー> ん~。まずは、クィンシー・モリス。テキサスから来て、帽子がとってもカッコイイの。

ああ!そして、剣!本当に!本当に・・・!・・・大きいの!


クィンシーの長い剣を指すルーシー。

そして、腰を振ってアピールするクィンシー!


<ミナ> ルーシー!



<ルーシー> うふふ。大きさが重要なの?テクニックが重要でしょ!←おい!


ここ、完全にそういう比喩ですね・・・
いやん



<ミナ> もう!ルーシー!わかったわ。それで2番目は?



<ルーシー> 2番目は・・・。お医者様よ。ジャック・スワード。

まだ30歳にもならないのに、ロンドンにある大きな病院の院長~!

・・・精神病院!


<ミナ> 精神病院?! ルーシー。あなたとお似合いね。3番目は?



<ルーシー> 3番目・・・。私も本当に驚いた人なの。

アーサー。アーサー・ホームウッド。

幼い頃から、一緒に遊んで・・・。一緒に馬に乗って・・・。

いろいろなパーティーにも一緒に参加してたのに・・・。

私のこと気にしたこともなかったのよ。



他の2人がアピールする中、朴訥と立っているだけのアーサー。



<ミナ> それで、あなたは好きなの?



<ルーシー> ・・・わからない。ただ、いつも側にいた人だから。





「#9 How Do You Choose?」  ルーシー&ミナ


<ルーシー>
わからない
クィンシーは素敵で、ジャックは賢くて、アーサーはちょっと退屈で。
デートしても
クィンシーは面白くて、ジャックは真剣で、アーサーは静か。
理由なしに笑わせたクィンシー
ジャックはおしゃべり上手(チャララ~)
アーサーは話しかけても返事もしない


<ルーシー&ミナ>
分からないわ


<ミナ>
牧場に住むの?
看護師するの?
幼馴染はどう?
考えてみて。
優しい人が好きなの?
面白い人が好きなの?


<ルーシー>
二人共にしたら、ダメ?
腕っぷしは私のクィンシー
話が通じるのはジャック
アーサーの心はよくわからない


クィンシーがルーシーの手を取り、ダンスを踊り出す


<クィンシー>
ルーシー!
私の女神 私の馬車に情熱を傾けて



クィンシーからジャックがルーシーを奪い、踊る






<ジャック>
私の壊れた心臓
あなたが手術してください


2人を追い払い、ルーシーの前に立つアーサー。


<アーサー>
僕も話があります!


<ルーシー> 
はい?なんでしょう?


<アーサー>
いいえ・・・。


でも、何も言えない・・・。



<ルーシー&ミナ&3人&アンサンブル>

馬車に乗りますか?
手術しますか?
静かに暮らしますか?

重要なことは・・・
面白さではなく、会話でもなく、すなわちあなたの選択

退屈で野望がなく、身長も低い男
変にこの人が私の愛
私は彼を愛している
愛してきた
あなたの気持ちが願うとおりに
寡黙で落ち着いている男

一生をあなたと共に生きていく男
私を幼い頃から愛してきたことを
あなたの想いを告白してみて。
一緒にいる時 幸せになって

絶対予想できない不思議なこと
分からなくて おかしな神秘さ
愛の前に誰も絶対みな負けてしまう
みな目を開けて あきらめて
その日からを防ぐことができない心の選択


※歌詞はusappiさんから抜粋させていただいています。



<ルーシー> 私の! 選択! あなた!うふふ♪


一人一人の前を通るが・・・。
最後にアーサーを指し、飛びつくルーシー。
アーサーはルーシーを横抱きにする。



暗転。






この場面は、唯一、このミュージカルで楽しいというか、笑いの出る場面です。

このずっこけ3人組の紹介から始まって、最後は、ルーシーを取り合いするんですが、

最終的には、一番大人しくて、ルーシーと踊ることもできない、アーサーを選びます。

クィンシーとジャックに挟まれて3人で踊ってるルーシーを指をくわえてみているアーサー。

2人を追い払って、「僕も言いたいことがあります!」って言ったは良いけど・・・。

何も言えないアーサーが、ちょっと可愛かったです。

まず、最初に台に立ってる時からして、立ち方がダサイの・・・。

他の2人は、なんとか自分をアピールしようと、

いろいろなポーズをとるんだけど・・・。

アーサーはちょっと猫背で、手はグー。そのまま、全然動かない・・・。

お地蔵さんか?!www

そこが、ルーシーにとって可愛らしかったのかも?!

でも、一番優しい性格なのは間違いないです!

だから、結婚相手にはふさわしいと思う~。

結婚するなら優しい男が一番と信じてる私♪←再びいらない情報





そうそう!この場面で、クィンシーってば!

実は、後ろで一緒に歌っている使用人の女性2人をナンパしてるんですよ!

ルーシーに求婚してるくせに!

一人にウィンクして、もう一人には手を鉄砲みたいにして、

バン!って撃ってるの!!!

油断も隙もないですよね~




このナンバーは、数少ないアンサンブルとの合唱でもあります。

そして、ワルツ風味で、とても楽しいナンバーになっていました。

それと、ルーシーとミナが交互に歌う、歌声がとても華やかで、美しかった!


ルーシーは、ミナと対照的に、華やかでキャピキャピしてるんですよね。

キャピキャピは、余計かな?!


このミュージカルは、全編通して、ほぼ笑いのシーンがないので、

このシーンは、本当に和んだシーンでした。






そして、ちょっとさかのぼって・・・。

若返ってから、初めてミナに逢うドラキュラ。

この時のドラキュラが、すごく嬉しそうなんです。

ルーシーに邪魔されるまでは・・・。


若い姿でまた逢えたことが嬉しいのか・・・?!

それとも、純粋にミナにまた逢えた喜びなのか・・・?!

両方ですね。きっと。

そして、とても紳士的で、本当に王子様かと思っちゃいました!

だって、カッコイイ~



サジンがないのが、本当に残念です。

あんまりサジンないですよね~。

プレスコールの公開シーンのサジンはあるんだけど・・・。

記事サジン、もっと真剣に探すべきか・・・?!






とりあえず、ここで、つづく・・・。