2014.7.19~7.20 & 2014.8.26~8.28
韓国ミュージカル「ドラキュラ」を見てきました!
この鑑賞日記、完全にネタバレします!
内容を知りたくない方はご注意ください~



と言っても、今週で千秋楽だから、大丈夫かな?
あと、私シアペンによる独断と偏見による感想ですので注意ください



そして、私の聞き取れた範囲の内容となっていますし、
記憶違いもあると思いますので、間違っていたりすると思います~。
ごめんなさい~。←先にあやまっておく~。
間違っていたら、遠慮なく教えていただけると嬉しいです。
セリフと歌の韓国語訳については、自分でわかる範囲で書いていますが、
usappiさんの訳文を参考にさせていただいています。
usappiさんの訳文を抜粋させていただく場合もありますので、
その際は、「抜粋」と明記させていただきます。
usappiさん訳 1幕 2幕 ←クリックするとページに飛びます♪
あらすじは、青。
歌やセリフは、紫。歌の題名は「」をつけます。
私の感想は、ピンク。
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<1幕>
風の吹き荒れる音
風と共に聞こえてくるスレーブの声
イ モルティーデ ノスペラートゥ
イ モルティーデ ノスペラートゥ
イ モルティーデ ノスペラートゥ
ドラキュラのプロローグ曲が流れ、十字架から血が流れだす。
血に染まる十字架。滴り落ちる血。
画像が悪くてごめんなさい。パンフレットを自分で撮ってるので・・・。
ドラキュラの影が現れ、コウモリを飛ばす。
幕が上がる・・・
レンフィールドのいるロンドンの精神病院。(舞台左手前の一部)
レンフィールドが地を這うように座って、何かを探している。
缶の中の虫を一つ取り出して、食べる。
<レンフィールド>
ハエはクモの餌。クモはネズミの餌。ネズミは鳥の餌。鳥は・・・。
猫がいない。 ん? 猫がいないな。
すいません~。ここに猫一匹だけ放してください。にゃーお。にゃーお。
笑って話してたのに、突然怒ったように叫びだすレンフィールド。
お医者様!ここに猫がいないんだっ!!
お前らにわかるわけない・・・。そうだろ?
「#1 Master's Song」
この地に息をするすべての生命が自然の法則による
こいつがあいつの餌になって生まれて死んでいくだろう
ハエはクモが、クモはネズミが、そして鳥がむやみに食べて。
そうするうちに結局には私の中に入ってきて生きることになるだろう
私に血が流れて沸き立ち
生きて息をする生命
その味が私に溢れあがる その血
※歌詞はusappi様より抜粋させていただきました。
舞台中央はトランシルバニアのドラキュラの居城
ロンドンからドラキュラを訪ねてきたジョナサンが舞台奥に現れる
<ジョナサン> いらっしゃいますか?
それを感じているレンフィールド(レンフィールドはロンドンにいる)
<レンフィールド>
いよいよ彼がやってきました!ははっ!
すべてが私たちの計画通りですよね?ご主人様?
ははっ!ははははは!
見えないご主人様(ドラキュラ)と話すレンフィールド
城の門の前に立つジョナサン
<ジョナサン>
私はロンドンから来たジョナサン・ハーカーです。
どなたかいらっしゃいませんか?
あの。誰もいらっしゃいませんか?
重い門の開く音が響く・・・
ドラキュラの影が映る
<ドラキュラ>
歓迎します。望むならお入りください。
セットが回転し、ジョナサンが奥へと進んでいく。
古い城の中
燭台が並ぶ中、後ろを向いて立っているドラキュラ
<ジョナサン> ドラキュラ伯爵でいらっしゃいますか?
<ドラキュラ> Mr.ジョナサン・ハーカー。一人でいらっしゃったのですか?
<ジョナサン> 婚約者が乗った汽車が遅れたせいで、一緒に来れませんでした。
<ドラキュラ> 残念ですね。とても大変な旅ではなかったですか?
<ジョナサン> いえ。そんなことはありません。
<ドラキュラ> トランシルバニアは迷信深いところです。
それで、ロンドンでの新しい出発を期待しています。
私の契約書はすべて準備できましたよね?
<ジョナサン> はい。もちろんです。
ジョナサンはドラキュラがロンドンで購入する土地建物の書類を持ってきている。
とても素晴らしい建物だと説明するジョナサン
不動産屋なのか?ジョナサン。弁護士のはず・・・?!
この辺、ちょっと不明です。
燭台の前から歩いて出てくる年老いたドラキュラ
背は曲り、歩く足もおぼつかず、引きずるように歩いてくる
舞台脇にある燭台の前で、手を一振りすると、ろうそくの火が灯る
その中の一本を持って、中央に歩いてくるドラキュラ
その姿は不気味そのもの
あまりにも不気味だから小さく載せます・・・www
話しはレンフィールドのことに・・・。
レンフィールドが突然病気になって、おかしなことだと言うジョナサン。
それも、ドラキュラの城を訪問した後だったと・・・。
目の前に現れたドラキュラに不気味さを感じていることを隠せないジョナサン
<ジョナサン> 失礼ですが、住まいを変える理由を尋ねてもよろしいでしょうか?
<ドラキュラ> 飢餓を感じたことでしょう。歳月が流れるほど、こういう場所では充足できないのです。
<ジョナサン> 伯爵を懐かしがる方が多いでしょう。伯爵を惜しんで愛する人・・・。
<ドラキュラ> 皆、死にました。
<ジョナサン> 伯爵のように年齢を召した方には、こちらに知人が多いのではありませんか?
<ドラキュラ> 思うより多くはないのです。
<ジョナサン> それでも引き止める方がいると思いますが?
<ドラキュラ> 私に対して関心が多いのではないですか?!Mr.ハーカー!
<ジョナサン> 縁のある方は全くいないのですか?
<ドラキュラ> Mr.ハーカー!!!
しつこく訪ねてくるジョナサンに声を荒げていくドラキュラ
ジョナサンに詰め寄る
その不気味さに後ずさるジョナサン
中央に出て歌いだすドラキュラ
「#2 Solitary Man」 ドラキュラ
ロンドンとは違ったこの場所
美しい私の故郷の土地
この影の中で私は枯れていきながら時間を耐えるだけ
窓の隙間から吹く風
崩れた城壁の中で私は
忘れられた存在
孤独だった時期
人々から恐れられ避けられるドラキュラ
さあ。離れよう
新しい土地 新しい人生
自由を望んで過ぎ去った過去を捨て
新しい人生を探したい
<ジョナサン> でも、ロンドンがその自由を・・・
<ドラキュラ> すでに決めたことです!!!あなたは!
婚約者を迎えられたらどうですか?
<ジョナサン> ミナですか?ミナが来るはずないのに・・・。
馬車の到着する音
窓から下を見下ろすジョナサン
ミナが到着したことを確認する
<ジョナサン> 本当にミナが来ました!ありがとうございます!
あ!私の心配とは違い、ロンドンは暖かく伯爵を歓迎すると信じます。
ミナを迎えに走っていくジョナサン
残されたドラキュラ、再び歌いだす
燃え上がる私の喉の渇き
これ以上抑え込むことができない
熱心に守ってきた数多くの人々
これ以上意味がないから
この土地から離れる時間
新しい人生 新しい土地
すべての欲望が許される
ロンドンのそれに向かって
※歌詞はusappi様より抜粋させていただきました。
舞台は二重の幕になっていて、映像の映るスクリーンのようになっていました。
開演前から、真っ白な十字架が映し出されているのですが、
始まると、プロローグの音楽と共に、十字架が血を流していきます。
どんどん流れて、血が滴り落ちる様は、これから始まるドラキュラの話に
引きこむのに十分なインパクトでした。
そして、真っ赤になった十字架の下にドラキュラの影。
ドラキュラはコウモリを飛ばします。
ドラキュラが現れる所に、たくさんのコウモリが飛んでくる演出は、
劇中の中でも、多く見られました。
このプロローグが大好きでした。
コウモリを飛ばすところが特に・・・。
音楽とよく合ってるんですよね~。このプロローグ。
レンフィールドからの出だしは、どの国でも見られない、韓国独自のものだと思います。
レンフィールドのナンバーが大好きで、レンフィールドを期待していた私にとって、
この出だしは最高でした!
そして、一発でこのスンウォンさんが気に入った~♪
たぶん、シアペン好みだと思う~。←ホントか?
そうじゃなくても、このちょっと異常なレンフィールドの歌からの始まりは、
印象深くなって良かったのではないでしょうか?!
ジョナサンを迎え入れるドラキュラ。
この時、大きな城壁がそびえたっていて、
そこに城壁サイズのドラキュラの影が映って、
ドラキュラの声だけが「歓迎します」と聞こえてくるんです。
この辺の演出も素晴らしいと思いました。
姿は見えないのに、勝手に門が開いたような気になりました。
そして、セットが回転して、室内に入る演出。
回転テーブルは4つあると、以前記事に出てましたよね。
このセットの回転。随所で見られます。
普通ミュージカルでは、次のシーンに移る時、暗転が多いと思うのですが、
セットを回転させることによって、流れるようにシーンが移っていきました。
セットが回るので、歩いて移動すれば、次のシーンに行ける。
だから、結構、芝居が途切れず、流れるような展開になっているんです。全体的に。
特に後半、それが物語に流れと勢いを持たせていたと思います。
ただ、ミュージカル特有の歌の見せ場が終わった後の拍手が思う存分できないということは、ちょっぴり残念でした。
あまりにも素晴らしくて、ヒューヒュー言いたいところだけど、
すぐに次のお芝居が始まるので自重・・・みたいな?
こう思ったのって私だけかな~?
あとね・・・。
この回転テーブルって、どうしても「ドリフの8時だよ!全員集合」を思い出してしまう~

ぎゃー!完全にドリフ世代にしかわからない話しです・・・。
「チャンチャンチャ、チャンチャカチャンチャン・・・」って流れてきそうで・・・。
ホントにごめんなさいっ。こんな私で・・・。
ドラキュラ語る資格なしか・・・?!反省・・・

話を戻して、室内の燭台や彫刻など、すごく凝っていました。
ゴシック調のデザインというのでしょうか。
たくさんの蝋燭に火が灯っていて、
美しいような怖いような、そんな空間でした。
空気が澱んでいるような気はしました・・・。
そこだけ、時間が止まっているような・・・。
そこにドラキュラが一人で400年もいたのだという感じ・・・。
そして、みなさん、期待した老人メイク。
メイクじゃなかったんですね。マスクでした。
以前にも書いたけど、指先もシリコンの手袋のようなもので、長くなってたし。
この指先をじっくり見てみたんですけど、
本当に本当にしわくちゃで、気持ち悪かったです。
引っ張れば、ボロボロと崩れてしまうような感じ・・・。
とにかく、老人メイクは、不気味でした・・・。
だって、これだもん。
最初は後ろ向いてるし、ジョナサンと話してる時は横向いてるし、
あんまり真正面から顔を見ることができないんです。
でも、歌いだすとしっかり見えて~。不気味~。
声も老人のように低いしわがれ声で、背中もまがっていて、足もおぼつかない。
不気味な老人そのもの・・・。
それが迫ってくるので、ジョナサンも後ずさりするし、
転びそうになるし、ビビってました。
ビビってる割には、ドラキュラにしつこくいろいろ聞くし~。
止めとけばいいのに~と思ってしまいました・・・。←私だけ?
案の定、激高するドラキュラ。
しつこいからドラキュラに血を吸われちゃったんじゃないか?!←全く関係ないと思われる・・・。
ドラキュラのナンバー「#2 Solitary Man」で、わかることは・・・。
今まで、トランシルバニアの人々の血をむやみに吸わずに、
ひっそりと生きてきたということ。
でも、故郷の人々からは、忌み嫌われる存在だったわけです。
あ、これは、このナンバーの時、人々が出てきて、
ドラキュラが近寄っていくと、みんな逃げていく演出があったからわかりました。
それで、我慢の限界なので、ロンドンに行って、新しい人生を送る。
思う存分、血を吸ってやるって感じでしょうか?!
なんか、私が言うと、本当に軽くなっちゃって、申し訳ないです。
孤独だったドラキュラ。
故郷の人々を守ってきたけど、
もう、新しい土地で、自分の欲望(血を吸うこと)を満たしたい。
という感じでしょうか・・・。
この老人の時、ジュンスなのに、本当に不気味でした。
初めて、ジュンスと目が合いたくないと思いました。←え?
だって、ホントに気持ち悪い感じなんだもん。
あんなに背中を曲げてたら、きっと体が痛くなるに違いありません。
でも、それほど、老人になりきって、不気味さを演出していたんだと思います。
いつものオーバーアクションで・・・。
それが、素晴らしいと思いました。
本当だったら、こんなに美しいのに~。
前に出した老人と同じ衣装と思えませんよね~。
こっちは光って見えるわ~



でも、それほどまでに入り込んで演技するジュンスが素晴らしいと思う。
つづく~


ホントに長すぎて、大変申し訳ありません。
どんどん、どんどん、長くなる気が・・・。
お時間のある時、読んでいただけると嬉しいです・・・。
ああ、でも、全然進んでないし・・・。
これ、終わるの1か月ぐらいかかるかもしれない~。
ってか、終われるのか?!
いつもレポ書いてて、終わるのか?と思う~。
でも、なんとか終わってるから、きっと書き終えるよね~?!←楽観的。
ゆっくり、頑張ります~

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1日目、タッカンマリの後、明洞へ移動~。
両替とJHOLICへ。
両替は、レートがものすごく悪くなっていました・・・。
100円 = 9750ウォンぐらいだったかな?
7月はまだ、100円 = 10400ウォンぐらいだったと思います。
買い物する気なくなっちゃうよね~。
あとね。明洞で買い物する日本人が少ないせいなのか、
日本語が通じないの!
化粧品屋さんで!
そんなことってあるの?!ホントにびっくりしました~。
中国語はばっちりという感じでしたよ~。
中国人のお客様が多いもんね~。
JHOLIC

私は、スイカジュース。
annちゃんは、アイスアメリカーノ。
ライトとダークのどっちにするかと言われ、焦っていたannちゃん。
でも、annちゃんは英語ができるので、全然大丈夫なの。
韓国って、フレッシュジュースが美味しいよね~。
このスイカジュースも美味しかったです。
とにかく、暑かったので、適度に甘い飲み物が美味しい~。
そうそう、明洞の日本人率は低いけど、
JHOLICの日本人率は高かったです~♪
この後、私はジョンハン先生のドラキュラがあるので、
ちょっと化粧品を見て、駅へ・・・。
JHOLICから出る時に降り出した雨が、この時、どしゃ降りに・・・!!!
とにかく、地下に入らなければと、歩いて行ったけど、びっしょりでした。
そして、annちゃんは、さらに鞄の中までぐっしょりと言う大惨事にあってしまって・・・。
そんなびっしょりなannちゃんを一人明洞に残し、
ドラキュラの会場、芸術の殿堂へと移動する薄情な私なのでした・・・。
ごめんよ~。annちゃん~。
こちらも・・・つづく・・・
