ビルローレンスといえば、ストラトやテレキャスタイプが評判で、当時プリンセス・プリンセス・奥居香さんの真っ赤なテレキャスのシグネイチャーモデルも出ていました。
こちらは型番不明?だったのでネットで検索したらVR-402と判明。
ボディはアルダー材、ネックはメイプルにローズ指板となっています。
発売は1996年、当時メーカー希望小売価格は\39,800。
それほど高いモノではなかったようです。
ジャンク品で珍しいモデルだったので、入札していたところライバル出現(><;)、結局自分が入札してもいいかな、という金額を上回ってしまい、泣く泣く諦める事に。。。
しかし、3週間くらい経過してからでしょうか、忘れた頃にオークションサイトから通知が(?!)どうやら、落札者が連絡もしてこなかったという事で、繰上げで自分が落札者候補となりました。
一度は諦めたギター、少々ためらいました。もう気持ちは別のギターを物色していたもので。
とはいえ、一度は魅力を感じ、入札していた責任もあるので、購入する事に。
送料別ですが、定価の約1/8の値段で落札(^ ^;)
はるばる熊本からやってきました。
さて、入手時の状況ですが、、、
外観としては金属部分にサビやくすみがあるものの、ボディは年代にしてはきれいかな、と。裏のバックパネルには、まさかの保護シートが貼られたまま(!)
さてさて、分解してクリーニング、調整していきます。
まずはヘッドまわりを。
左がクリーニング前、右がクリーニングとちょっと磨きをかけたものです。
フレットと指板もきれいにしました。画像は作業途中のものですが、施工した部分わかりますでしょうか?
弦もオマケで2セット付いてきました。と思ったら、中身が入っているのは下のESPのほうだけでした。しかし懐かしい!これも年代モノです。
トレモロユニットも分解・クリーニングして弦も張り替えました。
セレクタースイッチのノブは欠品したまま、またネジのサビもそのままにしていますが(汗)
試奏してみて、ビックリ!
実は最初に手にしたとき、「これはもしかしたら良いギターかも」と思っていましたが、実に素晴らしい音がします。真ん中のピックアップだけ、音が出ませんでしたが(汗)フロント・リアともにクリーントーンではハッキリした音、またディストーションサウンドも歪に粘りのあるような、、、心地よい音がします。
ネックも自分には握りやすく、とても弾きやすいです。
いや~以外でした。
ギターって、実際に手にして弾いてみないとわからないものですね。
すっかりお気に入りのギターになってしまいました。
時期を見て、セレクタースイッチノブ取付けと、中央のピックアップを交換してあげたいと思います。