映画「スノーホワイト」感想やでぇ~ | JOLちゃんのブログ

JOLちゃんのブログ

映画・漫画・アニメ諸々を検証という名目で好き勝手に毒舌解説するブログです

久しぶりの映画毒舌や!w




特に「観たい」というわけではなかったんやけどたまたまチケットもらったんで観てきた「スノーホワイト」


タイトル通り基本童話の「白雪姫」を童話風でもディズニー風でもなく作ったリアル系ファンタジー映画。



リアルな白雪姫というか・・・童話っていうと「ホントは怖いグリム童話」とかそっちの考察本を連想してしまうんやけどそのあたりのご都合主義はちゃんとストーリーにしていたとこだけはよかったけど・・・



映画としては結構今回のでもツッコミだらけでしたwwww


まぁマジメに作れば作ったで「キング・アーサー」のような箸にも棒にもならない作品にもなるのでむつかしいんやろうなぁ~



とりあえずザックリとしたあらすじを・・・




======================

多分イギリスのどこかの架空の国w

雪の中に咲く一輪のバラに見惚れつつそのバラで指をさし血を零す王妃。それを観て「雪のように白く黒い髪でこの血の赤のように綺麗な口びるをした王女がほしい」と庭で呟きます。そして念願かない愛らしい姫が生まれる・・・ご存知白雪姫ことスノーホワイトですね。

スノーホワイトは城の中、幼馴染の公爵家の一人息子ウイリアム(ナンダこのいかにも「将来の王子様役です」といわんばかりのフラグわwwwww)と遊びながら聡明に育っていました。


しかし彼女がまだ幼い少女のとき、産んでくれた母は死んでしまいます。


そして悲しみにくれる王にもたらされる敵襲の報告。


王は軍勢を率い出撃、ナゾの暗黒物質でできた敵を倒し、彼らに捕虜にされていた一人の美女を助け、王様は人目惚れ・・・お分かりの通りこれが継母ですw


あっさり継母に惚れほいほいと次の王妃にしてしまう王様。ちょっと節操ないきもしますが実はこの美貌の継母は、美貌によって美しさを保つことにより魔力を得た傾国の美女ならぬ傾国の呪いもちの魔女!w男を色仕掛けで落とし魔力をえる魔女なので男を魅了するのはお茶の子さいさいなワケですww



って!

オマイはどこのダッキじゃ!?w

どこの九尾狐かはたまたセイレーンか・・



結婚初夜にしていきなり刺殺される王様。ちと間抜け・・・



そして新王妃(継母・以後王妃)の手引きによって押し寄せてくる異国の侵略者。あっさり城は陥落し国はのっとられます。そしてスノーホワイトも囚われの身になり塔での幽閉生活が始まります。



国は王妃が実権を握ると見る見る間に荒廃、人々は「暗黒の時代だ」と悲観します。



しかし希望はすてません。ちと後のネタバレになりますが、この暗黒の時代から平和を取り戻すというレジェンドをもった人間がいて奇跡を起こし彼女だけがこの国を助け、豊かで平和な世の中にしてくれる、その英雄こそ我らがスノーホワイト!wwwww



そして、王妃は村娘を誘拐しては生気を吸い取り美しさを維持していますが、例によって例の魔法の鏡も王妃が持ち込んでますが、その鏡に言われます。



「今世界一美しいのは王妃です。しかし明日には美しく育ったスノーホワイトが一番美しい」

「スノーホワイトの心臓を食べれば王妃は永遠の若さと美しさが手に入ります」



そういわれ王妃はすぐに自分の右腕の実弟に命じスノーホワイトわ連れてこようとしますが、油断してスノーホワイトに逃げられさらに城外にまで逃げられてしまう。周りは海なんでしたー そしてすごく都合がいいことにスノーホワイトがたどり着いた海岸に白馬が。それに乗って逃げるスノーホワイト、負う弟君の一団。しかしスノーホワイトは「のろいの森」に逃げ込んでしまい彼らは見失うのだった・・・



むろん報告を受けた王妃は激怒。しかし呪いの森は特別なので普通の人間はどうすることもできない・・・

そこで森に詳しい飲んだくれのイケメン狩人が案内人として呼ばれるのであった。彼は生きる気力がなく王妃たちが願っても脅しても屈しなかったが、王妃が魔法で死んだ妻を甦らせる、というとその条件で引き受けた狩人・・・こうしてスノーホワイトを見失った場所に戻ると、なんとまだその近くでウロウロしていたスノーホワイトw いや、疲れて寝てたシーンがあるが悠長すぎんか?wさらに狩人にあっさり捕まるスノーホワイトだったが、おばかな弟君が「いくら姉上でも死んだ人間は生き返るもんか!」とお決まりの裏切りフラグをたて、見事に狩人に連れ去られるスノーホワイトw 



弟君一団は手ぶらで帰り王妃様にこてんぱんに叱られますw そりゃそーだw



一方・・・反乱軍の本拠となっている公爵家に、場内でスノーホワイトが脱出したのをみた老人が伝えに来ます。

「王女がいれば勝てる!」「魔女の呪いを打ち破れる!」と沸き立つ一同。


そんな救世主伝説があったなら

なんで今まで放置してた!?wwww


何よりいきり立ったのは公爵ご子息ウイリアム。


「今度こそ僕は彼女を助けるんだ!!」と父親の静止を無視し城に向かい、今まさに出発せんとする弟君の一団に「弓使い」として加わります。



呪いの森を進むスノーホワイトと狩人。

途中、トロルに襲われますがスノーホワイトのよく分からない「善のパワーw」で退散w

湖で立ち寄った女ばかりの隠れ村につくが弟君の夜襲を受け逃げ出し・・・

七人の小人たちと出会い最初は襲われるがその後スノーホワイトだと分かり態度がかわり、協力してくれることに・・・



どこのジェダイ?ww


もうストーリーは観世に破綻しているのであとはライブ感でw


やがてのろいの森から精霊の聖域にたどり着いたスノーホワイトたちは、そこでスノーホワイトは妖精に導かれ巨大な白い神の鹿と泉で対面・・・ シシ神様?w


しかしそこに弟君乱入、弓が神の鹿の首に命中・・・鹿は白い鳩になって消える・・・シシ神じゃんw



弟君たちは猛烈に攻撃してきまし・・・たが数はもうスノーホワイト側が多く、しかもウイリアムはここで寝返り狩人がおばかな弟君を殺します。でも小人のガスはここでしんじゃうんですよね>< 

そのことを知った王妃は悲嘆にくれたかと思うとカラスとなって飛び去りました。

もうナニガナンヤラwwww



そしてもうじき公爵家につこうかという野宿三日目・・・雪の中王妃はウイリアムに化け、子供のころりんごの木でじゃれあった思い出を持ち出しスノーホワイトに毒りんごを食べさせます。ストーリー通り死ぬスノーホワイト。ウイリアムは泣きながら彼女にキスします。が、生き返りません。

あれ? オマイじゃないのかい?w


こうして遺体は公爵家に運び込まれ、ドレスに着替えさせられ礼拝堂で眠るスノーホワイト。そこに「俺はまた守れなかった・・・妻も、君も・・・」と涙を浮かべて現れたのはなんと狩人! そして彼もまたスノーホワイトに口づけし去っていく・・・    

って、

お前ら本人の許可なくキスしてんじゃねぇーw

そしてよみがえるスノーホワイト!!

本命はオッサン狩人!

ウイリアム君の噛ませ具合ぱねぇwwww




よし、明日からウイリアム君のことは「善吉」と呼ぼうwww



そして甦ったとたん「国を取り戻すために私は戦う! 私と戦うものはいないかーっ!!」と叫ぶスノーホワイト。ひ弱で維持がギリギリだった反乱軍のはずがいきなり即時決起にw 



戦術がたった一人に覆されてたまるか!

スザクじゃあるまいにっ!!



とルルーシュがいたら叫んだでしょうがご都合主義のハリウッドはこれで十分なんですw


こうして城に突撃するスノーホワイト軍。

明け方に出て午後の満潮前にはついてるようなので馬ならその程度の距離か・・・確かにウイリアム君なんかもっと早く場内にいって弟君一味にまぎれたし・・・・・・

って待てコラ!w 距離いい加減w 


王妃軍は打ってでません。城があるしもともと王妃軍は異国の軍で数も少ないので当然です。

しかし我らがスノーホワイトは動じません。自分が脱出してきたルートから小人たちを送り込み城門を開けさせ突撃する、ただこれだけですwwww



マトモな軍人がいたら二秒で立ち去りそうな戦術ですw

ついでに城攻めなのに弓兵は少なく突撃しかできないというスノーホワイト軍・・・もっぱらウイリアム君が弓兵担当デスw 敵の弓兵も少ないからいいものの普通これで敗北確定ですw



しかし相手も馬鹿なので城門が開くとあっという間に制圧、銀の鎧にソードを持つスノーホワイトはセイバーをみているようですw 特に猪突猛進なトコがwww



こうして王妃と直接対決しますが魔女と化した王妃に追い込まれるスノーホワイト。ま、若いだけで実戦経験ないしね~w 当然そんなスノーホワイトわ助けようと狩人やウイリアム君他仲間が駆けつけるも王妃の魔法の不死身の兵士と魔法によって身を守るのが精一杯・・・・・・ついにトドメ、と王妃は短剣を片手にスノーホワイトの心臓を奪おうと迫りますが、なんとスノーホワイト、隠し持っていた小型ダガーで王妃の心臓を一突き・・・心臓に固執していただけあって彼女もこれでアウト、最後は祭壇の前で生気を放出し、元の老婆の姿となり息絶えるのであった。



ということでスノーホワイトは女王に戴冠し皆大喜びーーーーーー  で終わりですw


============================


原題が「スノーホワイト&ハンツマン」なのでこの二人がくっつくとこまでやるのかと思いきややりません。擬似王子の善吉・・・もといウイリアム君も放置ではすw よく考えたらウイリアム君や狩人が告白してキスしたけど全部それはスノーホワイトの意識のないときw 本人にはこれっぽっちもその気はないという冷たい話なのかもしれませんw



本編粗筋解説だけでもツッコミ満載ですが、他にも沢山ありまっせw



結局・・・狩人に頼まなくても森に迷わず追跡できた弟君たちとかw

スノーホワイトが塔に幽閉されているわりにはアウトドア系の服にドレスというファッションだったりw

妖精の聖域が100%もののけ姫ワールドだったりw

人手不足の公爵反乱軍がスノーホワイト参入後の戦争シーンで増えたり減ったりw

馬で一日の距離に自分の反対勢力が何年にもわたって存在するのに放置する王妃とかw

オッサンにみえたけど実は20代後半だった狩人・・・っていうか最後まで本名がわからないw まさかハンツマンが本名やないよなぁ・・・(汗 でも英語圏だとありえるしなぁ・・・(-。-;)




とりあえず美貌を呪いの武器化して不老と絶世の美貌もってた王妃様は確かに美人でしたw 演技も良かったしw 


しかしこれは言ってはいかんのだろうが・・・・





スノーホワイトがあんまり美人じゃない(w_-;





もっと癒し系で「奇跡の運命の少女」っぽい雰囲気かいっそキリッとした美形にしたらいいんやろうけどなんかなぁ・・・ もともとスタッフがテレビのFOX系なんやから、「LOST」のクレアの髪を真っ黒のストレートロングにしたら似合いそうかもw でもその時は狩人はソーヤやなw 他にもそういう美少女系のコはいるはずなんやが・・・このへんちと残念。


結構オファーは色んなメジャー俳優に出してたみたいやけと断られたっていう話なので・・・そう考えると何か企画としてピンと感じるものはなかったんやなかろーか? 本編も、確かに寝てしまうほどひどくはないけど、どれもどこかでみたような、ある意味分かりやすいけどある意味安易なストーリー。



ということで多分来年にはビデオレンタルのファンタジーのコーナーにひっそりとありそうな「スノーホワイト」・・・ひどい残虐シーンやHなシーンはないのでディズニーの白雪姫が好きな女の子がちょっと映画に興味持ち始めたら見せてあげたらいいのかも・・・その程度の映画ですw 35点くらいかしら・・・




次は何見ようかしら?w まだ後一本見れるのよね~