女性オートレーサー坂井宏朱さんの告別式に約400人が参列。角膜を提供していた…。
『事故死の女性レーサー坂井さん、角膜提供していた
[デイリースポーツ 1月19日 15時32分配信]
弔辞を終えて一礼する永井大介=東京・芝公園の増上寺(撮影・西岡正)
練習中の事故で15日に亡くなった女性オートレーサー、坂井宏朱(ひろみ)さん(享年27)=船橋・31期=の葬儀・告別式が19日、東京・芝公園の増上寺光摂殿でしめやかに営まれ、約400人が参列した。
師匠の永井大介の弔辞、佐藤摩弥ら同期生16人によるお別れの言葉で始まった。最後の喪主あいさつでは「宏朱は生前から臓器提供の意思表示をしていた。内臓は損傷していたが、角膜は無傷だったので提供して、昨日(18日)2人に移植した。どこかで宏朱が生き続けているのがせめてものなぐさめ」と父・克行さんが明らかにした。』
『坂井宏朱さん告別式 佐藤摩弥も涙で参列
[日刊スポーツ 1月19日 20時43分配信]
15日に千葉・船橋オートでレース終了後の走行練習中に落車、死去した坂井宏朱さん(享年27)の葬儀・告別式が19日、東京・芝公園の増上寺光摂殿で営まれた。約400人が参列した。
告別式の前に、坂井さんが受賞した11年オートレース特別賞の表彰状と盾が父・克行氏に手渡された。
もう1人の女性レーサーで同期の31期・佐藤摩弥選手(19=川口)はお別れの言葉で「宏朱ちゃんがいなかったら、途中で挫折していたかもしれません。養成所では半年間1回もけんかがなく、言葉以上にお互い行動で支え合ってきました」と涙ながらに振り返っていた。』
角膜を提供とは最後までなんて優しい‥坂井宏朱さん、どうか天国で安らかにお休み下さいませ。
あらためまして心より御冥福をお祈りさせて頂く次第です。