【日本代表】Ｗ杯メンバー23名の人選でも期待を裏切る岡田監督！予備登録に７人

『【日本代表】サプライズなし！Ｗ杯メンバー23名の人選でも期待を裏切った岡田監督

スポルティーバ[5/12 14:16]
南アフリカＷ杯に挑む日本代楓シが決まった。

メンバー発表会見が行なわれた都内ホテルの会場には、ざっと500人ほどのメディア関係者が集結していたと思われる。NHKやテレビ朝日など、４つのテレビ局が生中継の準備をし、会場の左右から後方へと30台を越えるムービーカメラが設置されていた。さらに、壇上の前には100人近くのカメラマンがレンズを構え、記者用に用意された200席以上の座席もメンバー発表の30分前には満席。席を確保できなかった100人ほどの記者が周囲にあふれ、会場を埋め尽くした。

東アジア選手権では不甲斐ない成績に終わり、４月のセルビア戦でも０－３と惨敗。試合中継のテレビ視聴率はついにひと桁に落ち込み、岡田ジャパンへの関心は薄れるばかりだった。

それでも、Ｗ杯本番のこととなれば、話は別なのだろう。日本代表への注目度の高さを改めて感じることができた。

それは、“期待”の表われでもある。この日の期待はもちろん“サプライズ”選出。テレビ関係者をはじめ、新聞、雑誌、各メディアが、その期待を抱いていた。意外な人選があるのか、もしくは当確と目されていた選手の落選があるのか、会見を前にして集まった人たちの話題はそこに集中していた。

だからこそ怪情報も流れる。「午前中、このホテルにカズがいた」。98年、岡田武史監督によって夢を砕かれたカズ、三浦知良が「代表スタッフとして発表されるのではないか」、そんな話題もまことしやかに囁(ささや)かれていた。

そして14時01分、原博実技術委員長を先頭に、岡田監督、大仁邦彌副会長が登壇。大仁副会長、原技術委員長のあいさつを終え、いよいよメンバー発表が始まる。14時06分、岡田監督が「それでは、南アフリカＷ杯を戦う23名を発表させていただきます」と語りだした。

「ゴールキーパー、楢崎、川島、川口」

一瞬、どよめきが起こる。西川周作かと思われたＧＫ３人目の枠は、負傷で長期にわたって戦列を離れていた川口能活が選出された。どよめきは、その選出への驚きとこれから起こる(起こってほしい)サプライズへの期待が少し増したことによるのだと思う。

しかし——、

「ディフェンダー、中澤、闘莉王、今野、岩政、駒野、長友、内田。ミッドフィルダー、中村俊輔、遠藤、中村憲剛、稲本、阿部、長谷部、本田、松井。フォワード、岡崎、玉田、大久保、森本、矢野、以上の23名です」

岡田監督は何ら抑揚もつけずに、淡々とメンバーを読み上げた。フルネームでもなく、苗字だけを読み上げるのにかかった時間はおよそ１分。テレビ局４社が生中継し、新聞社は号外まで用意している状況で、エンターテインメント性もなければ、サプライズもなし。岡田ジャパンのつまらないサッカーを、メンバー発表という場でも味合わされた感じだった。

考えてみれば、見る側の期待はずっと裏切られ続けてきた。初めて本田圭佑や森本貴幸、平山相太らスタメンでの起用を期待しながら、岡田監督はそれに応えてこなかった。

Ｗ杯出場を決定した後、新たにどんな選手を試してくれるのだろうか、という期待にも同様の対応だった。いろんなメンバーを試す絶好の機会だった東アジア選手権での選手起用もしかりである。

岡田監督はそういう指揮官なのだ。

それで結果や内容が良ければまだいいが、結果も内容も悪いうえ、未来への希望などとても抱けないようなサッカーを見せ続けてきた。だから、日本代表への関心は薄れ、岡田監督の更迭論が世間を騒がせた。メンバー発表で“サプライズ”を起こせるような人であったならば、そんな騒動も起こらなかったに違いない。

結局、つまらないサッカーしか見せられない監督が、何の変哲もない人選をした。チームを作る上で「力のある選手を上から23名選んだというわけではありません」という選択に文句はない。だが、ならばなぜ、スペシャリストを選ばなかったのか。

ドリブル突破から決定機を演出できる石川直宏や前線で起点を作れる前田遼一、展開力があって局面を変えられる小笠原満男など、低迷を続けるチームに新風を巻き起こせる選手をなぜ選べなかったのか。チームのまとめ役という意味では、ＧＫの川口より、フィールドプレイヤーの小野伸二を選んでも良かったのではないか。“サプライズ”というより、会見場に集まった人々の“期待”はまさにそうしたスペシャリストの選出だった。

思い切った人選ができない監督では、とても世界で勝てるとは思えない。これでは、期待など抱けないし、関心さえ湧かない。

Sportiva●文 text by Sportiva』


『Ｗ杯メンバー予備登録に小笠原、石川、前田ら７人＝サッカー日本代表

スポーツナビ[5/12 17:02]
日本サッカー協会は12日、ワールドカップ(Ｗ杯)・南アフリカ大会に臨む日本代表の予備登録メンバー７人を発表した。

メンバーには小笠原満男(鹿島)、石川直宏(ＦＣ東京)、前田遼一(磐田)らが選出された。一方、代表入りが期待された小野伸二(清水)、平山相太(ＦＣ東京)、佐藤寿人(広島)らは予備登録からも外れることとなった。

日本代表メンバーは21日に集合し、24日の韓国戦(埼玉スタジアム)に臨む。その後、スイス合宿に出発し、30日にイングランド戦(グラーツ／オーストリア)、6月4日にコートジボワール戦(シオン／スイス)を行った後に南アフリカ入り。14日にＷ杯本大会の初戦となるカメルーン戦に臨む。

日本代表の予備登録メンバーに選出された７人は以下の通り。

ＤＦ:
徳永悠平(ＦＣ東京)
槙野智章(サンフレッチェ広島)

ＭＦ:
小笠原満男(鹿島アントラーズ)
石川直宏(ＦＣ東京)
香川真司(セレッソ大阪)

ＦＷ:
前田遼一(ジュビロ磐田)
田中達也(浦和レッズ)』


まったくどっちが予備登録なのやら…。
個人的には小笠原満男を選ぶなら、小野伸二にして欲しかったなぁ～…。
どちらにせよこの予備!?だかの５～６名を、キチンと選択し直すのがあなたの仕事です!!
なるべく早くに怪我や何らかの理由を付けて、早急に入れ替えする事をお薦め致します!! (>_<)