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今回は、矢でさされて能力を身につけて猫草としてよみがえった、元ねこのタマのスタンド「ストレイ・キャット」の元ネタを紹介しよう。
元ネタは、1980年代前半に活躍したネオ・ロカビリーの3ピース・バンドのストレイ・キャッツ(Stray Cats)だ。
1979年にアメリカのロングアイランドで結成した彼らは、なぜかパンク・ロックの波がおさまったイギリスのロンドンに拠点を移し、その年にシングル「涙のラナウェイ・ボーイ(Runaway Boys)」でデビューを飾り、全英チャートで9位という好スタートをきる。
1981年に、数々のアーティストを手がけたデイヴ・エドモンズをプロデューサーに迎えたデビュー・アルバム『涙のラナウェイ・ボーイ(STRAY CATS)』を発表し、全英6位を記録し、先行シングルのほかに「ロック・タウンは恋の街(Rock This Town)」を9位、「気取りやキャット(Stray Cat Strut)」を11位とそれぞれ全英チャートに送り込むヒットになる。
同じ81年にイギリスでのセカンド・アルバム『ごーいんDOWN TOWN』、82年にはアメリカでのデビュー・アルバムにして編集盤の『ビルト・フォー・スピード』、83年に『セクシー&セヴンティーン』、86年には契約上の問題で発売することになったカバー曲中心のアルバム『ロック・セラピー』を発表するが、バンド自体は85年に解散を表明している。
その後88年に再結成するが、92年に再び活動を停止し、その後ヴォーカル兼ギターのブライアン・セッツァーは、ブライアン・セッツァー・オーケストラ名義で多くの名作を発表している。
荒削りながら、その確かなテクニックに裏打ちされた彼らのネオ・ロカビリー・サウンドは、のちに多くのフォロワーを生み出すことに。
今回はそんな彼らのデビューにして代表作の『涙のラナウェイ・ボーイ』から、特にお気に入りの3曲とデビュー曲を挙げておこう。
まず1曲目は、あの何とも言えない哀愁のメロディがたまらない「ユバンギ・ストンプ(Ubangi Stomp)」、そしてこれぞネオ・ロカビリーというノリノリの2曲、デビュー曲の「涙のラナウェイ・ボーイ」。
ただ、一時期ガレージ・ロックにハマっていた時にあまりにも聴き込みすぎて、冷静にどの曲がいいと判断するのは正直難しい。
それぐらい粒ぞろいの作品で、名盤としての資質を十分に持っていると思う。
「ユバンギ・ストンプ」はここで聴いてみよう。
「悩殺ストッキング」はここで聴いてみよう。
「ジニー・ジニー・ジニー」はここで聴いてみよう。
「涙のラナウェイ・ボーイ」はここで聴いてみよう。
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