今回の沖縄旅行の最終日も、おなじみのバスツアーに参加した。


 今回は沖縄バスの定期観光Aコース。那覇バスターミナルから少し歩いた所を9:30に出発。4,800円。参加者は18名。ガイドさんは残念ながら(?)おばさんだった。


 まずは旧海軍司令部壕へ。


・石碑

NY 岡山県人 1976 テレビやマンガ

壕内へ。
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 自決した部屋。

 最後は幹部数人。ピストルだか手榴弾だかの痕が残る。


 太田実海軍少将の最後の言葉が胸に迫る。

 「沖縄県民かく戦えり。県民に対し後生特別のご高配を賜らんことを」


 今はどうだ?基地がたくさん沖縄にあり、不便を強いている。普天間などアメリカでは建てられないほどの危険な条件で沖縄には無理矢理建てられて存続しているのだ。



 次に行ったのはひめゆりの塔。

 今回は祈念館にも訪れた。30分だけで、まだまだ見足りなかった。

 特に生存者の方の体験が語られていることに感動した。

 多くの優秀な乙女たちがくだらない戦争の犠牲者となったのだ。




 近くの優美堂で昼食。



 次に平和祈念堂。

 2年前は資料館だが今回は祈念堂で、初訪問である。

 資料館から少し離れた所に建っている。訪問者は断然少なかった。


・平和祈念堂
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佐藤忠良氏の像があります・・・



・平和の鐘?
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・反対側に見える碑
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・祈念堂内部の像
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 ここの地下には世界各国から平和の祈りを込めた石が集められていて、保管されていた。中国からもあった。普通の石もあればアンモナイトみたいなものもあった。

 日本では全都道府県のものがそれぞれあった。

 この像の台座には千羽鶴などが置かれていた。

 中には、地元岡山の瀬戸中学校の平和学習に対する感想文が置かれていた。

 他に、絵画があり一応美術館ということにもなっている。

 この祈念堂の理念に参堂した国内の画家が描いたもので、とてもいいものだった。



 最後に行ったのはおきなわワールド。


・玉泉洞
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 下から撮ってみた。

 ジョジョ第3部で、時を止められた世界でDIOの投げたナイフに囲まれた条太郎の気持ちを味わいたかったのだが・・・



 こうして今回の沖縄旅行は幕を閉じた。

 毎回思う。戦争の悲惨さと今の平和の対比が強烈。今が本当に幸せな世の中なのだということなど。